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【ネオクラシック体験隊】4WDスペシャリストが作ったクロスオーバーを味わう! ランドローバー・フリーランダー2の、乗るほどに際立つ魅力とは

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【ネオクラシック体験隊】4WDスペシャリストが作ったクロスオーバーを味わう! ランドローバー・フリーランダー2の、乗るほどに際立つ魅力とは

全地球対応のプロスペック。エンジンは3.2リッター直6を横置き

 ランドローバーは1948年以来、4WD車を生産し続けている英国ブランド。ランド(LAND=大地)とローバー(ROVER=流浪車)を組み合わせたネーミングが象徴するように、地球上のどんな場所でも走れる走破性が自慢だ。レンジローバーを筆頭にした同社のSUVは、世界中のプレミアム層から絶大な信頼を獲得している。そんな中、ランドローバーの魅力が、最もカジュアルに味わえる存在としてフリーランダー2が再評価されている。

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 フリーランダー2は、2007年に登場したランドローバーのエントリーモデル。ボディは全長×全幅×全高4515×1910×1740mmと取り回し性に優れる。開発当時、ジャガー、ボルボとともにフォード傘下だった関係もあり、メカニズムはなかなか意欲的だ。駆動システムには電子制御センターカップリング式のフルタイム4WDを採用。路面状況に応じて最適な駆動力を提供する「テレインレスポンス」を標準装備する。しかもボディは各部を徹底的に強化した強靭仕様。デビュー時メーカーは、「兄貴分のレンジローバー、そしてポルシェ・カイエンに次いでSUVとして3番目に強固なボディ」と説明していた。ちなみに悪路走破性は、ランドローバーの厳しい基準に適合した本格派。渡河能力は50cmまでOK、最低地上高は210mmとたっぷり確保している。

 エンジンも個性的。なんと3.2リッターの直6エンジン(232ps/317Nm)を横置き搭載する。トランスミッションは6速AT。ちなみに大柄な直6エンジンを積みながらも、ワイドな全幅の効果でハンドルの切れ角は十分に確保され最小回転半径は5.5mを実現している。

乗るほどに深まる魅力。やはり4WDスペシャリストが作ると違う!

 対面した2012年モデルは、2011年1月に各部が改良された後期型。装備が充実した特別仕様のスペシャルエディションだ。

 しっかりとした作りの本革シートに収まり運転姿勢を決めると、「どこでも走れる」という自信が自然に湧いてきた。ランドローバーの美点であるコマンドポジションが、絶好の視界をもたらすからだ。走りはパワフルにしてスムーズ。3.2リッターユニットは低回転域から豊かなパワーを生み出し、ドライバーの思いどおりのパフォーマンスを発揮する。絶妙なのはストロークをたっぷり確保した足回り。まさに路面をしっかりと掴む感触が伝わる。先日ドライブした最新のディフェンダーに通じる、絶大な信頼感、そして快適性を感じた。

 室内は機能的なデザインで、各部の作りは骨太。フリーランダー2は、一見シティ派のイメージながら、ランドローバーらしいタフさが印象的だ。大自然に連れ出し、使い込むほど独自の味わいを増す存在である。「最新のSUVは甘口でどうも」と感じているユーザーにお勧めしたい本物だ。

ランドローバー・フリーランダー2主要諸元

グレード=スペシャルエディション(2012年式)
新車時価格=6SAT 440万円
全長×全幅×全高=4515×1910×1740mm
ホイールベース=2660mm
トレッド=フロント:1660×リア:1615mm
最低地上高=210mm
車重=1900kg
エンジン(プレミアム仕様)=3192cc直6DOHC24V
最高出力=171kW(232ps)/6300rpm
最大トルク=317Nm(32.3kgm)/3200rpm
JC08モード燃費=8.0km/リッター(燃料タンク容量70リッター)
サスペンション=前後ストラット
ブレーキ=前後ベンチレーテッドディスク
タイヤ&ホイール=235/65R17+アルミ
駆動方式=4WD
乗車定員=5名
最小回転半径=5.5m
※価格は消費税込み 

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