時代は大きく動いた。それに呼応するかのごとく、今後のクルマの流れを変える新種のモデルが登場している。
→NO 1 Ferrari Roma 編
29歳、フェラーリを買う──Vol.90 UVERworld・真太郎さんとの出会い(後編)
NO 3 新時代のゲームチェンジャー其の三ひとつの完成形「Porsche Taycan Turbo」
まったく別物!10年先のような走り心地
なんだこの加速は!? 前方のブラックホールに吸い込まれるのと同時に、後ろから巨人に蹴飛ばされる感覚は、われわれが知っているクルマの加速じゃない。
試乗したタイカン・ターボは最高出力680psの高性能版だけど、もちろんBEVにターボはつかない。ポルシェは、高性能の記号としてターボを用いているのだ。このクルマに乗っていると、「BEVはエコカー」という常識が音を立てて崩れる。ポルシェが考えるBEVは、電光石火のレスポンスで空間を切り裂く、究極のスポーツカーなのだ。
タイカン・ターボはまた、「BEVは静か」という常識をも覆す。ポルシェ・エレクトリック・スポーツサウンドをオンにすれば、アクセルペダルの踏み加減に応じて電子音が響く。これはギミックではなく、ドライビングにおいては音が大事な情報となっているという、ポルシェの研究結果によるものだ。「曲がる」と「止まる」も思いのまま。じぶんとクルマの境目が曖昧になり、マシンと一体化したように感じるポルシェ独特の感覚がタイカンでも味わえる。
そういえば、1900年にフェルディナント・ポルシェ博士がウィーンの帝室馬車工房ヤーコプ・ローナー社で最初に設計したのはBEVで、その理由はモーターの方が効率的だからだったという。バッテリーの性能が博士の理想に追いついた現代のBEVこそ、ポルシェの完成型なのかもしれない。
Porsche Taycan Turboサイズ的にはポルシェの旗艦サルーン、パナメーラよりほんのわずかにコンパクト。通常のEVが400Vの電圧システムを用いるのに対し、タイカンは世界初の800Vで、ポルシェがいかに性能を重視しているかがわかる。
SPEC
全長×全幅×全高:4963×1966×1381mm
車両重量:2305kg モーター最高出力:680ps
最大トルク:850Nm 乗車定員:4名
価格:¥20,231,000~
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Photos 島津 明 Akira Shimazu@W
Words サトータケシ Takeshi Sato
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