新しい日産フェアレディZ登場、NISMOの設定に要注目だ！──GQ新着カー

NISMO専用チューニングの数々がスゴい！

NISMOはエンジン性能もアップへ

8月1日、日産は、「フェアレディZ」の2024年モデルを発表した

新しいフェアレディZは全グレードにAmazon Alexaを標準搭載する。ボディカラーでは、S30型「フェアレディZ 432」に設定されていた「グランプリオレンジ」を想起させる「432オレンジ」を新たに設定した。さらにVersion T/STグレードではブルーの特別内装色が選べるようになった。

フェアレディZ NISMOは、内外装に専用パーツを装着するとともにエンジンをチューンナップした。

エクステリアは、フロントグリル、前後バンパー、フェンダーモール、サイドシルプロテクター、リヤスポイラー、そしてリヤLEDフォグランプをNISMO専用パーツとし、差別化を図る。

フロントグリルは、「NISSAN GT-R」 2024年モデルでも採用した、通風抵抗の少ないハニカムデザインとし、冷却効率を向上させた。また、新たに設定した19インチの全面グロスブラック塗装の鍛造アルミホイールは、剛性と軽量化を両立した。

ボディカラーは専用色の「NISMOステルスグレー/スーパーブラック」の2トーンを含む、全5色を用意する。

インテリアは、NISMO専用チューニングのRECARO製スポーツシートを装備。表皮には、人工皮革「アルカンターラ」とレザー素材を使う。

搭載する「VR30DDTT」エンジンは、最高出力を298kW（405ps）から309kW（420ps）に、最大トルクは475Nm（48.4kgfm） から520Nm（53.0kgfm）に高めた。トランスミッションは変速レスポンスと耐久性を向上させたAT「9M-ATx」を組み合わせる。

ブレーキはNISMO専用ブレーキシステムを採用し、ストッピングパワーを強化した。ドライブモードには、NISMO専用のSPORT+モードを含む、3種類のドライブモードを設定し、使用シーンに応じた最適なチューニングを施した。

新しいフェアレディZの価格は539万8800円から、NISMOの920万400円まで。なお、NISMOは当面の間、すでにフェアレディZを注文し、かつ長期間納車を待っているオーナーのなかでも、NISMOへの振替を希望するユーザーのみへの販売となる。さらに生産台数に限りがあるため振替希望者が多数の場合は抽選になる予定だ。

文と編集・稲垣邦康（GQ）

Comments

どこ行けば買えるの？

納車待ちです
NISMO出るのはいいが、あまりに高過ぎて注文乗り換えようなんて気になれないよ