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大胆ボディが魅力的! フォード伝統のSUV「ブロンコ」が復活

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大胆ボディが魅力的! フォード伝統のSUV「ブロンコ」が復活

2ドアボディに加えて同車初の4ドア仕様を設定

7月13日、フォードはフルモデルチェンジを受けて6代目となった本格オフロードSUV「ブロンコ」を2021年モデルとして発表した。価格は2万9995ドル(約322万円)からで、米国では同日より予約受け付けが始まった。生産開始は2021年初頭からとなる。

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ブロンコは、ジープ・チェロキーに対抗するべく1966年に初代が誕生。1992年に登場した5代目まで改良が重ねられてきたが、1996年に販売が終了。このたび6代目として復活を遂げ、フォードの新世代オフローダーの旗艦モデルとして登場した。

新型では、これまでの2ドアボディに加えて、4ドア仕様を設定した点もニュース。ボディサイズは2ドア版が全長173.7×全幅75.9×全高71.9インチ(およそ全長4412×全幅1927×全高1826mm)で、ホイールベースは100.4インチ(およそ2550mm)。4ドア版は全長が189.4インチ(およそ4810mm)、ホイールベースが116.1インチ(およそ2949mm)となる。最低地上高はクラストップ水準の11.6インチ(約295mm)を誇る。

パワーユニットは、270ps/420Nmを発揮する2.3L直列4気筒ターボと、310ps/542Nmを発する2.7L V型6気筒ツインターボの2種類の「EcoBoost」エンジンを設定。トランスミッションは10速ATで、2ドアモデルには7速MTも設定されている。

新型ブロンコには、高い悪路走破性を発揮するための策が多彩に講じられている。ゆとりある最低地上高に加えて、最大29°のブレイクオーバーアングル、37.2°のディパーチャーアングルを確保。最大渡河深度は33.5インチ(約851mm)を実現する。

サスペンションのトラベル(可動域)は前後で17%拡大され、あらゆる地形に対応。ビルシュタイン製ショックアブソーバーの採用で、コントロール性や信頼性、そして快適性を追求している。

4×4システムは2種類設定。ベースシステムの「2速電子シフト・オン・ザ・フライ・トランスファーケース」と、オプションの高性能版「2速エレクトロ・メカニカル・トランスファーケース」だ。いずれもSpicer製の「Paforma TreK」電子ロックディファレンシャルが採用されており、走行状況に応じて駆動力を最適に配分。起伏の激しい路面でも確かなトラクション性能を発揮する。

外観デザインは初代モデルからインスピレーションを受けており、チーフデザイナーのポール・レイス氏は次のように説明している。
「ブロンコのスクエアなプロポーション、短いオーバーハング、ワイドなスタンスは、第1世代モデルと同様にオフロードアドベンチャー向けに最適化されています。サイドのプロファイルはクリアカットのエッジと頑丈にフレアされたフェンダーを備えた、フラットで実用的なサーフェスを実現しています。大きく開いたホイールウェル(タイヤの着脱を容易にするためにリムの中央部につけられたくぼみ)は、簡単にカスタマイズできるクイックリリースアタッチメントを備えたモジュラー設計です」




エクステリアで特徴的なのは、取り外し可能なルーフシステムが挙げられる。ルーフは4つのセクションに分けて取り外すことが可能で、キャビン側のラッチを解除することで、ひとりでもオープントップにすることができる。

これに加えて独自のフレームレスドアを採用したことにより、左右ドアも着脱が可能。4ドアモデルでは外したドアを専用保護バッグに入れ、キャビン後部に収納することができ、取り外し式ルーフシステムと合わせて、開放的なドライブが楽しめる。

インテリアではインパネのセンターパネル上部に多機能カラーLCDディスプレイを採用したほか、カメラや携帯電話といったデバイスを簡単にマウントできる12Vの電源ソケットをダッシュボード上部に設置。ディスプレイサイズは8インチまたは12インチが用意され、フォード最新のインフォテイメントシステム「SYNC4」を組み合わせる。





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