ダイハツは2023年1月13日、東京オートサロン2023で軽バンのアトレーの可能性を示すカスタマイズカーの「ATRAI WILDRANGER(アトレー・ワイルドレンジャー)」を公開した。
“動く探検基地”を車両コンセプトに据えたATRAI WILDRANGERは、さらにもう一歩奥地まで進んでいけるようルーフに着脱可能なボートを積載するなど、ユニークなカスタマイズを実施する。ボート本体は積載性を考慮して軽量な中空ボディで仕立て、後部にはラダーを設置。また、サイドにはパドルが固定できる。ボディカラーは森林を思わせる濃いグリーンと、チッピング塗装のブラック樹脂パネルを組み合わせた2トーンカラーで構成。足回りはリフトアップを施したうえで、タイヤにはトーヨータイヤのOPEN COUNTRY R/Tを装着した。
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インテリアには車中泊ができるよう、寝袋やテーブルなどを設置。濡れた物や汚れた物の積載に配慮して、シートやフロアには撥水加工を施す。ベース車の高い荷室高を活かして、フィールドジャケットなどが吊るせるハンガーも設置した。
ダイハツの現地スタッフは、「今回発表したATRAI WILDRANGERはレジャー志向のカスタマイズカーですが、機能面では災害救助の初動支援車などとしても活用できます。〇〇RANGERとして、色々な部隊の機動車に応用可能です」と解説。来年のオートサロンでは、違った形のATRAI 〇〇RANGERが披露されるかもしれない。
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みんなのコメント
つまり、目指したものは「ベース」だな。