「カーデザイン愛好家」が製作を依頼
text:Felix Page(フェリックス・ペイジ)
【画像】グランツーリスモ・ベルリネッタ【GTBの名のつくフェラーリ4選】 全110枚
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)
オランダのコーチビルダー、ニールス・ファン・ロイ(Niels van Roij)は、フェラーリ365 GTB/4デイトナを現代風にアレンジした印象的なシューティング・ブレークの登場を予告した。
同社の「オマージュ(Hommage)」コレクションの最新作としてデザインスケッチの一部が公開されている。2006年から2013年まで生産された「イタリア製フロントエンジンV12グランドツアラー」としか書かれていないが、フェラーリ599 GTBがベースになっているようだ。
ニールス・ファン・ロイは先日、同様のコンセプトのブレッドバン・オマージュを公開している。550マラネロをベースに、伝説のレーサーであるフェラーリ250GT SWB、通称「ブレッドバン」に敬意を表したものだ。
同社は、599の内外装を1970年代のグランドツアラーに似せて大幅に再設計したデイトナ・シューティングブレークについて、名前未公表の「真のカーデザイン愛好家」に製作を依頼されたものであり、完成までの進捗状況を毎週公開する予定だとしている。
今回公開されたプレビュースケッチでは、曲線的な台形のテールゲートを採用することが確認できる。詳細は発表時に明かされるが、365 GTBの特徴である「バタフライ」リアウィンドウが採用されることはすでに判明している。
ニールス・ファン・ロイは近年、ハイエンドのスポーツカーや高級車にレトロな雰囲気を漂わせるカスタムで知られている。テスラ・モデルSのワゴン仕様や2ドアのレンジローバー、昨年はロールス・ロイス・レイスのシューティング・ブレーク仕様を公開している
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