2020年11月25日、ベントレーモーターズジャパンは、新型ベンテイガ スピードの日本での販売価格を3261万5000円(税込)と発表した。導入開始は2021年の第2四半期を予定している。
635psと900Nmを発生する6.0LのW12ツインターボを搭載
ベンテイガは、ベントレー初のラグジュアリーSUVだ。2015年に発表され、日本では翌2016年から発売されている。2020年6月に大幅改良された新型が発表され、日本仕様は2020年末頃からデリバリー開始の予定だ。
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改良前にもベンテイガには「スピード」と名づけられたハイパフォーマンスモデルが設定されていたが、改良後の新型にも追加設定された。「スピード」というサブネームは2007年に登場したコンチネンタルGT スピードから採用されており、今回の新型ベンテイガ スピードも、歴代「スピード」モデルの伝統と先代ベンテイガ スピードの圧倒的な性能が受け継がれている。ちなみに、先代モデルは2018年のパイクスピーク インターナショナル ヒルクライムに参戦して、量産SUVの新記録を樹立している。
エクステリアやインテリアは、改良された新型ベンテイガ同様にデザインは一新され、さらに「スピード」専用のアイテムが与えられている。
エクステリアでは、ダークティントのヘッドライト&テールライト/ラジエター&バンパーグリル、ボディと同色のサイドスカート、独特の前後バンパー、延長されて印象的になったテールゲートスポイラー、22インチの専用ホイール、そして楕円形のエキゾーストフィニッシャーなどが装着されている。
インテリアでは、「スピード」専用のカラースプリットで、シートとインテリアトリムのプライマリーレザーがアクセントとなり、ダークカラーを引き立てる。ドアまわりや、シートクッションとバックレストボルスターの縁部分、ロアコンソールなどには、コントラストカラーのレザーが配される。カラースプリットにはアルカンターラも導入された。シートバックには「Speed」の刺繍が標準で入り、無償オプションでベントレーのロゴも入れられる。
パワーユニットは、狭角V6を二つ合わせたベントレー独特の6.0L W12ツインターボエンジンで、最高出力は635ps、最大トルクは900Nmを発生。しかも最大トルクは1500~5000rpmという幅広い回転域で発生する。このエンジンの製作だけで、ベンテイガ スピードの完成に必要な総作業時間の約10分の1が費やされるという。
8速ATを介してフルタイムで4輪を駆動し、最高速度は306km/h、0→100km/h加速は3.9秒と、パフォーマンスも向上している。気筒休止機構も備え、燃費の向上にも寄与している。また5速~8速では、高速道を一定速度で走行中にアクセルを戻すとエンジンがアイドリング状態となり、惰性で走行できるコースティング機構も採用されている。
ドライビングモードも、オンロード向けにコンフォート(乗り心地重視)/スポーツ(走り重視)/ベントレー(乗り心地と走りをバランス)/カスタム(好みに設定できる)の4つを用意。世界初の電動式アクティブ ロールコントロール「ベントレー ダイナミックライド」や「トルクベクタリング バイ ブレーキ」も採用。オプションでカーボンセラミックのブレーキも設定されている。
ベンテイガ スピードは12気筒のSUV人気が高い、アメリカ、中東、アジア太平洋地域で発売を予定。日本仕様の車両価格(税込)は、3261万5000円。デリバリー開始は2021年の第2四半期を予定している。なお、ベントレーではベンテイガのハイブリッドモデルも近く発表する予定だ。
ベントレー ベンテイガ スピード 主要諸元
●全長×全幅×全高:5144×1998×1742mm
●ホイールベース:2995mm
●車両重量:25080kg
●エンジン種類:W12 DOHCツインターボ
●排気量:5950cc
●最高出力:467kW<635ps>/5000-5750rpm
●最大トルク:900Nm<91.8kgm>/1500-5000rpm
●トランスミッション:8速AT
●駆動方式:フロント縦置き4WD
●NEDC複合燃費:7.0km/L
●タイヤ:285/40ZR22
●当時の車両価格<税込み>:3261万5000円
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