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BMW M4 GT3“エボ”がニュルで初テスト。2025年正式デビューを前に、レース参戦も検討中

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BMW M4 GT3“エボ”がニュルで初テスト。2025年正式デビューを前に、レース参戦も検討中

BMWは、2025年にカスタマーの手によりデビューする予定の、M4 GT3のエボルーション(EVO)パッケージで、ノルドシュライフェ(ニュルブルクリンク北コース)での初テストを実施したと発表した。

ファクトリードライバーのイェンス・クリングマンとアウグスト・ファーフスは、5月に発表されたのと同じカラーリングで飾られた、アップデートされた車両のステアリングを交代で握り、8月初旬にノルドシュライフェを走行した。

BMW、2025年に登場する『M4 GT4エボ』の追加情報を発表。新車は約3800万円

クリングマンとファーフスは、ブルーノ・スペングラーとともに、このアップデート車両の開発において重要な役割を果たしたことが知られている。

BMWは今回のテストの走行距離を発表しなかったが、ふたりのドライバーは「多数のラップを走り、貴重なデータを収集した」とされている。公開された写真からは、ミシュランタイヤを装着して走行したものと推察できる。

「ノルドシュライフェは、その独特の特性により、レースカーにとってとくに難しいコースだ」とクリングマンは語っている。

「BMW M4 GT3 EVOでの最初のテストで、すでに非常にポジティブなフィードバックを提供できることを、僕らはとりわけ嬉しく思っている」

「とくにドライバビリティの点において、クルマのベースは1周目から非常に良好だった。ドライバーとして、BMW M4 GT3 EVOには完全な信頼を寄せることができる」

「これは、微調整の段階へと移行して、パフォーマンスをさらに向上させるのに最適な条件だ。2025年にこの新しいクルマで初めてレースに出場するのが待ちきれない」

BMWがM4 GT3 EVOでホモロゲーション取得前にレースへと出場するかどうかは現時点ではまだ不明だが、モータースポーツ責任者のアンドレアス・ルースは以前、ニュルブルクリンク耐久シリーズ(NLS)のSP-Xクラスでレースを行うオプションを検討中であると示唆していた。

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