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【南アフリカ】懐かしのトヨタ「ルミオン」復活してた? 「3列7人乗り」&5速MTあり! かつて「カローラだった」 車名8年ぶり復活のスズキ製「ルミオン」とは

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【南アフリカ】懐かしのトヨタ「ルミオン」復活してた? 「3列7人乗り」&5速MTあり! かつて「カローラだった」 車名8年ぶり復活のスズキ製「ルミオン」とは

■「ルミオン」の名前を継いだミニバンとは?

 トヨタは1966年に登場して以来、象徴的な庶民派モデルとして知られる「カローラシリーズ」のなかで、2007年から2015年まで、四角くワイドなボディを有し、同シリーズで特異な存在感を放つ「カローラルミオン」を展開していました。
 
 そんな“ルミオン”の名前を冠したモデルが、トヨタの南アフリカ法人から2023年に登場し、一部のクルマ好きのなかで話題となりました。
 
 一体どのようなモデルなのでしょうか。

【画像】超カッコいい…! これが最新版「ルミオン」です!(23枚)

 まず、かつて日本市場で販売されていたカローラルミオンは、当時のカローラシリーズを若年層にもアピールするための一環として導入されました。

 広い居住空間やユニークなデザインを特徴に持ち、ファミリーカーとしてだけでなく、カスタムベース車としても人気を集めました。

 2009年にはマイナーチェンジが行われ、後期型が登場。

 さらに改良が加えられたものの、2015年には生産終了となり、カローラルミオンの名は日本市場から姿を消しました。

 しかし、2023年に南アフリカで新たな「ルミオン」が発売され、約8年ぶりにその名が復活することとなりました。

 この“南アフリカ版ルミオン”は、かつてのカローラルミオンとは直接のつながりがなく、スズキの海外向けモデル「エルティガ」をベースにしたOEM車両として設計されています。

 車名も“カローラ”というネームが外れ、ルミオンとして展開されています。

 ボディサイズは全長4420mm×全幅1735mm×全高1690mm、ホイールベースは2740mmで、3列シート7人乗りのミニバンボディを採用しているのも、従来のカローラルミオンとの大きな違いです。

 エクステリアは現代的に洗練されており、フロントには大きなメッシュグリルが採用されています。

 適度なメッキ装飾も加わり、高級感を感じさせる仕上がりです。

 またボディ全体として、かつての四角く直線的なデザインが用いられたカローラルミオンとは異なり、新たなルミオンでは曲線を用いた流麗なスタイルに進化しているのもポイントです。

 一方で、インテリアはシンプルでありながら機能的。

 センターコンソールにはApple CarPlay対応のナビモニターが搭載されており、現代の技術を取り入れた快適な車内環境が整っています。

 後部座席も広々としており、長時間のドライブでも快適に過ごせる空間を提供します。

 なお日本のミニバンとは異なり、後席ドアはスライド式ではなく、一般的なヒンジ式となっています。

 搭載されるパワートレインは、1.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンで、トランスミッションには4速ATまたは5速MTが選択可能です。

 南アフリカ市場における価格は、30万1400ランド(約258万8000円)から38万6500ランド(約331万8000円)とされ、手ごろな価格帯であることも魅力的です。

※ ※ ※

 このルミオンの販売は、トヨタとスズキの業務提携の一環として行われています。

 同様に、スズキ「バレーノ」をベースにした「スターレット」や、スズキ「セレリオ」を基にした「ヴィッツ」も南アフリカ市場で展開されており、これらの車両は日本では見られなくなった車名を引き継いでいます。

 このように、新型ルミオンはトヨタの多国籍展開戦略の一環として登場し、南アフリカ市場のニーズに応えるモデルとなっています。

文:くるまのニュース くるまのニュース編集部
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みんなのコメント

4件
  • vrz********
    広くて車中泊には良いかも、ただ運転好きには?間延びしたメ−タ―にシ−トもイマイチの空き缶みたいな印象でした。
  • ivq********
    スパッシオ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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