ウイリアムズはメルセデスとのパートナーシップ契約を5年延長し、2025年までメルセデス製パワーユニット(PU)の供給を受けることとなった。
F1がPU時代に突入した2014年から、ウイリアムズはメルセデスとのパートナーシップを開始。現行のコンコルド協定が終了となる2020年までの7年契約を結んでいた。”ウイリアムズ・メルセデス”は近年こそ苦戦しているが、初期は直線スピードの速さを活かして度々表彰台に上がるなど、3強チームに肉薄する速さを見せていた。
彼らが2021年以降5年にも及ぶ契約延長に踏み切ったことは、両者の信頼関係の強さを示していると言える。メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは以前、ウイリアムズの取締役を務めていたこともあり、両者の関係は深い。そういう背景もあり、2016年に当時メルセデスのニコ・ロズベルグが電撃引退を表明した際には、ウルフが自身の秘蔵っ子であるバルテリ・ボッタスをウイリアムズから引き抜くのに一役買ったとされている。
なお、ウイリアムズは引き続きギヤボックスの供給は受けず、独自で開発していくようだ。
ウイリアムズ副代表のクレア・ウイリアムズは次のように語った。
「私たちはメルセデスと6年間にわたって素晴らしいパートナーシップを築いてきたので、2021年からさらに5年間、彼らと協力し続けられることを嬉しく思います」
「メルセデス・ベンツはこのスポーツで最も成功したエンジンサプライヤーのひとつであり、私たちは今後もこの強力なエンジン(PU)パッケージを保有し続けられると信じています。長年の時を経て、私たちは本当の親友のような関係になりました。これからもメルセデスAMG HPP(ハイ・パフォーマンス・パワートレインズ)と共に仕事ができることを楽しみにしています」
さらにウルフも次のようにコメントを残した。
「ウイリアムズはF1における象徴的なブランドのひとつで、彼らを自分たちのモータースポーツファミリーの一員とすることができ、誇りに思っている」
「彼らはここ数年厳しいシーズンを過ごしているが、彼らは今後、困難な状況から復活する力があるということを示すだろう」
「2021年から新たに導入される財務規則の下では、彼らの見通しは明るいと思っている。このスポーツにおける新たな時代でも、ウイリアムズとパートナーシップを継続できることを嬉しく思う」
また、メルセデスHPPのPU部門の責任者であるアンディ・コーウェルはこう語った。
「2014年から共に仕事をしてきたウイリアムズは模範的なパートナーであり、これまでに我々といくつものハイライトを生み出してきた」
「我々は人的にも機械的にも強力な関係を築いてきた。今後数年でこれらをさらに強固にできることを非常に楽しみにしている」
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