もくじ
ー 「Y」トリム戦略 グローバル展開を強調
ー 外観、若年層にアプローチ L字型ライトは健在
ー 内装 ダイナミックと快適性の両立めざす
ー 2.0ℓ直4ターボ、237ps 9速ATと4WD
ー キャデラックXT4のスペック
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「Y」トリム戦略 グローバル展開を強調
キャデラックは本日、マンハッタンのキャデラックハウスで、次世代のラグジュアリーカー購買層に向けて、新型コンパクトSUV「キャデラックXT4」を発表した(日本導入時期は未定)。
キャデラックのヨハン・ダ・ネイシン社長は、「新登場の『キャデラックXT4』を投入することにより、当社は成功を収めてきたSUVラインアップの拡充を図ると共に、これまでに踏み出したことのないセグメントに参入します」と述べる。
「この『XT4』はキャデラックの拡大戦略と製品価値をより高めていくためのスタートとなる1台であり、これを皮切りに、2021年まで半年ごとにニューモデルの情報を発信していく予定です」とも。
「XT4」には、グローバルに展開する新たな「Y」トリム戦略も初めて採用されている。「プレミアムラグジュアリー」モデルと「スポーツ」モデルには、装備をさらに充実させ、それぞれのモデルに合わせて用意されたコンテンツとスタイリングによって、顧客の多様な嗜好に対応する。
この新しいトリム戦略は、2019年からフラッグシップセダンの新型「CT6」より展開する予定だ。
内外装を見ていこう。
外観、若年層にアプローチ L字型ライトは健在
「XT4」のデザインは、ターゲットとなる顧客層と同世代である若手デザイナーチームが指揮を執った。デザイナーチームの基本ビジョンに限りなく近いエクステリアとインテリアの実現をめざした。
エクステリア・デザイン担当マネージャー、テレーズ・ピナッツォは、「『XT4』は、堂々として落ち着きに満ちた絶大な存在感を放っています。キャデラックのDNAを感じさせつつ、ターゲット層である若者に訴えかける迫力を備えています」と、述べる。
すべてのモデルのフロントとリアのライトに、最先端のLEDテクノロジーを採用。フロントには、ロービームとハイビーム、デイタイムランニングライト用のLED式ライトブレードを装備。
キャデラック独特の縦型のL字型ライトが水平方向に伸びて、「XT4」のワイドなボディと存在感溢れるルックスを強調する。
内装 ダイナミックと快適性の両立めざす
新型「XT4」のキャビンは、エクステリア・デザインを反映し、大胆さと力強さが伝わる若々しくスポーティな仕上がりになっているとキャデラックはいう。
インテリア・デザイン担当マネージャー、フィリップ・クセラは、「わたしたちは『XT4』のインテリアを開発するにあたってキャデラックの本質を追求しました。かつてないほどシンプルかつ大胆でスポーティなニュアンスをもつSUVを生み出すことができたのです」と、述べる。
レッグルームは1004mm。ラゲッジスペースの容積も、シートを倒すと1385ℓまで拡大する。
「XT4」の車両構造の開発にも携わったキャデラックのエクステリア・デザイン担当ディレクター、ジム・フレミングは、「『XT4』のエクステリアは、リアの同乗者にとっての快適性や機能性を損なうことなく、総体的にダイナミックでスポーティなエクステリアを実現することを念頭に置いて開発されました」と述べる。
パワートレインやサスペンションを見ていこう。
2.0ℓ直4ターボ、237ps 9速ATと4WD
リッター当たり100psを超える直列4気筒2.0ℓターボ・エンジンは、業界初となるトライパワーシステムを採用している。
このシステムは、大小2通りのバルブリフトとアクティブ・フューエル・マネージメント(気筒休止)を含んだ3つの作動モードで、パフォーマンスと効率性を最適化するように設計されている。
エンジンには、
・直噴システム
・アクティブ・サーマル・マネジメント
・オートスタート/ストップ機能
・ツイン・スクロール・ターボチャージャー
が採用されている。
最高出力は237ps、最大トルクは35.7kg-mを発生。
9速オートマティック・トランスミッションが組み合わされており、高速走行時に10.6km/ℓ(キャデラック推定)の燃費性能達成に貢献している。
フロントはストラット・サスペンションとリアの5リンク・インディペンデント・サスペンション。標準装備のドライバーモードセレクターで、走行モードや路面状況に応じて、車両特性を選択することが可能。
ドライバーは、ツインクラッチ方式のAWDシステムを利用し、必要に応じて後輪への駆動力の伝達を完全に遮断できるため、パワートレインのフリクションを低減することが可能。
「XT4 スポーツ」のアクティブ・スポーツ・サスペンションにはCDC(コンティニュアス・ダンピング・コントロール)が備わっており、電子センサーでリアルタイムに路面状態をモニターして2ミリ秒ごとに減衰力を調節することで、ドライビング・ダイナミクスと制御性を向上させる。
「XT4」は、従来の真空倍力式ブレーキングシステムに代わって、電動油圧式ブレーキ機能を採用した初めてのキャデラックモデルでもある。
これにより、燃費性能が向上するだけでなく、エンジンルーム内の占有スペースを抑えることもできる。
キャデラックXT4のスペック
■全長×全幅×全高 4599×1881×1627mm
■乾燥重量 1660kg
■パワートレイン 直列4気筒2.0ℓターボ
■使用燃料 ガソリン
■最高出力 237ps/5000rpm
■最大トルク 35.7kg-m/1500-4000rpm
■ギアボックス 9速オートマティック
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