2019年3月27日、ボルボ・カー・ジャパンはミドルクラスSUVであるXC60の一部仕様を変更し、発売した。これにともない、車両価格も上昇している。
先進安全運転支援システムの機能追加と、R-デザインの外観を変更
2017年10月に日本でデビューし、その年の日本カー・オブ・ザ・イヤー2017-2018を獲得したボルボ XC60が、今回仕様変更を受けた。改良ポイントは、ボルボが得意とする先進安全運転支援システムのアップグレードだ。
すべてのクルマが運転できる。フルビット免許とフル免許って、いったい何だ!【くるま問答】
駐車スペースから後退するとき、リアバンパーに内蔵されたミリ波レーダーで接近する車両や歩行者、自転車を検知・警告音で知らせ機能を持つ「CTA(クロス・トラフィック・アラート)」が従来から搭載されていた。警告だけでなく、衝突の回避/被害軽減を図る「衝突回避・被害軽減ブレーキ機能」が新たに追加されたのだ。
また、ステアリングを自動修正して車線を維持・車線中央を走行できるよう支援する「パイロット・アシスト(車線維持支援機能)」。この機能が一定条件によって解除されるとき、ハンドルの微振動で一時解除を知らせる新機能が追加された。
スポーティグレードである「R-デザイン」のエクステリアも若干変更。サイドウインドートリムとドアミラーカバー、インテグレーテッドルーフレールをグロッシーブラック仕上げとした。新たに専用オープングリッドテキスタイル/レザーコンビネーションシートも採用された。
ちなみに、この改良にともなって車両価格も変更されている。
ボルボ XC60の車両価格(税込)
D4 AWD モメンタム:644万円
D4 AWD R-デザイン:694万円
D4 AWD インスクリプション:739万円
T5 AWD モメンタム:614万円
T5 AWD インスクリプション:709万円
T6 AWD R-デザイン:739万円
T8ツインエンジン AWD インスクリプション:924万円
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