英ロールス・ロイスは、イースター休暇(復活祭:4月9日-13日)に合わせ、超豪華な至宝「ファベルジェ・エッグ」を公開した。
イエス・キリストが磔刑に架けられ息絶え、その3日後に復活した奇跡をお祝いするののがイースター(復活祭)だが、この祭りに登場するのがイースターエッグだ。1885年、ロシアのロマノフ朝第13代ロシア皇帝、アレクサンドル3世は妻への贈り物として、このイースターエッグをサンクトペテルブルクの宝石商「ファベルジェ」に作らせた。こうして生まれたのが豪華絢爛なイースターエッグ、すなわち「ファベルジェ・エッグ」だ。
その後も、ロシア革命で次代の皇帝ロマノフ2世が失脚するまで、この慣しは引き継がれ、50近い作品が製作された。なかにはオークションで3,300万ドル(約35億円)の値が付いた逸品もある。
ロールス・ロイスはラグジュアリーブランドの頂点として、2018年にまったく新しいファベルジェ・エッグの製作を依頼。ロマノフ王朝断絶後2個目となるファベルジェの“インペリアルクラス”として完成したそのエッグは、高さ16センチ、重量400グラムで、エンジンターンやパープル・エナメル・ギロシェなど様々な加工が施されたホワイトゴールドをベースとする。卵殻にあたる部分を形作るのはローズゴールドで、台座部分に仕込まれた小さなレバーを操作すると、アームがゆっくりと下がり、内部からブランドを象徴するクリスタル製のスピリット・オブ・エクスタシーが出現する機構だ。
ちなみに各アームには計10カラットのダイヤモンドと390カラットのアメジストがちりばめられており、ファベルジェ・エッグ史上最も精巧という動きとするために、最新のCADシステムとマイクロエンジニアリング技術も投入されたという。
ロールス・ロイスは2018年10月に選ばれた上級顧客のみにこのファベルジェ・エッグを内覧した後、ロンドンのファベルジェで一般公開した。何かと暗い話題が先行する昨今だが、復活祭の日だけでも歴史の粋を集めたファベルジェ・エッグの美に酔いしれたいもの。ロールス・ロイスの粋な計らいに感謝したい。
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