■数々の専用装備が用意される「GR SPORT」グレード
トヨタは2021年8月2日に新型「ランドクルーザー」(300系)を発売しました。同社のフラッグシップSUVに位置するモデルで、価格(消費税込、以下同様)は510万円からに設定されます。
【画像】「TOYOTA」グリルで圧強めの迫力顔!? トヨタ新型「ランドクルーザー」最上級仕様を画像で見る(40枚)
また、新たなパフォーマンスモデルとして「GR SPORT」グレードが設定されたことも大きな話題を呼んでいて、ガソリンモデル・ディーゼルモデルのどちらにおいても「GR SPORT」グレードは最上位に設定されています。
そんな新型ランドクルーザーですが、設定されるオプションをすべて装着したフル装備仕様は、いくらになるのでしょうか。前述の「GR SPORT」グレードで検証します。
「GR SPORT」グレードは、2023年以降のダカールラリーにTCL(Team Land Cruiser TOYOTA AUTO BODY)が参戦で用いるマシンのベースとなる仕様で、電子制御でスタビライザー効果を変化させる世界初のE-KDSSをはじめ、専用装備が多数奢られます。
また専用フロントグリルをはじめ、内外装にも独自のパーツを多数採用。ほかのグレードでは選択できないブラック&ダークレッドの内装色も選べるなどの特徴もあります。
「GR SPORT」グレードの価格は、ガソリンモデルが770万円、ディーゼルモデルが800万円です。
今回は、新型ランドクルーザーのなかで最上級モデルとなるディーゼルモデルの「GR SPORT」グレードに、装着可能なメーカーオプションをすべて装着していきます。
※ ※ ※
ディーゼルモデルの「GR SPORT」グレードに装着可能なメーカーオプションは、全部で10個(同時装着不可によるレスオプション含む)。
そして、メーカーオプションのなかでもっとも高額なのが、「T-Connectナビゲーションシステム JBLプレミアムサウンドシステム(14スピーカー/JBL専用12chアンプ)」です。
水平基調にデザインされたインパネの中央に位置するディスプレイは、標準装備の状態では9インチのディスプレイオーディオとなるものの、前述のオプションを選択することでディスプレイサイズが12.3インチへ拡大。
ナビ・オーディオ・空調表示だけでなく、オフロード走行をサポートする機能もビジュアルでわかりやすく表示します。価格は45万7600円です。なお、「GR SPORT」グレードではオープニング画面がGR専用となります。
また、キャンプをはじめレジャー用途でも便利に使えるオプション装備として設定されるのが、車内の「クールボックス」です。
ペットボトル飲料などの保冷が可能で、センターコンソールボックスに設置されます。価格は7万1500円です。
さらに、長距離移動の時間を退屈にさせないディスプレイサイズ11.6インチの「リアエンターテイメントシステム」も、オプション価格17万4900円で設定があります。
ただしリアエンターテイメントシステム選択時は、通常では標準装備の「チルト&スライド電動ムーンルーフ」が装着不可となるので(マイナス11万円のレスオプション)、どちらを優先させるのか悩みどころです。
今回のメーカーオプションに加え、ディーラーオプションとして定番となるフロアマットを選択した場合、今回装備されるオプション装備の一覧は次のようになります。
●メーカーオプション(総額84万400円)
・有償色:プレシャスホワイトパール(5万5000円)
・ヒッチメンバー(7万7000円)
・T-Connectナビゲーションシステム JBLプレミアムサウンドシステム(45万7600円)
・リヤシートエンターテイメントシステム(17万4900円)
・寒冷地仕様(3万1900円)
・ルーフレール(3万3000円)
・タイヤ空気圧警報システム(2万2000円)
・ITS Connect(2万7500円)
・クールボックス(7万1500円)
・レスオプション:チルト&スライド電動ムーンルーフ(マイナス11万円)
●ディーラーオプション
・GRフロアマット 2列用(3万4100円)
以上の装備を選択したディーゼルモデルの「GR SPORT」グレードは、総額887万4500円となりました。
※ ※ ※
ちなみに、トヨタは2021年8月2日時点で、新型ランドクルーザーの納期について1年以上になる見通しとアナウンスしています。
世界的に注目を集める車種ということもあり、いますぐ注文しても手元に届くのはしばらく先になることを覚悟しなければならないでしょう。
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みんなのコメント
これは、バーゲン以外のナニモノでもない。
ボッタクリ外車SUVなんて、900万円で買えるのはほんとショボい上に、リセールは二束三文ですからねえ。