日産「新型“4WD”ミニバン」公開！ 最低“地上高”もアップで「走破性向上」！ 400万円超えもある“史上初”のe-4ORCE”搭載「セレナ」誕生

■日産「セレナ e-4ORCEモデル」登場！ 販売店の反響は

　日産は2024年10月3日、ミニバン「セレナ」に電動四輪制御技術「e-4ORCE（イーフォース）」を搭載したモデルを追加すると発表しました。

　販売店ではどのような反響があるのでしょうか。

　セレナは1991年に初代モデルが登場。室内空間の広さやデザイン性、使い勝手の良い3列シートなど、充実した機能面も備え、ファミリー層を中心に高く支持されてきました。

　現行モデルは6代目として2022年11月に登場。内外装を一新したデザインを採用したほか、ミニバン世界初採用の先進運転支援システム「プロパイロット2.0」を採用しました。

　パワートレインには2リッター4気筒ガソリンに加え、新開発の第2世代「e-POWER」（ハイブリッド）を搭載。1.4リッターエンジン＋モーターを組み合わせ、燃費と走行性能の向上を図っています。

　グレードは、標準タイプとエアロタイプ「ハイウェイスター」、プロパイロット2.0などを標準装備する最上級グレード「ルキシオン」、さらに専用内外装を備える「オーテック」などを多数展開します。

　今回の発表では、セレナのラインナップに新たにe-4ORCE搭載モデルが加わったことが明らかとなりました。

　e-4ORCEは、前後2基に搭載された高出力モーターと左右のブレーキの統合制御により、駆動力を自在にコントロールできる電動駆動4輪制御システムです。

　4WDというと主に雪道や未舗装路などで発揮される機能でしたが、e-4ORCEは日常からアウトドアまですべてのシーンで「走る・曲がる・止まる」性能を飛躍的に向上。

　4輪の駆動力を最適化し、雪道や山道をこれまで以上に安心して走行できるほか、市街地走行においても、より酔いにくく、快適な乗り心地を実現しています。

　これまで「アリア」や「エクストレイル」などに搭載されてきましたが、ミニバンへの搭載は今回が初となります。

　また、セレナe-4ORCEでは、モーターの配置など工夫したレイアウトとすることで、従来の2WDモデル同等の室内空間を確保するとともに、最低地上高を通常の135mmから150mmへとアップさせています。

　価格（消費税込・標準モデル）は、361万4600円から408万8700円です。

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　販売店での反響について、都内日産販売店の営業スタッフは以下のように話します。

「問い合わせは多いですね。

　e-4ORCE搭載車を待っていたというお客さまも多数いらっしゃいます」

　また別の販売店の営業スタッフは以下のように話します。

「問い合わせは多数いただいています。

　なかでも前のモデルからセレナに乗っていて、e-4ORCEが気になるということでお問い合わせいただくケースが結構ありますね。

　納期については、今ですと12月中旬から年内くらいになりますが、公式発売されると注文も増えるため大幅に変わってくることが予想されます」

　公式発売は11月中旬が予定されており、これにより納期も大幅に変わってくることが予想されます。　

　なお、e-4ORCE搭載車はベーシックモデルのほか、オーテックや「マルチベッド」「ステップタイプ」「セカンドスライドアップシート」などの特装車にも用意されます。

Comments

[son]

e―4ORCEを侮るなかれ。

雪国の方なら何度も体験し制動が大変難しい事、フットブレーキは車の姿勢制御が出来なくなる事。
e―4ORCE、
ブレーキを踏むこと無く10.000/1で制動、即ちブレーキペダルを踏まず制動出来るのが最大のメリット。
間もなく雪の季節、この違いを他社4WDと乗り比べれは違いか分かる。

[Noriさん]

最近日産の記事が多い気がしますが、読む人、コメントする人が多いからですかね。（こき下ろすコメントが多いですが、無視されるよりは良い？）
ただ、初代のe-POWERで誤解している人が多いが、最新のe-POWERはかなり良い。特にエンジンと車輪が完全に切り離されるe-POWERは電動4WDとの相性が非常に良いのは、エクストレイルの評判が良いのを見ても分かる通り。
EV偏重、EV信仰から脱却できれば、日産は復活できる力は十分にあると思います。