■最高級の新型「フリード」どんな仕様になる?
ホンダのコンパクトミニバン「フリード」が8年ぶりにフルモデルチェンジし、3代目モデルが2024年6月28日に発売されました。
新型フリードは、歴代モデルが培ってきた「ちょうどいい」がさらに進化しており、扱いやすいサイズと使い勝手の良さ、走行性能が向上しています。
【画像】「えっ…!」これが最上級の「新型フリード」です! 画像を見る
従来モデルにもラインナップされていたクロスオーバースタイルの「CROSSTAR(クロスター)」はアウトドア感を強調したデザインが特徴。そして、新型モデルでは上質でシンプルな「AIR(エアー)」が加わり、異なる世界観を表現した新型フリードが選択できます。
なお、どちらも3列シート車を設定され、クロスターには2列シート車も設定されます。
内装は、水平基調でノイズレスな視界とすることで、運転がしやすいことはもちろんですが、乗員全員が開放感を感じられる車内を実現しました。
さらに、シートアレンジの使い勝手が向上し、車内のウォークスルーがしやすくなったほか、3列目シートは座り心地の良さを維持しながらシートの軽量化と構造部の薄型化をおこない、跳ね上げしやすいような工夫が施されています。
加えて、リアクーラーの採用やリアクォーターガラスの面積を拡大するなど、2列目・3列目の乗員の快適性も向上させました。
パワートレインは、ハイブリッド車にフリード初の1.5リッターエンジン+e:HEVを搭載し、2モーター内蔵CVTと組み合わせてスムーズな走りと優れた環境性能を実現。
ガソリン車は、1.5リッターエンジンとCVTを採用し、運転しやすく軽快な走りを提供します。
駆動方式は、ハイブリッド車、ガソリン車ともに2WDと4WDが選べ、4WDは雨天時や雪上走行時などで安定して走れる「リアルタイム4WD」を採用しました。
運転支援システム「ホンダセンシング」は、従来よりも検知性能や制御を高度化した新システムを採用するなど、安全性も高めています。
新型フリードの価格(消費税込)は、エアーが250万8000円から327万8000円、クロスターが281万2700円から343万7500円です。
では、そんな新型フリードの最高級仕様とは、どのようなモデルなのでしょうか。
最上級グレードとなる「e:HEV クロスター/4WD/6人乗り」にメーカーオプションをフル装着した場合、いくらになるのかシミュレーションしてみました。
最上級の新型フリードには、ホンダセンシングとブラインドスポットインフォメーション、ホンダコネクトや運転席&助手席シートヒーターといった装備が標準搭載されています。
そして、6人乗り仕様ではリアクーラーやUSBチャージャー(Type C)が運転席と・助手席のシートバック上部に備わるなど、多人数で乗車したときの快適性や利便性を高めるアイテムも装着されました。
そのうえで追加できるメーカーオプションは「マルチビューカメラシステム」です。これは、フロント・リア・ドアミラーのカメラから生成された映像をディスプレイに映すことで、さまざまな視界で走行と運転を支援するというもの。
夜間の視界を確保する「アダプティブドライビングビーム」および「LEDアダプティブコーナリングライト」と、後退時に左右から近づくクルマを検知する「後退時出庫サポート」とともに装着可能です。
そもそも装備が充実した最上級グレードとあって、選べるメーカーオプションは少ないのですが、そのほかに特別塗装のボディカラーとして、落ち着いた色味の艶やかなレッド系の「プレミアムクリスタルガーネット・メタリック」を選択しました。
クロスターには8色のボディカラーが用意されているのですが、このプレミアムクリスタルガーネット・メタリックがもっとも高い「6万500円」となっています。
さらに、フロアカーペットやドアバイザー、ライセンスフレームなどがセットになった「新車パッケージ ライセンスフレーム(ベルリナBK) e:HEV/2列目キャプテンシート車用」を追加しました。
これらのオプションの合計は28万2040円で、最高級仕様の新型フリードの総額は371万9540円(諸費用除く)となりました。
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みんなのコメント
我々障害者ファミリーにとっては、元々選択肢が狭いのに、今回はエアーでよかったのに、クロスターにしか設定されておらず、仕方なく契約しましたが、フロントのシルバーパーツがどうしても安っぽいので、オプションに10万円余分にかかり、ナビ無し諸経費込みで350万になってしまいました。
エアーに設定してくれていたら、20万円以上節約できた上に、リヤクーラーも付いたのに...