ラグジュアリーなエリーゼとして産み落とされ、2代目ヨーロッパを襲名したロータス・タイプ121。僅か500台程度しか生産されず、歴史の狭間に埋もれようとしている。このクルマの本性は狂気にも似た意外性を含んでいる。
【写真4枚】僅か500台程度しか生産されなかったラグジュアリー・ロータス「ヨーロッパS」の詳細を写真で見る
元祖ヘビーデューティー・オフロード4WD『ジープ・ラングラー・アンリミテッド・ルビコン』で”ホンモノ”の歴史と世界感を味わう
従順ならざるラグジュアリーの一撃
2代目ロータス・ヨーロッパことヨーロッパSは失敗作の烙印を押されている。5年ほどの製造期間に500台ちょっとしか生産されなかったからだ。
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みんなのコメント
エリーゼの112ℓから154ℓに拡大されたリヤのラゲッジスペース
エリーゼより100㎏重量増がもたらした抑えの利いた乗り心地
トヨタ2ZZ搭載のエリーゼよりトルクフルで扱いやすい
オペル製ターボエンジンete…
ヨーロッパSが目指したのは「ビジネスに使える快適なエリーゼ」
といったところでしょうか。
ロータスのこれまでのラインナップからすると地味な印象の本車
でしたが、この開発の経験が後のエヴォーラ~最新のエミーラに
繋がっていったワケですね。
車両開発の軸足をEVに大きく振って行ったロータス。
これまで生産された内燃機関搭載のロータス車の、今後の中古車
相場の動向が気になります。
このヨーロッパSも、総生産500台余の希少性が今後どう評価される
のでしょうか…