現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ハイスペック故にリッター10km以下! 乗って楽しい「悪燃費な国産車」5選

ここから本文です

ハイスペック故にリッター10km以下! 乗って楽しい「悪燃費な国産車」5選

掲載 更新
ハイスペック故にリッター10km以下! 乗って楽しい「悪燃費な国産車」5選

乗ると踏みたくなる名機の持ち主たち

 ここのところハイブリッド車が一般的となり、カタログ燃費・リッター20kmという数値を聞いたところで驚きも値しない世の中だが、まだまだハイスペックが故に燃費の悪いスポーツカーというのも現存している。そこで今回は、今乗っておかないといずれ乗れなくなってしまうかもしれないハイパフォーマンスカーをピックアップしよう。

90年代国産車が海外に流出! 高値で取り引きされるスポーツモデル4選

レクサス LC500

 レクサスから販売されているラグジュアリー2ドアクーペであるLCだが、SUPER GTに参戦している車両のベースということもあり(中身は別物だが)、スポーツカーといっても差し障りないだろう。なかでも純然たるガソリンエンジンを搭載する「LC500」には、351kW (477PS)/540N・m (55.1kgf・m)を発生する4968cc V型8気筒の2UR-GSE型エンジンが搭載される。

 そんなエンジンで2トン近くある巨体を軽々加速させるとあって、JC08モード燃費は7.8km/L。10速という多段ATをもってしてもこの数値であり、もちろん言うまでもなくハイオク仕様となっている。しかし、1300万円という価格に臆さないユーザーならば燃費も気にしないのかもしれない。

日産GT-R Premium edition

 デビューから10年以上が経過した今でもアップデートを繰り返し、一線級のパフォーマンスを維持し続けている「日産GT-R」。現在販売されている中で最もハイパフォーマンスなのはNISMOとなるが、こちらはカタログ燃費が公開されていないので、標準車の中から選択するとなれば豪華装備が充実のPremium editionがリッター8.6km/Lとなる。

 ただし、419kW(570PS)を発生するツインターボエンジンを搭載したフルタイム4WD車であることを考えると、LC500よりも燃費性能に優れているように思えてくるから不思議だ。現に、デビュー時よりもハイパワー化されているにも関わらず、カタログ燃費の数値は向上している。

マツダ・マツダスピードアクセラ

 こちらは現行車ではないが、2009年から2013年まで販売されていた2代目マツダ・アクセラに設定された「マツダスピード・アクセラ」もハイパフォーマンス故に燃費が悪かった1台と言えるだろう。2.3リッターターボのエンジンスペックは初代のマツダスピードアクセラと同等だが、ボディが大型化したことでJC08モード燃費は10.0km/Lとなっている。

 ただでさえトラクション面で不利なFFの大パワー車だけに、フロントタイヤを空転させてしまえばより一層燃費が悪化してしまう。そういった面では”じゃじゃ馬”なFFホットハッチだったと言えるだろう。ちなみに、そのネーミングから限定車だと思われがちだが、れっきとしたカタログモデルである。

スバル WRX STI

 ライバルの三菱ランサーエボリューションが終焉を迎えても、日々進化を止めなかった「WRX STI」。インプレッサから独立した車種となった今でも2リッターの水平対向ターボエンジンを搭載し、4輪を駆動するという点は初代から変わることがない。

 そして、現在も購入できる「WRX STI」が搭載する名機EJ20は、2リッターながら最高出力は308PSを達成(限定車では329PSまで向上したモデルも存在)。その結果、JC08モード燃費は9.4km/Lとなってしまったが、ファンにとってみればそんなことは些細な問題なのかもしれない。

日産 フェアレディZ

 往年のファンからしてみれば、日本市場を無視していると言いたくなる気持ちがよく分かるほどにボディサイズや排気量が巨大化した「フェアレディZ」。全幅は1845mm、排気量も3.7リッターと確かに日本で乗るには不向きかもしれない。

 しかし、3.7リッターとは思えないシャープなフィーリングを見せる”VQ37VHR”は、一度乗ってしまえばその虜となってしまうことだろう。カタログ燃費は9.1km/Lと褒められたものではないが、日本では稀有となったFRスポーツカーが300万円台から購入できるというのは、実は幸せなことかもしれないのだ。

こんな記事も読まれています

フェルスタッペン、王座確定のため、マネジメントモードで5位フィニッシュ「自分のレースを心掛けた。最高の気分」
フェルスタッペン、王座確定のため、マネジメントモードで5位フィニッシュ「自分のレースを心掛けた。最高の気分」
AUTOSPORT web
HRC/ホンダ渡辺社長がフェルスタッペンを祝福「4連覇をサポートし続けられたことは誇り。さらなる高みを目指し支援する」
HRC/ホンダ渡辺社長がフェルスタッペンを祝福「4連覇をサポートし続けられたことは誇り。さらなる高みを目指し支援する」
AUTOSPORT web
角田裕毅9位、選手権6位争いにおいて価値ある2点を獲得「強力なレースペースを示せた。シーズン最後まで全力で戦う」
角田裕毅9位、選手権6位争いにおいて価値ある2点を獲得「強力なレースペースを示せた。シーズン最後まで全力で戦う」
AUTOSPORT web
サイズも価格も近い禁断の兄弟対決!! [ランドクルーザー250]と[ランドクルーザー300]の違いって??
サイズも価格も近い禁断の兄弟対決!! [ランドクルーザー250]と[ランドクルーザー300]の違いって??
ベストカーWeb
【ポイントランキング】2024年WRC最終戦ラリージャパン後
【ポイントランキング】2024年WRC最終戦ラリージャパン後
AUTOSPORT web
無冠の帝王が汚名返上。苦節13年で初王者のヌービル「本当に長かった。大変な努力へのご褒美だ」
無冠の帝王が汚名返上。苦節13年で初王者のヌービル「本当に長かった。大変な努力へのご褒美だ」
AUTOSPORT web
フェルスタッペンがドライバーズ選手権4連覇【正式結果】2024年F1第22戦ラスベガスGP 決勝
フェルスタッペンがドライバーズ選手権4連覇【正式結果】2024年F1第22戦ラスベガスGP 決勝
AUTOSPORT web
古さと新しさが同居した天才的デザインに仰天!! ディフェンダーの「貫禄」にシビれた!!!【テリー伊藤のお笑い自動車研究所】
古さと新しさが同居した天才的デザインに仰天!! ディフェンダーの「貫禄」にシビれた!!!【テリー伊藤のお笑い自動車研究所】
ベストカーWeb
ドリキンが自腹購入したホンダ「シビックタイプR」でチューニング指南! 無限×ヤマハコラボの「パフォーマンスダンパー」は買いです
ドリキンが自腹購入したホンダ「シビックタイプR」でチューニング指南! 無限×ヤマハコラボの「パフォーマンスダンパー」は買いです
Auto Messe Web
【F1第22戦決勝の要点】 岩佐歩夢が分析するメルセデスの速さの秘密「マシン特性の不利を覆すほどのいい仕事」
【F1第22戦決勝の要点】 岩佐歩夢が分析するメルセデスの速さの秘密「マシン特性の不利を覆すほどのいい仕事」
AUTOSPORT web
1.2L 3気筒+モーター3基で300ps ルノー・ラファール E-テックへ試乗 アルピーヌに相応しい走り
1.2L 3気筒+モーター3基で300ps ルノー・ラファール E-テックへ試乗 アルピーヌに相応しい走り
AUTOCAR JAPAN
ヒョンデ「アイオニック5」がマイチェンで航続可能距離703キロに! 気になる車両価格は523万6000円から…30台限定の「コナ マウナ ロア」にも注目
ヒョンデ「アイオニック5」がマイチェンで航続可能距離703キロに! 気になる車両価格は523万6000円から…30台限定の「コナ マウナ ロア」にも注目
Auto Messe Web
『絶対完走』の重圧に耐えた勝田。来季シートがかかっていたことを示唆【ラリージャパン後コメント】
『絶対完走』の重圧に耐えた勝田。来季シートがかかっていたことを示唆【ラリージャパン後コメント】
AUTOSPORT web
米国にある「廃車の山」で見つけたお宝 40選 後編 ジャンクヤード探訪記
米国にある「廃車の山」で見つけたお宝 40選 後編 ジャンクヤード探訪記
AUTOCAR JAPAN
中型からステップアップ 人気の“ミドルクラスネイキッド”スズキ「SV650」とカワサキ「Z650RS」どっちを選ぶ?【スペックでライバル比較】
中型からステップアップ 人気の“ミドルクラスネイキッド”スズキ「SV650」とカワサキ「Z650RS」どっちを選ぶ?【スペックでライバル比較】
VAGUE
ラリージャパンで一般車の侵入という衝撃トラブルが発生! SSのキャンセルもあるなかトヨタ勢は2・3・5位に着ける
ラリージャパンで一般車の侵入という衝撃トラブルが発生! SSのキャンセルもあるなかトヨタ勢は2・3・5位に着ける
WEB CARTOP
米国にある「廃車の山」で見つけたお宝 40選 前編 ジャンクヤード探訪記
米国にある「廃車の山」で見つけたお宝 40選 前編 ジャンクヤード探訪記
AUTOCAR JAPAN
サーキット派に朗報! ウェッズスポーツ「TC105X」に16インチの新サイズ登場…マツダ「ロードスター」や走りのFF車にオススメです
サーキット派に朗報! ウェッズスポーツ「TC105X」に16インチの新サイズ登場…マツダ「ロードスター」や走りのFF車にオススメです
Auto Messe Web

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

452.1485.1万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

85.01180.0万円

中古車を検索
WRX STIの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

452.1485.1万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

85.01180.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村