アルファタウリは前戦カタールGPに続いて、このF1第19戦アメリカGPにも空力のアップデートパーツを投入してきた。
チーフレースエンジニアのジョナサン・エドルズによれば、今回、サーキット・オブ・ジ・アメリカズにアルファタウリが持ち込んだアップデートは、カタールGPに投入したものよりも、大掛かりなものだという。
角田裕毅、予選11番手「Q3に僅差で届かず悔しいが、マシンの力を引き出せた」チームはアップデートに好感触/F1第19戦
「フロアのサイド部分をモディファイし、ボディワークを大きく変更した。いずれもディフューザーの効果を高めるために空気の流れを見直した。このエリアはどのチームも開発を進めている重要な部分で、多くのパフォーマンスが眠っている」(エドルズ)
その新パーツをまとったマシンAT04を走らせる角田裕毅もこう語って、アップデートに期待を寄せていた。
「カタールGPよりはいい週末になると思います。今回のアップグレードは決して小さなものではなく、しっかりとしたものです(フロアとボディワークが新しくなった)。アップグレードを投入することで、今後はトップ10に安定して入ることができるようになると思います。これまで弱点だったいくつかのコーナー(低速コーナー)で改善できていると思います」
アップデートの効果はスプリント・フォーマットで行われた金曜日の予選でいきなり発揮された。
Q1の1回目のアタックで、まずは10番手のタイムを記録した角田は、最後のアタックとなった2回目で5番手のタイムをマークして、余裕でQ2へ進出した。
Q2も1回目のアタックは8番手を記録。2回目のアタックでも角田は自己ベストを更新したものの、トップ10外に沈んでいたトップチームのドライバーたちがしっかりとタイムを出してきたため、角田は11番手に後退。10番手のセルジオ・ペレス(レッドブル)との差は、わずかに1000分の18秒だった。
11番手に終わった角田だが、トップ10のドライバーはいずれもコンストラクターズ選手権でアルファタウリよりも上位のチームであるレッドブル、フェラーリ、メルセデス、マクラーレン、アルピーヌの5チーム10人。つまり、角田はその5チームを除いた残りの5チーム10人のドライバーのなかでトップだった。
「また僅差でQ3に進めなかったのは残念だけど、アップデートも機能しているようだし、僕より上位のマシンはみんなトップ10の常連だということを考えると、この結果はまあ悪くはなかったと思います」
今回のスプリント・フォーマットは、フリー走行が1回60分しかなかったことを考えると、この予選11番手は、よくやったと言っていい。
「これからデータを見返して、明日のスプリント・シュートアウトではさらにもっといいラップを刻みたい」
予選後、そう語った角田。アップデートに手応えを感じた初日だった。
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