現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 新型キャデラック・エスカレードIQ 大迫力の電動SUV登場 電池もスクリーンもすべて巨大

ここから本文です

新型キャデラック・エスカレードIQ 大迫力の電動SUV登場 電池もスクリーンもすべて巨大

掲載 2
新型キャデラック・エスカレードIQ 大迫力の電動SUV登場 電池もスクリーンもすべて巨大

全長5.7m すべてがビッグな次世代EV

キャデラックは、新型EVのエスカレードIQを公開した。ハマーよりも大きい電動SUVだが、ほとんどのスポーツカーより高い加速力と、700km以上の航続距離を誇るフラッグシップモデルである。

【画像】キャデラックが示す次世代の最高級SUV【キャデラック・エスカレードIQを写真で見る】 全21枚

新型エスカレードIQは、容量200kWh という巨大なバッテリーパックを搭載する。これは、BMW i7、メルセデス・ベンツEQS、ロールス・ロイス・スペクターなどの高級EVセダンのほぼ2倍にあたるサイズだ。

1回の充電での航続距離は450マイル(724km)と謳われており、エネルギー効率は1kWhあたり2.25マイル(3.62km)と決して高いものではない。環境に配慮しているというよりは、むしろラグジュアリー性や居住性、存在感を重視したEVと言える。

800Vの電気アーキテクチャを採用し、急速充電器(充電速度は未公開)で10分あたり最大160kmの航続距離を充電できるとされている。また、V2H(ビークル・ツー・ホーム)により外部給電も可能だが、この機能は2025年予定のソフトウェア・アップデートまで有効化されることはない。

ゼネラルモーターズは、エスカレードIQのバッテリー重量、あるいは車両全体の重量をまだ明らかにしていないが、EPA(米国環境保護庁)に提出されたテストデータによると、ハマーの212.7kWh(使用可能容量)バッテリーの重量は1326kgであった。

全長5.7m、全幅2.4mと巨体にもかかわらず、最小旋回直径は12mと極端なものではない。

広々とした室内 55インチ・スクリーン搭載

ドライブモードの1つ、「ベロシティ・マックス」モードを作動させると、2基の電気モーター(前後アクスルに1基ずつ)から最高出力760psと最大トルク108kg-mを発生する。キャデラックによれば、エスカレードIQの0-97km/h加速は5.0秒未満になるという。

アダプティブ・エアサスペンションを装備し、車高を最大25mm上げたり、反対に50mm下げたりすることができる。「ロー・ライド」モードでは、低速時にもサスペンションを完全に下げた状態で走行できるという。

インテリアでは、55インチのインフォテインメント・スクリーンがダッシュボードに鎮座し、センターコンソールのダイヤル式コントローラーで各機能を操作する。

標準では7人乗りだが、オプションの「エグゼクティブ」レイアウトを選ぶと、2列目シートが3人掛けベンチからキャプテンシートに変更される。また、フロントシートバックには12.6インチのスクリーンが追加され、エンターテイメントや仕事に利用できる。

一方、3列目シートは電動式で、手動で折りたたむ必要がない。

エスカレードIQには、ゼネラルモーターズの先進運転支援システム「スーパークルーズ」が3年間のサブスクリプションとして標準装備され、北米の対象道路でのハンズフリー運転が可能となる。

米国価格は13万ドル(約1870万円)からで、最高出力691psのV8エンジンを搭載したエスカレードVを下回る。

こんな記事も読まれています

旭化成、自動車業界に「SustainaStyle」提案へ…人とくるまのテクノロジー展 2024
旭化成、自動車業界に「SustainaStyle」提案へ…人とくるまのテクノロジー展 2024
レスポンス
いまタイで高級ミニバン戦争が激化! 鉄壁のアルファード&レクサスLMに挑む中国勢たち
いまタイで高級ミニバン戦争が激化! 鉄壁のアルファード&レクサスLMに挑む中国勢たち
WEB CARTOP
ホンダ「レブル250」がユーザーフレンドリーなアドベンチャーモデルに変身! コンプリートカスタム「VESGRIDE-hygge」受注開始
ホンダ「レブル250」がユーザーフレンドリーなアドベンチャーモデルに変身! コンプリートカスタム「VESGRIDE-hygge」受注開始
バイクのニュース
[カーオーディオ 逸品探究]18年の歴史に幕、「アークオーディオ」の定番上級アンプ『SE』の魅力を振り返る!
[カーオーディオ 逸品探究]18年の歴史に幕、「アークオーディオ」の定番上級アンプ『SE』の魅力を振り返る!
レスポンス
アルファードとの628万円の価格差はどこにある? レクサスLM開発者に6座仕様「バージョン L」の「推しポイント」を聞いてみた!
アルファードとの628万円の価格差はどこにある? レクサスLM開発者に6座仕様「バージョン L」の「推しポイント」を聞いてみた!
ベストカーWeb
便利すぎるだろマジで!! [ランドクルーザー]にも採用切望!! フォードに超絶羨ましい機能があった
便利すぎるだろマジで!! [ランドクルーザー]にも採用切望!! フォードに超絶羨ましい機能があった
ベストカーWeb
2代目メルセデス・ベンツCLSは、強く逞しく、大胆に変身していた【10年ひと昔の新車】
2代目メルセデス・ベンツCLSは、強く逞しく、大胆に変身していた【10年ひと昔の新車】
Webモーターマガジン
竹岡圭 K&コンパクトカー【ヒットの真相】日産キックス「e-POWER+4WD+プロパイロットで安全快適ドライブ」(2024年6月号掲載)
竹岡圭 K&コンパクトカー【ヒットの真相】日産キックス「e-POWER+4WD+プロパイロットで安全快適ドライブ」(2024年6月号掲載)
カー・アンド・ドライバー
全長4mの“小さな高級車” アウディ「A1スポーツバック」に限定車登場! オンライン販売限定で150台
全長4mの“小さな高級車” アウディ「A1スポーツバック」に限定車登場! オンライン販売限定で150台
VAGUE
ランドローバーがディーゼルのみの4グレード展開となった「DISCOVERY」2025年モデルの受注開始
ランドローバーがディーゼルのみの4グレード展開となった「DISCOVERY」2025年モデルの受注開始
@DIME
トヨタのサルーンらしい乗り味はかなり上質……イケメンな新型[カムリ]に試乗してわかった「日本導入すべきワケ」 
トヨタのサルーンらしい乗り味はかなり上質……イケメンな新型[カムリ]に試乗してわかった「日本導入すべきワケ」 
ベストカーWeb
カワサキ「Ninja 400」【1分で読める 国内メーカーのバイク紹介 2024年現行モデル】
カワサキ「Ninja 400」【1分で読める 国内メーカーのバイク紹介 2024年現行モデル】
webオートバイ
可憐な[カレン]を知っているか! ST200系セリカの兄弟車は端正なフロントマスクのノッチバッククーペだった!!
可憐な[カレン]を知っているか! ST200系セリカの兄弟車は端正なフロントマスクのノッチバッククーペだった!!
ベストカーWeb
しっかり機能でもシンプルで使いやすい! トヨタ ハイエースがベースのキャンパー
しっかり機能でもシンプルで使いやすい! トヨタ ハイエースがベースのキャンパー
月刊自家用車WEB
さすがにやりすぎ? バイデン政権が「中国製EV」に100%関税を課す理由
さすがにやりすぎ? バイデン政権が「中国製EV」に100%関税を課す理由
Merkmal
WR-V買う人&買った人必見! ホンダ新型WR-Vの人気アクセサリーランキングが判明したぜ!
WR-V買う人&買った人必見! ホンダ新型WR-Vの人気アクセサリーランキングが判明したぜ!
ベストカーWeb
プロドライバーも手に負えない暴れ馬!? 1992年式の[70スープラ]は現代車にも負けないデキ
プロドライバーも手に負えない暴れ馬!? 1992年式の[70スープラ]は現代車にも負けないデキ
ベストカーWeb
マツダ「MX-30 ロータリーEV」出展 人とくるまのテクノロジー展2024
マツダ「MX-30 ロータリーEV」出展 人とくるまのテクノロジー展2024
グーネット

みんなのコメント

2件
  • 去年1月のCESで発表したことをちゃんとやっている。
    口だけの会社とは違うね。
  • MAKE AMERICA GREAT AGAIN.I WILL BE BACK AGAIN.


※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1640.01800.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

39.01660.0万円

中古車を検索
エスカレードの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1640.01800.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

39.01660.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村