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ポルシェも協力? ロシア政府肝入りの超高級車「アウルス セナート」がロールス・ロイス並みに凄かった

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ポルシェも協力? ロシア政府肝入りの超高級車「アウルス セナート」がロールス・ロイス並みに凄かった

全長5.6m、全幅は2m超の超大型サルーン
日本を始め西側諸国ではイメージ悪化が著しいロシアのプーチン大統領。超絶贅沢とも言われる暮らしぶりは反体制派メディアから流れてくるが、大統領車に採用されているクルマも超贅沢だった。今回は大統領公用車に採用されているブランド「アウルス」について、詳しい情報をお届けしよう。

まず、アウルス(AURUS)とは英語の「Aura(オーラ)」、ラテン語で金(きん)を意味する「Aurum」、ロシアを示す「Rus」を組み合わせた造語で、言わばロシアの頂点の意味。現在、アウルスではセダンの「セナート」と、そのストレッチリムジン版の「リムジン」を販売しており、2018年のプーチン大統領4期目就任式でリムジンがデビューした後、同年のモスクワモーターショーでセナートが世界初披露された。

>>ロールス・ロイス ファントムのおすすめグレードとユーザーの評価を見てみる

ロールスロイス ファントムに匹敵する贅沢ぶり!?
Webでカタログが見られるセナートのスペックを確認すると、パワーユニットはポルシェと共同開発した4.4L V8ツインターボ(598hp)に電気モーター(62hp)を組み合わせたハイブリッドで、2,650kgの重量級ながら0-100km/hは5.8秒とうたわれる。ボディサイズは全長5,630mm×全幅2,020mm×全高1,685mmと、「ロールスロイス ファントム」(同5,770mm×2,020mm×1,645mm)に近い。トランスミッションは9速ATで、駆動方式は多板式クラッチを用いたAWDとなる。

超高級車らしくアダプティブクルーズコントロール等の運転支援システムや、リアマルチメディアシステム、後席用のドリンククーラーおよびミニバーなど装備は充実。カタログを見る限り、ふんだんに張り込まれたウッドパネルには、一部に木材の質感を残したオープンポア仕上げを採用しているようだ。また、リアシートはショーファードリブンを前提にセパレート式とされ、リア、サイドともに窓ガラスにはプリーツカーテンが配されている。カタログ後半で装甲仕様にフィーチャーし、軍用レベルの爆発物にも耐えられるとアピールしているのはお国柄だろう。

アウルスは政府系の「中央自動車エンジン科学研究所(NAMI)」が、ロシアの自動車メーカー「ソラーズ」と協力して開発し、連邦政府もプロジェクトに当時のレートで1.89億ドル(約230億円)を投資したというから、ほぼ国家プロジェクトと見ていい。参考まで、発売時におけるセナートの価格は27.4万ドル(約3,370万円)となっていた。

西側からの部品供給がストップされたらメンテナンスは大丈夫なのだろうか。現下の情勢でオーナーの悩みの種は多そうだ。

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みんなのコメント

7件
  • タイトルが、
    「ポルシェも協力?」になってるけど、

    どこをどのように協力したの?
  • ロールスロイスとベントレーのええとこ取りですわな
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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