現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 運転ラクだし楽しいしで結構アリな組み合わせなのになかなかレア! ディーゼル+MTが選べる中古車4選

ここから本文です

運転ラクだし楽しいしで結構アリな組み合わせなのになかなかレア! ディーゼル+MTが選べる中古車4選

掲載 15
運転ラクだし楽しいしで結構アリな組み合わせなのになかなかレア! ディーゼル+MTが選べる中古車4選

 この記事をまとめると

■最近のディーゼルとMTの組み合わせはトルクがあり楽しく乗れる組み合わせだ

強大なトルクの「グイグイ感」はほかじゃ味わえない! 歴史に残る「ディーゼルエンジン」の名機3選

■国産車でMTとディーゼルの組み合わせが選べるクルマをピックアップ

■レジャーにも商用利用にも使えるクルマが豊富

 貴重なディーゼル+MTを楽しむのにオススメな中古車

 ギア感とキュートが絶妙にバランスしたルックスとファミリーカーとしての使い勝手の良さなどから、人気のルノー・カングー。現行型の実質的なファイナルモデルといわれる「リミテッドディーゼルMT」の人気が高いレベルで持続している。

 2021年7月に400台限定で発売されたカングーリミテッドディーゼルMTの価格は282万円だったが、中古車市場では新車価格の1.5倍以上の価格で取引されているのは、ご存じのとおりだ。

 そして、このファイナルモデルにプレミア価格がついている理由としては、単に第二世代カングーのラストモデルというだけでなく、ディーゼルエンジン+MT(マニュアルトランスミッション)という稀有な組み合わせのパワートレインが評価されているという面も見逃せない。

 カングーでいえば、1.5リッターディーゼルエンジンの最高出力は116馬力と控えめながら、最大トルクは260Nmと余裕がある。しかも、最新ディーゼルは低速でのレスポンスにも優れているから、MTと組み合わせたときの思いどおりに操っている満足度も高い。とはいえ、新車価格より100万円以上も高いカングーリミテッドディーゼルMTに手が届くのは一部の人だけなのも事実。

 そこで、運転が楽しいディーゼル+MTのパワートレインを持つモデルかつ、中古車市場で適切な相場となっている国産の4モデルをピックアップしてみた。

 コンディションも含めて考えると、もっとも手頃な相場でオススメしやすいのがマツダ・デミオだ。現在はMAZDA2と改名しているが、デミオ時代にも1.5リッターディーゼルが搭載されていたのはご存じのとおりで、マツダの流儀として6速MTもしっかり用意されていた。

 変速比の設定的に、エンジンを高回転まで引っ張って限界性能を引き出す……というよりは早めのシフトアップで燃費を追求するほうが楽しめるMTという印象もあるが、2014年式などの初期型であれば、乗り出しで100万円以下という相場を形成している。扱いやすいボディサイズも含めて、はじめてのディーゼル+MTとして選ぶ価値はあるだろう。

 マツダには2.2と1.8リッターのディーゼルエンジンも存在している。3リッター直列6気筒のディーゼルエンジンを積むCX-60も先日発表されたが、販売はまだ先なので、現時点で買えるクルマとしては2.2リッターディーゼルがフラッグシップだ。

 そのエンジンにも6速MTの組み合わせを用意しているのがマツダらしいところだ。フラッグシップディーゼルでMTを選ぶ人などそれほど多くないように思うかもしれないが、そんなことはない。CX-5でディーゼル・MTと条件設定して探すと、かなりの数を見つけることができる。

 相場としても、2018年式で250万円±30万円くらいの価格帯で流通しているので、適切な価格帯に落ち着いている。けっして割高と感じることなく、余裕のディーゼル+MTライフを送れることだろう。

 仕事にもレジャーにもディーゼル+MTの組み合わせはオススメ

 さて、日本でクリーンディーゼルに積極的なメーカーとしてはマツダという印象が強いものだが、じつは元祖クリーンディーゼルを出した国産メーカーといえば、日産を忘れるわけにはいかない。

 2008年に2代目エクストレイルにクリーンディーゼル「M9R」エンジンを搭載したグレードが設定されていたのだ。大トルクのディーゼルに対応するため、6速MTとの組み合わせとなっていたので、2ペダル大国の日本においてもディーゼル+MTを見つけやすい車種ともいえる。

 そんなエクストレイル・ディーゼルの中古車市場は2008~2009年式が中心となっており、相場感としても乗り出し100万円といった様相。10年以上前のモデルとなるので、乗りっぱなしというわけにはいかず、それなりにメンテナンス費用を見込んでおく必要はあるだろうが、手の届くディーゼル+MTであることは間違いない。

 最後に紹介するのは、3リッターディーゼル+5速MTの商用車、トヨタ・ハイエースだ。

 ハイエースをウォッチしていない人には意外かもしれないが、現在の新車ラインアップにおいてハイエースは全車がATとなっていてMTの設定はなくなっている。商用車であってもディーゼル+MTのパワートレインを求めるなら、中古車を探すしかない状況なのである。

 排ガス規制の関係もあって、おすすめなのは200系と呼ばれる現行型ハイエースとなるが、人気車種だけあって中古車相場は高値安定。ディーゼル+MTで探すと7~8年前の年式が中心で、走行距離も10万kmを超えている個体が多いが、それでも価格帯は200万円を中心としたものとなっている。ハイエースという人気モデルなので当然だが、割安感があるかといえばそうとは言い難いのも事実だ。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
ベストカーWeb
ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
AUTOSPORT web
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
ベストカーWeb
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
Auto Messe Web
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
AUTOCAR JAPAN
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
AUTOSPORT web
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
乗りものニュース
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
AUTOSPORT web
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
AUTOSPORT web
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
くるまのニュース
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
AUTOCAR JAPAN
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
AUTOCAR JAPAN
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
AUTOSPORT web
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
Auto Messe Web
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
乗りものニュース
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
レスポンス
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
AUTOSPORT web
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

15件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

384.0427.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

16.0399.0万円

中古車を検索
カングーの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

384.0427.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

16.0399.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村