注目の若手コンビで戦いに挑む!
日本を代表するGTレースとして、海外でも人気の高い「SUPER GT(以下、スーパーGT)」。GT300クラスは国内外のメーカーがしのぎを削っている。世界的に人気のFIA GT3車両をはじめ、JAF-GT、マザーシャシーと3タイプのマシンが混走し、毎戦で激しい戦いが繰り広げられている。今シーズンを戦う27台のなかから、今回は50号車ANEST IWATA Racing RC F GT3で戦う「ANEST IWATA Racing with Arnage」を紹介しよう。
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熟成進むマシンと実績あるチームで勝利を狙える体制を敷く
1926年に設立された産業機械メーカー、アネスト岩田を母体とするレーシングチーム。箱根ターンパイクのネーミングライツをきかっけに、スーパーGTなどモータースポーツへのサポートを展開している。2023年には新事業のプラットフォームとして電気自動車のPDI事業を立ち上げたほか、新チーム、ANEST IWATA Racing with Arnageを組織し、GT300クラスへの参戦を開始した。
メンテナンスおよびレースオペレーションを担当するのは、チーム名にもあるとおり、GT300クラスで豊富な経験を持つアルナージュ。マシンは熟成の域に達しつつあるレクサスRC F GT3を採用する。
ドライバーは2018年のFIAグランツーリスモ選手権でネイションズカップの初代チャンピオンに輝いたイゴール・オオムラ・フラガ、スーパーフォーミュラ・ライツで活躍する古谷悠河という若手のルーキーコンビ。サードドライバーに2022年のフォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップでチャンピオンに輝いた女性ドライバー、小山美姫を起用するなど、新規チームとしてフレッシュな顔ぶれだ。
しかも、同チームがユニークなところは、グランツーリスモが参戦パートナーとして加わっていることで、参戦車両のデザインもグランツーリスモの開発元であるポリフォニーデジタルが担当。まさにeスポーツとリアルスポーツの融合へのチャレンジであり、異業種への参入をきっかけに、これまでとは違うアプローチでスーパーGTに挑戦しているところも同チームの特徴と言えるだろう。
優勝実績のあるRC F GT3に加え、レース運営も経験のあるガレージが行っているだけに、コンディション次第では上位争いを展開する可能性は高い。2023年シーズン序盤の3戦は目立ったリザルトを残せていないが、伸びしろは多くユニークなアプローチを見せているだけに、新たなコンセプトでスーパーGTに挑むANEST IWATA Racing with Arnageの動向に注目だ。
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