現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 【新型クラウンvs輸入車】クラウンクロスオーバーのライバルとなる輸入中古車をチェック!

ここから本文です

【新型クラウンvs輸入車】クラウンクロスオーバーのライバルとなる輸入中古車をチェック!

掲載 77
【新型クラウンvs輸入車】クラウンクロスオーバーのライバルとなる輸入中古車をチェック!

中古車購入ガイド [2022.08.26 UP]


【新型クラウンvs輸入車】クラウンクロスオーバーのライバルとなる輸入中古車をチェック!
文●大音安弘 写真●トヨタ、メルセデス・ベンツ、BMW、ポルシェ

新型クラウン展示イベント 福岡・大阪・札幌の3都市で開催 トヨタ

 今夏に発表された新型クラウンが大きな話題となっている。1955年に誕生し、現行型で15代目を数える日本車の中でも最も長い歴史を持つ同車は、これまでセダンなどの4ドアモデルを基本としてきた。


今度のクラウンはSUVタイプが存在

新型クラウン ラインナップ
 新型でもセダンが継続されることは発表されたが、新型の主力はSUVにシフト。さらに従来までの日本を中心としたモデルから、世界戦略車へとポジションも変更されている。これは今後も世界的なSUVブームは続き、必ずしも高級車が4ドアモデルである必要がないという読みなのだろう。その新生クラウンの第一弾を飾るのは、クラウンクロスオーバーだ。意外にも、これまでのクラウンの支持層である年齢が高い人たちも、好意的な声が聞かれるという。それは国産車でありそうでなかったクーペSUVであることが大きいのだろう。世界的には、スタンダードSUVと共に、ファストバックスタイルのクーペSUVが設定されることが多いが、国産車ではルーフラインをクーペライクにしたものは存在するが、純然たるクーペSUVは皆無。パーソナル性の強いクーペと機能的なSUVの両立が、長年クルマを愛してきた人たちに、新時代の高級パーソナルカーとして捉えられているのかもしれない。それでは、新型クラウンクロスオーバーと競合するクルマはどんなクルマがあるのだろうか。そこで400万円台~600万円台までとなる同車の価格帯で狙える輸入中古クーペSUVをピックアップした。


扱いやすさとスタイリッシュさを両立したメルセデスのGLCクーペ
〇メルセデス・ベンツGLCクーペ(2017年~現在)

メルセデス・ベンツのDセグメントSUV「GLC」と基本を共有するクーペSUVで、SUVラインアップの中では、セダンのCクラスに相当する役目を担う。日本には、2017年2月より導入された。全長4740mm×全幅1890mm×全高1605mm(※最新仕様のもの)と、全幅こそ披露目だが、全長はクラウンクロスオーバーよりもコンパクトなので、日本でも扱いやすいサイズのメルセデスSUVといえる。後輪駆動車を基本とし、4WDもあり。ガソリン車に加え、ロングドライブやアウトドアシーンに最適なクリーンディーゼル車も用意する。メルセデスの上級車のエントリークラスなので、質感や装備の満足度も高い。何よりも現行型であることも嬉しいところ。スタンダードSUVの「GLC」と比べると流通量は少なく、価格も高めだが、コミコミ400万円以内で狙えるものも……。初期型ならば400万円台が中心。600万円台ならば、比較的年式が新しく走行距離が少ない認定中古車も見つけることが出来る。





スポーティなSUVといえばBMW Xシリーズ
〇BMW X4(2018年~現在)

 スポーティなSUVの代名詞といえば、やはりBMWだ。2008年に発売したクーペSUV「X6(初代)」を皮切りに、積極的にクーペSUVを展開してきた。そんなBMWクーペSUVの次男坊がDセグメントに属する「X4」だ。2代目となる現行型は、2018年9月より日本導入を開始。後輪駆動車がベースだが、日本仕様は全て4WDとなる。当初は、ガソリン車のみだったが、2020年6月よりクリーンディーゼル車が追加されている。全長4765mm×全幅1920mm×全高1620mm(※最新仕様のもの)のボディサイズを持つ。中古車は500万円台からとなるが、認定中古車も見つけることが可能。Mパフォーマンスモデルである「M40i」が500万円台から狙えるのも嬉しいところ。基本構造は、スタンダードSUV「X3」と共通なので、装備面や機能性も十分。流通台数は少なめだが、高級車に走りの刺激を求めるならば、検討の価値有りだ。





憧れのポルシェも中古車ならターゲットに
〇ポルシェ マカン(2014年~現在)
 ポルシェにもクーペSUV「カイエンクーペ」が存在するが、こちらは予算オーバー。しかし、スペシャルティなクロスオーバーが気になる人には、ポルシェは気になる存在であるはずだ。そこでカイエンよりも小ぶりだが、アクティブ色の強い「マカン」を番外編として紹介したい。ボディサイズは、全長4726mm×全幅2097mm×全高1621mm(※最新仕様のもの)であり、前期型はやや小ぶりとなるが、いずれもGLCクーペやX4と同等の大きさだ。日本では、2014年1月より予約受付を開始し、同年11月に正式発表された。2018年12月には、フェイスリフトを実施している。登場より8年を迎え、ポルシェとしては現実的な価格を提示していたこともあり、流通台数も少なくない。初期モデルは300万円台から見つかり、コミコミ400万円以内も夢ではない。初期に近い年式とはなるが、500万円台でも、比較的低走行のものが見られるのも魅力的。エントリーの2.0L直4ターボだけでなく、大排気量のV6ターボモデルも狙える。クラウンクロスオーバーの上位価格となる600万円前後の車両価格ならば、2018年登録車まで見つけることもできる。





まとめ
 充実したラインアップを誇るトヨタSUVの中でも新ジャンルに挑むクラウンクロスオーバー。クーペSUVが充実する輸入車でも、価格を含めると直接対決するクルマは少ない。新型クラウンクロスオーバーか、それとも同予算で狙える中古の欧州スポーティSUVを選ぶか、新型クラウンの発売前となる今は、結論が出しにくいかもしれない。ただクラウンのライバルに欧州スポーティSUVが思い浮かぶのは非常に楽しいこと。まずは、その検討から楽しんで欲しい。

こんな記事も読まれています

乗るなら目立つブラックキャブ! 石油王が好んだ特注オースチン・タクシー(1) ベースは定番のFX4
乗るなら目立つブラックキャブ! 石油王が好んだ特注オースチン・タクシー(1) ベースは定番のFX4
AUTOCAR JAPAN
ペニンシュラ・ホテルが現オーナー 石油王が好んだ特注オースチン・タクシー(2) 日産リーフの部品でEV化
ペニンシュラ・ホテルが現オーナー 石油王が好んだ特注オースチン・タクシー(2) 日産リーフの部品でEV化
AUTOCAR JAPAN
「え、パンタグラフついてる!?」超巨大“フル電動ダンプトラック” 鉱山で世界初実験 日立建機
「え、パンタグラフついてる!?」超巨大“フル電動ダンプトラック” 鉱山で世界初実験 日立建機
乗りものニュース
全長4.3m! BMW新型「小さな高級車」世界初公開で反響多数!? 「デザイン好き」「丁度いいね」の声!300馬力&4WDの“超スポーティ仕様”も!?「1シリーズ」独に登場
全長4.3m! BMW新型「小さな高級車」世界初公開で反響多数!? 「デザイン好き」「丁度いいね」の声!300馬力&4WDの“超スポーティ仕様”も!?「1シリーズ」独に登場
くるまのニュース
「いのち短し恋せよ乙女」「闇街道地獄花」「人妻殺し」って漢感がシブすぎる! デコトラの「名文句」にはオーナーの人生観が溢れていた
「いのち短し恋せよ乙女」「闇街道地獄花」「人妻殺し」って漢感がシブすぎる! デコトラの「名文句」にはオーナーの人生観が溢れていた
WEB CARTOP
愛車の履歴書──Vol42. 石野真子さん(前編)
愛車の履歴書──Vol42. 石野真子さん(前編)
GQ JAPAN
セレンス 車両用AI「セレンスChat Pro」をフォルクスワーゲンのIDAに組込み導入
セレンス 車両用AI「セレンスChat Pro」をフォルクスワーゲンのIDAに組込み導入
Auto Prove
俳優・駒木根葵汰の「今、気になるバイクに乗りたい!」──Vol.1 ホンダ・ダックス125
俳優・駒木根葵汰の「今、気になるバイクに乗りたい!」──Vol.1 ホンダ・ダックス125
GQ JAPAN
「居住者のための道」「スクールゾーン」に「選挙カー」が走っているのですが… 許されるのですか? 批判あるもいまだ横行
「居住者のための道」「スクールゾーン」に「選挙カー」が走っているのですが… 許されるのですか? 批判あるもいまだ横行
乗りものニュース
14年ぶり全面刷新! レクサス「新型“カクカクSUV”」登場! V6ツインターボ×「上質オシャレ内装」がカッコイイ! 国内初投入「新型GX」に大反響
14年ぶり全面刷新! レクサス「新型“カクカクSUV”」登場! V6ツインターボ×「上質オシャレ内装」がカッコイイ! 国内初投入「新型GX」に大反響
くるまのニュース
【2024年版】レクサス RX VS トヨタ RAV4を徹底比較
【2024年版】レクサス RX VS トヨタ RAV4を徹底比較
グーネット
スズキ 新型グローバルSUV「フロンクス」 2024年秋、日本上陸へ!先行情報HPで公開
スズキ 新型グローバルSUV「フロンクス」 2024年秋、日本上陸へ!先行情報HPで公開
グーネット
トヨタ「クラウン」vs ホンダ「アコード」日本のフラッグシップセダンはどこを目指すのか?
トヨタ「クラウン」vs ホンダ「アコード」日本のフラッグシップセダンはどこを目指すのか?
@DIME
[カーオーディオ 逸品探究]実力スピーカーブランド「モレル」の革新機『ヴィルタス ナノ カーボン』の魅力を解析!
[カーオーディオ 逸品探究]実力スピーカーブランド「モレル」の革新機『ヴィルタス ナノ カーボン』の魅力を解析!
レスポンス
竹岡圭さん率いる圭rallyproject、XCRスプリントカップ北海道に参戦!三菱自動車やトーヨータイヤ等がサポート
竹岡圭さん率いる圭rallyproject、XCRスプリントカップ北海道に参戦!三菱自動車やトーヨータイヤ等がサポート
LE VOLANT CARSMEET WEB
【F1分析】角田裕毅の”第1スティント引っ張る作戦”は失敗だった? タイヤ交換のタイミング遅らせたメリットを活かせず
【F1分析】角田裕毅の”第1スティント引っ張る作戦”は失敗だった? タイヤ交換のタイミング遅らせたメリットを活かせず
motorsport.com 日本版
内紛とライバルの追い上げに揺れるレッドブルF1。ヘルムート・マルコが「レースへの完全集中」を求める
内紛とライバルの追い上げに揺れるレッドブルF1。ヘルムート・マルコが「レースへの完全集中」を求める
AUTOSPORT web
三菱「新型“SUV”ミニバン」公開! 4.5m級ボディにMT設定あり! 約350万円の「エクスパンダー “エリート”LE」に反響 尼で登場
三菱「新型“SUV”ミニバン」公開! 4.5m級ボディにMT設定あり! 約350万円の「エクスパンダー “エリート”LE」に反響 尼で登場
くるまのニュース

みんなのコメント

77件
  • クラウンを選ぶ保守派に輸入車なんかハードルが高すぎますよ。
    壊れる、燃費悪い、クラウンの方が安心だとか言って、見向きもしない。
    しかし、逆もまた真なり。輸入車オーナーにとってクラウンは眼中にない。
    いい意味でも悪い意味でもお互い、住む世界が違う。
  • クラウンのライバルなんてこの輸入車の中にない 
    こちらの輸入車に失礼だろ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村