この記事をまとめると
■ホンダN360は600ccのエンジンを搭載して海外に輸出され「N600」として販売された
いまの軽自動車が霞むほどの個性の塊! 1960年代の軽自動車がヤバイくらい面白い
■左ハンドル・大型オーバーライダー・大きなサイドマーカーなどを備えていた
■日本でも「N600E」が販売されたもののわずか半年で姿を消した
海外仕様の「N」は600ccのエンジンを搭載
1967年に登場したホンダN360は、「乗りもの」の頭文字であるNが由来とされたモデルで、それまで商用モデルやスポーティなSシリーズのみをラインアップしていたホンダが初めてリリースした量産型軽乗用車であり、現在のホンダのラインアップを担う「Nシリーズ」の元祖としても知られている。
そんなN360は、当時の軽自動車の規格に合致した360ccのエンジンを搭載しており、オートバイで培った技術を転用した4ストロークエンジンはライバル車よりも高出力な31馬力を発生していた。にもかかわらず、中間マージンを抑えてライバルよりも安価な30万円前半(当時のライバル車は40万円前後だった)という価格だったこともあり、一躍人気車種となったのである。
そんなN360は、すでに海外へ輸出されていたSシリーズと同じく海外向けの仕様が作られることとなる。当然ながら海外では軽自動車規格は存在しないため、360ccではなく600cc(正確には598cc)のエンジンが搭載され、車名もN360からN600へと変更された。
このエンジンも360ccのエンジンと同じくオートバイの技術を使った4ストローク仕様で、40馬力を超えるパワーと9000回転を許容する回転数によって130km/hというトップスピードを実現。
基本的なボディは日本仕様のN360と同一だったが、当然ながら左ハンドルとなっていたほか、大型のオーバーライダーを備えたバンパーや大きなサイドマーカー、ウインカーなどの灯火類が備わっており、日本仕様とは異なる雰囲気を醸し出していた。
このN600は圧倒的に小さなボディでありながら高いパフォーマンスをもつモデルとして海外で人気を集めたことで、1968年6月からは日本でも同様のエンジンを搭載した「N600E」として販売を開始する。
しかし、日本では軽自動車枠を超えて普通車扱いとなることでその優位性は失われてしまい、人気は低迷。結局、わずか半年ほどの販売期間で早々に姿を消すこととなってしまったのだった。
ちなみにこの600ccのエンジンを搭載したホンダZ(初代)も輸出されており、こちらは仕向地によって「ホンダ600クーペ」や「ホンダZ600」などの名前が付けられていた。
しかし、N600Eのように日本で販売されることはなかった。
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みんなのコメント
ある時にパトカーに止められました。
軽に普通車のナンバーを付けて走ってる車がいると、通報があったと。
珍しかったですね、スバル450とかキャロル600とか。
走りは爽快でしたが、ブレーキが甘々で
怖かったです。此れはどう調整してもらっても直らなかった。
ノーウインカーの右に膨らんだ左折車をパスしようとして右フロント損傷。
しかし、Nコロは丈夫でしたね、大したダメージも無く。
次第に純正部品も底をついて、手放してしまいましたが。
青春の1ページですね。