現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > もう二度と誕生しない! リトラクタブルヘッドライトだからこそ成り立った「美し過ぎる」国産車5選

ここから本文です

もう二度と誕生しない! リトラクタブルヘッドライトだからこそ成り立った「美し過ぎる」国産車5選

掲載 86
もう二度と誕生しない! リトラクタブルヘッドライトだからこそ成り立った「美し過ぎる」国産車5選

 この記事をまとめると

■リトラクタブルライトはスペシャリティカーの象徴だった

リトラクタブルが普通に見える! 変わり種ヘッドライトのクルマ8選

■クルマ好きの間では大ブームとなっており今でも人気が高い

■今ではコスト以外に法規的な理由によって作れない

 スペシャルの象徴だった「リトラクタブルヘッドライト」

 リトラクタブルヘッドライトと言えば、世界的に絶滅してしまった装備で、一時はスポーツカー、スペシャリティカーには欠かせない存在だった。また、スーパーカーには定番で、「隠しライト」などとも呼んだりして、ブーム真っ盛りを体験した世代には堪えられないものだ。今回は、そんなリトラクタブルヘッドライトが印象的なクルマをまとめてみた。

 1)トヨタ2000GT

 日本初のリトラクタブルヘッドライト採用モデルとしてだけでなく、そのスタイルもじつに似合っていると言っていい。

 細かい説明は不要だろう。前端に付いているライトをヘッドライトと勘違いしている人がいるが、こちらはフォグランプで、ヘッドライトはリトラクタブルなものだけとなる。

 2)日産フェアレディZ(Z31)

 クルマ好きの間では「眠た目」とか「半目」と呼ばれたのがこちら。閉めても半分ライトが出ているという、今考えれば不思議なデザインだった。ホンダのCR-Xやいすゞのピアッツァなども採用したが、Z31のものは「パラレルライジングヘッドランプ」と呼ばれて、とくに眠い目をしていたのが印象的だ。

 そう見える理由としては、ボンネットに対して埋め込まれた形になったからで、CR-Xやピアッツァはグリルとツライチになっていて、違和感はなかった。

 1000万円近い純国産スーパーカーもリトラクタブル!

 3)マツダ・ファミリアアスティナ

 リトラクタブルヘッドライトが、スペシャルな存在というか、憧れ的な装備になると、もともと装着していたスポーツカーだけでなく、実用車にも広がっていったのは傾向として注目だ。実用車と言っても、少しは別格感があって、その代表格がマツダのアスティナ。

 さらに日産のパルサーエクサ、ターセル、コルサ、カローラIIのタコツー3兄弟もリトラを採用していた。当時はこんなクルマにも付くのか!? と驚いたものだ。

 4)ホンダNSX

 初の和製スーパーカーと呼ばれたのが、初代NSXというのはご存じのことだろう。その点は今さら説明する必要もないが、注目すべきは途中から固定式になっているということ。

 前方下方の視界確保が十分でないというのが、リトラクタブルヘッドがなくなった理由なのだが、過渡期をまたぐモデルは途中でライトまわりの変更が行われた。三菱のGTOも同様で、固定式も意外にかっこよく、どちらも捨てがたかった。

 5)マツダ・ロードスター(NA)

 イギリスのライトウエイト的なコンセプトで登場しただけに、ロータスエラン的なアイコンとしてリトラクタブルヘッドを採用していたが、開けてビックリ、2000GTを除いて角目がほとんど。

 いわゆるシンプルなのを定番としていたのに、大きな丸目というのが驚かされたクルマ好きは多かったのではないだろうか。もちろんクラシックなライトウエイトスポーツのイメージをアップされる装備として効いていた。

 以上5台を紹介したが、もちろん挙げればキリがないほどたくさんの車種に採用された。リトラクタブルヘッド場合、カスタムでもいろいろなスタイルがあったのは注目で、初代ロードスターの片目開けや、ワンビアのようにシルビアをリトラクタブル化するという例もあった。

こんな記事も読まれています

トヨタが「大逆転ワールドチャンピオン」に! 最後の最後でドラマがあった!? トヨタ会長「感動という共感が生まれる」 WRCで「マニュファクチャラーズ」獲得、ラリージャパンもトヨタ優勝
トヨタが「大逆転ワールドチャンピオン」に! 最後の最後でドラマがあった!? トヨタ会長「感動という共感が生まれる」 WRCで「マニュファクチャラーズ」獲得、ラリージャパンもトヨタ優勝
くるまのニュース
市川團十郎×佐藤琢磨、同い年のふたりが歌舞伎とレースに共通点見出す。白熱するトークの裏で11歳の新之助が大物ぶりを発揮!?
市川團十郎×佐藤琢磨、同い年のふたりが歌舞伎とレースに共通点見出す。白熱するトークの裏で11歳の新之助が大物ぶりを発揮!?
motorsport.com 日本版
日産が新型「車中泊ミニバン」発売! 巨大ベッド&高性能四駆を搭載した「4人乗りセレナ」がスゴい! 車高アップで走破性高めた新モデルとは?
日産が新型「車中泊ミニバン」発売! 巨大ベッド&高性能四駆を搭載した「4人乗りセレナ」がスゴい! 車高アップで走破性高めた新モデルとは?
くるまのニュース
ポルシェの超レアな限定車「911ダカール」がついに生産終了!最後の1台は斬新なカラーリングで驚愕
ポルシェの超レアな限定車「911ダカール」がついに生産終了!最後の1台は斬新なカラーリングで驚愕
VAGUE
総長のビュイックで練習し、運転免許を取得!?|長山先生の「危険予知」よもやま話 第30回
総長のビュイックで練習し、運転免許を取得!?|長山先生の「危険予知」よもやま話 第30回
くるくら
コンパクトバッテリーで小型軽量化!「18V XR ブラシレス・インパクトドライバー」がデウォルトから12月上旬発売
コンパクトバッテリーで小型軽量化!「18V XR ブラシレス・インパクトドライバー」がデウォルトから12月上旬発売
バイクブロス
2024年新型イプシロン登場で高らかに復活したランチア!! 10年前は消滅の噂が絶えない大ピンチだった[復刻・2013年の話題]
2024年新型イプシロン登場で高らかに復活したランチア!! 10年前は消滅の噂が絶えない大ピンチだった[復刻・2013年の話題]
ベストカーWeb
ポルシェがサーキットで最高のパフォーマンスを発揮する、モータースポーツテクノロジー
ポルシェがサーキットで最高のパフォーマンスを発揮する、モータースポーツテクノロジー
LE VOLANT CARSMEET WEB
ドゥカティ スクランブラー・アイコン試乗「初めての大型車にもアリ!? 軽い車体に元気なエンジン、日常的な速度域が楽しい」
ドゥカティ スクランブラー・アイコン試乗「初めての大型車にもアリ!? 軽い車体に元気なエンジン、日常的な速度域が楽しい」
モーサイ
トリッキーなステージに苦戦の声「どれも本当に過酷」「ハードでもオーバーヒート」/ラリージャパン デイ3コメント
トリッキーなステージに苦戦の声「どれも本当に過酷」「ハードでもオーバーヒート」/ラリージャパン デイ3コメント
AUTOSPORT web
斬新なのは顔だけじゃない! キアの3列シートSUV最強『EV9 GT』発表…ロサンゼルスモーターショー2024
斬新なのは顔だけじゃない! キアの3列シートSUV最強『EV9 GT』発表…ロサンゼルスモーターショー2024
レスポンス
EUROCARBODY 欧州のエンジニアが選んだ1位はホンダN-VANe
EUROCARBODY 欧州のエンジニアが選んだ1位はホンダN-VANe
Auto Prove
「個人的な想いは捨ててきた」と勝田。ラリージャパン最終日で、タイトル防衛のための葛藤を明かす
「個人的な想いは捨ててきた」と勝田。ラリージャパン最終日で、タイトル防衛のための葛藤を明かす
AUTOSPORT web
メルセデス・ベンツ CLEカブリオレにボディを拡大したAMG53 4MATIC を追加
メルセデス・ベンツ CLEカブリオレにボディを拡大したAMG53 4MATIC を追加
Auto Prove
「永遠に有料…?」 とっくに無料化されている“はず”の道路たち なぜまだお金とるの?
「永遠に有料…?」 とっくに無料化されている“はず”の道路たち なぜまだお金とるの?
乗りものニュース
トヨタ本気の「小さな高級車」に驚きの声! めちゃ豪華な「本革×本木目」内装を採用! 小型車に「クラウン品質」取り入れた“直列6気筒エンジン”搭載モデルに反響あり!
トヨタ本気の「小さな高級車」に驚きの声! めちゃ豪華な「本革×本木目」内装を採用! 小型車に「クラウン品質」取り入れた“直列6気筒エンジン”搭載モデルに反響あり!
くるまのニュース
結局さぁ……日産[GT-R] とヒョンデ[IONIQ5 N]って結局どっちが良いの??
結局さぁ……日産[GT-R] とヒョンデ[IONIQ5 N]って結局どっちが良いの??
ベストカーWeb
直6のMシリーズが欲しいならE34型「M5」が狙い目! BMWのヤングタイマーで最高の1台を600万円で手に入れられる!?
直6のMシリーズが欲しいならE34型「M5」が狙い目! BMWのヤングタイマーで最高の1台を600万円で手に入れられる!?
Auto Messe Web

みんなのコメント

86件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

126.0158.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

149.0298.0万円

中古車を検索
CR-Xの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

126.0158.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

149.0298.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村