鈴鹿サーキットで行なわれているスーパーフォーミュラの合同/ルーキーテスト。その初日セッションが終了し、VANTELIN TEAM TOM’Sの坪井翔がトップタイムをマークした。
12月6日(水)にスタートした今回のテスト。午前のセッションはKids com Team KCMGから参加の関口雄飛がトップタイムだった。午後のセッションは14時からスタート。気温は17℃と、12月にしてはやや暖かい気候だ。
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午前と同様に、セッション開始直後にトップに立ったのは野尻智紀(TEAM MUGEN)。3周目に1分37秒689をマークし、タイムシートの最上段につけた。その後14時20分には、木村偉織(B-Max Racing Team)が駆動系トラブルによりストップ。この日初めての赤旗が出された。
その後は大きなトラブルもなく順調にセッションが進み、残り30分で関口が1分37秒240でトップに。午前に続いて存在感を見せた。しかしその関口は、各車がアタックに入っていくセッション終盤にデグナーでコースオフ。タイヤバリアにノーズが刺さった形でストップした。なお回収された関口のマシンを見るに、大きなダメージはなさそうだ。
最終的にトップタイムをマークしたのは坪井。タイムは1分36秒994と、この日初めて1分36秒台に入れた。なお今季はP.MU/CERUMO・INGINGから参戦した坪井がドライブするTOM'Sの37号車は、今季のシリーズチャンピオンである宮田莉朋が走らせていたマシンだ。
2番手は佐藤蓮(TCS NAKAJIMA RACING)、3番手は太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)と、冬の鈴鹿テストで速さを見せるドライバー・チームが続く。ルーキードライバーの最上位は岩佐歩夢(TEAM MUGEN)の7番手で、タイムは1分37秒321。岩佐の今季のFIA F2でのライバルで、F2チャンピオンでもあるテオ・プルシェール(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)は16番手だった。そして女性ドライバーのJuju(TGM Grand Prix)はベストタイム1分41秒219で22番手だった。
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