現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 新型「“3人乗り”スポーツカー」25年に登場! 「ヤマハ製ユニット」×軽量“後輪駆動”でめちゃ楽しそう! 斬新「2+1シート」の美しすぎる「プロジェクト V」実現へ

ここから本文です

新型「“3人乗り”スポーツカー」25年に登場! 「ヤマハ製ユニット」×軽量“後輪駆動”でめちゃ楽しそう! 斬新「2+1シート」の美しすぎる「プロジェクト V」実現へ

掲載 7
新型「“3人乗り”スポーツカー」25年に登場! 「ヤマハ製ユニット」×軽量“後輪駆動”でめちゃ楽しそう! 斬新「2+1シート」の美しすぎる「プロジェクト V」実現へ

■英国ケータハムの注目モデルに「ヤマハの技術」投入

 「ケータハム」ブランドを所有するVTホールディングスは2024年10月2日、スポーツカー「プロジェクトV」の量産・市販に向け、ヤマハ発動機と協業していくことを明らかにしました。
 

【画像】超カッコイイ! これが「“3人乗り”スポーツカー」です!(70枚)

 ケータハムは英国発の小型スポーツカーブランドで1973年に創業。「セブン」に代表されるライトウェイト2シーターオープンスポーツカーを生産しています。

 2009年には日本国内で新車ディーラーを運営するVTホールディングスの傘下となりました。

 2023年には設立50周年を記念してさまざまなイベントが開催されましたが、同年7月、イングランド南部サセックスで開催のモータースポーツイベント「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で新型EVスポーツカー プロジェクトVを世界初公開しました。

 市販に向けて開発が進んでいる新型プロジェクトVは、当初からEVとして設計されたニューモデルで、ケータハムらしい軽量で軽快なドライビングを可能としています。

 パワートレインはリアアクスルに搭載された200kW(272馬力)のシングルモーターに、55kWhの大容量リチウムイオン電池を組み合わせる後輪駆動です。

 これにより、0-62mph(約100km/h)加速は4.5秒未満、最高速度(推定)は143mph(約230km/h)をマーク。

 カーボンファイバーとアルミニウムのコンポジット素材を採用した軽量な車体は1190kg(目標値・DIN)未満を実現し、ハンドリングや路面追従性に優れるダブルウィッシュボーンサスペンションを前後に採用するなど、俊敏なスポーツ走行も可能としています。

 一方で、航続可能距離は249マイル(約400km・WLTPモード)を確保するなど、実用域における使い勝手も追求されています。

 エクステリアデザインは、セブンを所有するフランス人デザイナー、アンソニー・ジャナレリ氏が手掛け、製作は数多くの名車をもたらしたイタリアの老舗デザインスタジオ イタルデザインが担当。

 従来のケータハムモデル同様、軽量かつドライビングの楽しさを引き出すためにデザインされ、シンプルかつミニマムにまとめました。

 ロアグリルや前後フェンダーなどには、セブンシリーズをほうふつとさせるデザイン要素を採用しつつ、ブラックの前後アンダースポイラーや楕円形のテールなど新たな意匠も組み合わせ、新時代のケータハムモデルを表現。

 インテリアはドライバー中心に設計され、全体をシンプルにまとめながら、スエード調素材やダブルステッチを随所に施し、プレミアムな仕立てとしています。

 メインメーターやインフォテインメントシステムなどにはアナログ計器風表示も可能な液晶ディスプレイを採用し、先進性と視認性に加え、エモーショナルな雰囲気を両立させています。

 シートレイアウトは前席2人+後席1人の3人乗りが基本となり、オプションで後席2人乗り仕様も設定されます。

 今回の発表によると、パワートレイン主要部に当たるeアクスル(モーターなどの駆動ユニット)開発をヤマハが担当するほか、運動制御もヤマハの技術・知見を活かした「Caterham Powered by Yamaha Motor」を実現するといいます。

 今後、クルマやメカトロニクスの研究開発を行う東京アールアンドデーとともにプロトタイプ車両の開発を進めているとし、プロトタイプは2025年央頃に完成する見込みとしています。

※ ※ ※

 発表当初では2025年後半の市場投入を予定しているとされ、価格は8万ポンド(発表当初レートで約1452万円)以下を目指すとしています。

 なお、日本においては2024年1月開催の「東京オートサロン2024」で初披露されており、日本法人の広報担当者によれば、国内導入も予定していると話しています。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

さらなる冒険を可能にする1台! トヨタが米国市場で2025年型「タコマ」を発表
さらなる冒険を可能にする1台! トヨタが米国市場で2025年型「タコマ」を発表
バイクのニュース
ニッサン斬新「“2シーター”マーチ」がスゴイ! オシャな「ウッド仕様」に大変身! 「冷蔵庫」完備で利便性バッチリな「コンパクトカー」の正体とは?
ニッサン斬新「“2シーター”マーチ」がスゴイ! オシャな「ウッド仕様」に大変身! 「冷蔵庫」完備で利便性バッチリな「コンパクトカー」の正体とは?
くるまのニュース
[セレナ]今買うならマジで[e-POWER]の[ハイウェイスター]がオススメ
[セレナ]今買うならマジで[e-POWER]の[ハイウェイスター]がオススメ
ベストカーWeb
新車時1200万円超えのメルセデス「C 63 AMG クーペ」を500万円でゲット! 6.3リッターV8の税金も苦にならない理由とは…?
新車時1200万円超えのメルセデス「C 63 AMG クーペ」を500万円でゲット! 6.3リッターV8の税金も苦にならない理由とは…?
Auto Messe Web
2025年も、フレキシブルウイングは開発し得? FIAはテストに変更加える予定なし
2025年も、フレキシブルウイングは開発し得? FIAはテストに変更加える予定なし
motorsport.com 日本版
やっぱりロードスターは初代だよなぁ……は思い込みじゃない! 初代こそが最高なこれだけの理由
やっぱりロードスターは初代だよなぁ……は思い込みじゃない! 初代こそが最高なこれだけの理由
WEB CARTOP
軽快なハンドリングが高評価 人気の“ミドルクラスネイキッド”ヤマハ「MT-07」とスズキ「SV650」どっちを選ぶ?【スペックでライバル比較】
軽快なハンドリングが高評価 人気の“ミドルクラスネイキッド”ヤマハ「MT-07」とスズキ「SV650」どっちを選ぶ?【スペックでライバル比較】
VAGUE
「125ccで国内販売して」話題のターボ機能付きスクーター、ヤマハ『AEROX ALPHA』に日本のファンも注目
「125ccで国内販売して」話題のターボ機能付きスクーター、ヤマハ『AEROX ALPHA』に日本のファンも注目
レスポンス
ドゥカティ新型「ムルティストラーダV4 S」初試乗!! 万能ツアラーが足つき向上デバイス投入でさらに快適に!
ドゥカティ新型「ムルティストラーダV4 S」初試乗!! 万能ツアラーが足つき向上デバイス投入でさらに快適に!
バイクのニュース
進化した三菱「アウトランダーPHEV」公道での印象は? ルックスは従来モデルと“ほぼ同じ”でも“中身は別物”! 新型は何が違うのか
進化した三菱「アウトランダーPHEV」公道での印象は? ルックスは従来モデルと“ほぼ同じ”でも“中身は別物”! 新型は何が違うのか
VAGUE
運転中の「ながらスマホ」は罰金だそうですが、「信号待ち」だったら「運転中」ではないのでOKですよね? 別に事故とか起こさないから大丈夫…? 法律では実際どうなのか
運転中の「ながらスマホ」は罰金だそうですが、「信号待ち」だったら「運転中」ではないのでOKですよね? 別に事故とか起こさないから大丈夫…? 法律では実際どうなのか
くるまのニュース
『サーキットの狼』のロータス「ヨーロッパ」が「日本一のフェラーリ遣い」の出発点!「幻の多角形コーナリング」ができるのか作者に尋ねてみたら…【極私的スーパーカーブーム】
『サーキットの狼』のロータス「ヨーロッパ」が「日本一のフェラーリ遣い」の出発点!「幻の多角形コーナリング」ができるのか作者に尋ねてみたら…【極私的スーパーカーブーム】
Auto Messe Web
【元警察官】が答える!「アルコール検知器っていいもの?」性能は高いが、頼らないのが◯  
【元警察官】が答える!「アルコール検知器っていいもの?」性能は高いが、頼らないのが◯  
モーサイ
幻の挑戦に終わったゴルフ III ラリー A59【ゴルフ50周年 モータースポーツを彩った8台(6)】
幻の挑戦に終わったゴルフ III ラリー A59【ゴルフ50周年 モータースポーツを彩った8台(6)】
Webモーターマガジン
初心者必見!スピーカー交換の基本と「インナーバッフル」が必要な理由「失敗しない初めてのスピーカー交換」Part5
初心者必見!スピーカー交換の基本と「インナーバッフル」が必要な理由「失敗しない初めてのスピーカー交換」Part5
レスポンス
軽じゃない「ジムニーJ1」が凄かった! 6枚ドアの「ワイド&ロー」ボディדV6エンジン”搭載! NATSがカスタムした超シャコタンの「巨大ジムニー」とは?
軽じゃない「ジムニーJ1」が凄かった! 6枚ドアの「ワイド&ロー」ボディדV6エンジン”搭載! NATSがカスタムした超シャコタンの「巨大ジムニー」とは?
くるまのニュース
レッドブル&HRC密着:追われる側から追う側に。窮地を救ったフェルスタッペンが4連覇も、提携最終年は技術面の課題解決が不可欠
レッドブル&HRC密着:追われる側から追う側に。窮地を救ったフェルスタッペンが4連覇も、提携最終年は技術面の課題解決が不可欠
AUTOSPORT web
降雪地だと軽油が凍って走らなくなるってマジ!? それどころかウォッシャー液も冷却水も凍る可能性があった
降雪地だと軽油が凍って走らなくなるってマジ!? それどころかウォッシャー液も冷却水も凍る可能性があった
WEB CARTOP

みんなのコメント

7件
  • トム
    正直EVのモーターや制御がヤマハだろうと途上国の新興メーカーだろうとどうでも良い。とにかく安全性だけはしっかりとして欲しい。
  • ペイショップ
    新しい車がエンジン車やハイブリッド車じゃなくて安心した。
    エンジン積んでたら絶対買わん。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村