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新旧ホンダ「N-BOX」何が変わった? 見た目では分からない刷新された部分とは

掲載 更新 19
新旧ホンダ「N-BOX」何が変わった? 見た目では分からない刷新された部分とは

■N-BOXがフルモデルチェンジ後、初の内外装を変更!

 2020年12月24日、ホンダは売れ筋軽自動車の新型「N-BOX/N-BOX Custom」
のマイナーチェンジを発表。発売は翌25日です。
 
 日本一売れている軽自動車のN-BOXですが、マイナーチェンジでどのような部分が変わったのでしょうか。

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 2017年以降の登録車を含む新車販売台数において3年連続で1位を獲得しているのが、N-BOX/N-BOX Customです。

 今回、2017年に登場した2代目となる現行モデルとして初めて内外装のデザインが変更されました。

 外観デザインでは、標準モデルにおいてヘッドライトのエクステンションの表面処理を変更。フロントグリルはメッキ加飾の重心を下げたことや、ロアグリルに横長基調のメッキバーを採用することで、ワイド感のあるフェイスデザインとなっています。

 内装では、カラーリングをダークブラウンへ刷新。ホワイト加飾やシート表皮を引き立てるようになっています。

 N-BOX Customでは、従来よりも標準モデルとの差別化を図るため、アッパーグリルメッキを強く立体化、中央部グリルの押し出しを強化、グリル周りをワイド化しました。

 ナンバープレート位置も従来の左よりから中央に変更されています。これについて、開発担当者は「ナンバープレート位置を変更したのは、従来モデルよりもラジエーターに空気を取り込む量が確保出来たためです」と説明しています。

 また、N-BOX Customのリアでは、左右のリアコンビネーションランプを繋ぐ水平のメッキ加飾が、マイナーチェンジ前後でメッキからクロムに質感が変わっているほか、マイナーチェンジ後ではリアバンパー下部に同様のクロム加飾を追加しました。

 内装は、マルチブラック塗装の加飾を刷新。シートアクセントは内装全体の色調を整えることで、さらに上質さを向上させています。

 パワートレインでは、燃料蒸発量の抑制をおこない環境対応を実施。

 走行面では、CVTの変速制御をチューニングしており、エンジンブレーキ時や再加速などで適切なステップダウンシフト制御をおこなうほか、シフトポジションの表記も「L」から「S」に変更され、エンジンブレーキの加減が変わっています。

 安全面では、ホンダの先進安全運転支援システム「ホンダセンシング」を刷新。「後方誤発進抑制機能」では、従来の2センサーから4センサー化することでパーキングセンサーとしても活用できるようになりました。

 また、車線維持支援システムなど各機能が高速道路などで120km/hまで対応するなど、運転時の安全性が向上しています。

 さらに、後席の置き忘れをメーター上で注意喚起するなど、利便性も向上しました。

 今回のマイナーチェンジについて、N-BOXの担当者は次のように話します。

「N-BOXは、3年連続で四輪総合ナンバーワンを獲得しています。これは、デザイン性・安全性・空間・走行性などすべての領域で質の高いクルマということがN-BOXの最大の特徴だと考えています。

 現在、お客さまがN-BOXを選んでいる要素として、細かな数値上の比較ではなく、ひとつひとつの『質』がN-BOXの強みとなっていることもあり、今回のマイナーチェンジではそのナンバーワンブランドをさらに拡大させるべく、『すでに満足度の高い領域をさらに磨き上げる』ために、細かな部分に手を入れました。

 最終的には、『N-BOXで良いよね』ではなく『N-BOXが良いよね』にしていきたいと考えています」

※ ※ ※

 今回のマイナーチェンジでは、見比べなければ分からないほどの内外装の変更や、性能・機能では細かな部分の改良がおこなわれました。

 これは、すでに日本一売れているクルマだからこそ出来る「良いクルマを磨き上げる」という段階だから出来たといえます。

 今回のマイナーチェンジにより、ユーザーがどのような反響を示すのか注目です。

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