2022年3月に開催された大阪モーターサイクルショーで世界初公開され、2022年9月29日に発売されたホンダの大排気量ロードスポーツモデル「HAWK(ホーク)11」。
40年ぶりに名車が復活するということで発表前から大きな話題となっていましたが、当時を知らない私にとっては純粋なNEWモデル。いったいどんなバイクなのかと、ワクワクしながら発表を待っていたのを覚えています。
そんなHawk11を見た感想は、レトロさと新しさが入り混じった、何だか不思議なデザインのバイク。FRP製のロケットカウルが印象的で、ちょっと尖ったカフェレーサーというイメージです。 コンセプトは「走りの楽しみを忘れない大人のバイク」だそうで、確かにシンプルな造形ではありつつも、どこかやんちゃな雰囲気が漂うデザインが、独特の存在感を放つ1台に仕上げられています。
Hawk11に搭載されているのは、排気量1082ccの水冷4ストローク直列2気筒OHC(ユニカム)4バルブエンジン。アドベンチャーモデル「CRF1100L アフリカツイン」のエンジンと、同じくアフリカツインをオンロード向けに改良した「NT1100」のフレームと足まわりをベースに、さらにワインディングでの走りを楽しめるようモディファイされたモデルとなっています。
足つきの悪い大型モデルに少し苦手意識を持っている私は、アフリカツインがベースと聞くだけで取り回しへの不安がこみ上げてくるのですが、さらに昔の名車はカッコいいけど今のモデルに比べて車体が大きく、交差点などでも曲がりにくいというイメージがあり、余計に不安な気持ちが湧いてきます。
しかし、跨ってみると見た目より足つきが良くてビックリ。身長165cmの私(先川知香)で、両足の指の裏が結構しっかりと地面に着く安定感でした。
とはいえエンジンをかけて走り出すまでは、キチンと扱えるのか、かなり不安になっていた私でしたが、走りだしてみると見た目とのギャップに驚きます。かなり個性的で少しヤンチャな見た目とは裏腹に、乗り味はスムーズ。いい意味でまったく癖がなく、思い通りに加速して、思い通りのラインで曲がってくれる、とっても優しい1台です。
特徴のない滑らかな走りが最大の特徴。中身を知れば「その見た目でかなり損をしているよ!」とアドバイスしなくなるような、めちゃくちゃ優しいヤンキーオジサンみたいな感じ。かといって、アクセルを開けるとグングン加速してくれるのでパワー不足を感じることもなく、実力も十分です。
高速道路でも走行してみましたが、スピードを上げても安定感が崩れることはなく、かなり安心して走ることができました。ライディング姿勢も前傾ではあるものの、無理のないスタイルで乗ることができるので、長距離移動も辛さを感じることはありません。
コンセプトの「走りの楽しみを忘れない」という言葉やフォルム、そして事前情報などから、まだまだ攻めた走りを楽しみたい40年前のHawkファンへ向けたモデルなのかと勝手な想像を巡らせながら今回、試乗をしましたが、実際のHawk11は落ち着いた大人な走りと今の人がHawkを作ったらどんなデザインになるかという、懐かしさを纏いながらも新しいフォルムを兼ね備えた個性的なモデルという印象でした。
みんなと同じじゃ物足りないけど、スムーズな癖のない走りを楽しみたいという大人ライダーにピッタリなNEWモデル、Hawk11の価格(消費税込)は139万7000円です。
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