現在のF1は、3月から11月にかけて行われている。その結果オフシーズンが生じ、その間は何も行われないため、F1は大きく人気を落とすことになっている。
昨年からF1の新たなオーナー企業となったリバティ・メディアは、この問題に対処することを熱望しており、様々なアイデアを検討している。その中には、チームやドライバーの協力を得て行う競技から、より大きな規模のフェルティバルイベントまで、様々な可能性が含まれているという。
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F1会長のチェイス・キャリーは、このアイデアのインスピレーションは、NFL(ナショナル・フットボール・リーグ/アメリカン・フットボールの米国最上位のプロリーグ)のドラフト会議からもたらされたという。NFLのドラフト会議は、各チームが新規入団選手を獲得するためのイベント。3日間の日程で行われ、全米から高い注目を集める。
スペインGPを前に行われたプロモーションイベントに出席したキャリー会長は、次のように語った。
「我々の野望のひとつは、このスポーツをどのようにして1年12カ月間興味を持ってもらうかを、理解することにある。しかしそれは、我々がレースを開催し続けるということを意味するものではない。我々の1シーズンが12カ月になることはないだろう」
「ひとつの例はNFLだ。今、NFLはシーズン中ではない。しかし最近、NFLドラフト会議が行われたところだ。それは非常に大きなイベントだ。NFLドラフトは、シーズン中ではなくとも、ファンにとって興味深いイベントを生み出した」
「だからこそ私は、我々のために考える。ファンにもっと興味を持ってもらえるものを作るにはどうしたらいいか、そして、ファンの関心を引きつけ、もっと関わってもらうためにはどうすればいいかを」
キャリー会長は、オフシーズンを短くするために、シーズンを長くするのは間違っていると信じている。そして、レースのスケジュールから注目を逸らすようなことをしてはならないと語る。
「今の我々が抱えている21レースは、どんな時でも最も重要な部分だ。しかし我々は、ファンがF1に繋がることができる、他のことをすることができると思う」
そうキャリー会長は語った。
「フルシーズンはかなり長い。我々のシーズンは、3月から11月の終わりまでだ。そのシーズンの間に、多く消耗することを認識しなければならない」
「しかし私は、このスポーツにファンを巻き込む方法を探すことは、良いことだと思うと言うべきだろう。それはサーキット上でのレースではないかもしれないし、このスポーツの別の側面かもしれない。しかし、我々が関わっている様々な競技には、いくつかのユニークなアイデアがある。そして我々は、様々な団体と話をしている」
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