今シーズンから世界耐久選手権(WEC)のLMP1クラスに復帰するレベリオンは、公式テスト”プロローグ”に先立ち、シーズンを戦うニューマシン『R-13』をポールリカールで発表した。
チームは先月開催されたジュネーブ・モーターショーで、R-13のレンダリング画像を公開していたものの、実車の発表は今週木曜日の朝に行われた。R-13はオレカがシャシーを製作し、ギブソン製のエンジンを搭載する。
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また、併せてイギリスのスポーツカーメーカーであるTVRとのパートナーシップ締結も発表されており、マシンにもTVRのロゴがはっきりと確認出来る。
2003~2005年にはTVR・T400RでGT2クラスに参戦していたTVRだが、2006年に経営破綻。2013年に現会長のレス・エドガーへと所有権が売却されると再建へと動き出し、昨年9月に新型市販車『グリフィス』を発表、今年から生産が開始される予定となっている。
エドガー会長は、次のように語った。
「耐久レースはTVRのDNAの重要な部分を占めている。レベリオン・レーシングTVRのパートナーとして、13年ぶりにモータースポーツに復帰する絶好の機会が得られた」
「TVRは競争力のあるレーシングチームのパートナーとなることで、TVRのロードカー開発だけでなく、将来のワンメイクシリーズやレーシングカー開発と生産に向けて、方向性を探ることもできる」
「この点で、ギブソンやオレカ、モチュールと共に働く機会が得られたのは素晴らしいことだ」
レベリオンは、2018/19年のWEC”スーパーシーズン”に2台体制で参戦するが、今回のプロローグテストには1台のマシンで参加する。
アンドレ・ロッテラーやニール・ジャニ、ブルーノ・セナ、グスタボ・メネゼス、トーマス・ローラン、マティアス・ベッシェといったドライバー6名が、2日間のテストで1台のマシンをシェアすることになる。
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