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2023年は“SDGs系開運スポット”で運気上昇を!──辛酸なめ子の開運ドライブ

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2023年は“SDGs系開運スポット”で運気上昇を!──辛酸なめ子の開運ドライブ

2023年の運気を高めるべく、マンガ家・コラムニストの辛酸なめ子さんが独自に選んだ“SDGs系パワースポット”を、巡った!

新型プリウスでSDGsを体感

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2022年は「持続可能」「サスティナブル」といった概念がより広く普及した年でした。不測の事態が多い昨今、「持続可能」ほどありがたいことはありません。そこで2022年の年末は「SDGs」をテーマにした開運旅に出かけました。

まず、乗車させていただいたのは、トヨタの新型「クラウン・クロスオーバーG Advanced Leather Package」です。いままで“おじさま向け”のイメージだったクラウンが、高級感は残しつつ、よりクールな雰囲気にリニューアル。電源の差し込み口がいくつもあって、充電出来るのもポイントです。トヨタのフラッグシップの安心感に浸りながら、最初の目的地の富士スピードウェイへ。こちらでは同じくトヨタの新型プリウス試乗会が開催されていました。

“HYBRID REBORN NEW PRIUS”をコンセプトにした、「プリウス」の5代目となる新型モデル。スポーティさと上質感、高出力と低燃費を兼ね備えています。プリウスは、環境に良いけどデザインはわりと普通……というイメージを抱いていましたが、新型モデルをひとめ見てテンションが上がりました。やはりフロント部分が長くなったのが、スポーティ感をアップグレードさせています。

資料によると“圧倒的な加速性能と静粛性”を実現しているそうで、これならまたハリウッドセレブたちも購入するかもしれません。試乗すると、下り坂ではEVモードになってガソリンを節約。SDGsを体感しました。

ムリしないのもSDGsには大切試乗会のあとは、また新型クラウン・クロスオーバーに乗って、SDGsの旅へ。このあたりには国指定天然記念物の「駒門風穴」があると聞いて、そちらに向かいました。“富士山周辺の最大溶岩洞窟”とのことで、溶岩石のパワーを吸収できそうです。通路が整備された鍾乳洞みたいなイメージで行ったら、下の真っ暗な穴に向かって岩がゴロゴロしていて、一抹の危機感が。

「洞内でおきたケガには一切責任を持たないので注意してください」という看板もあり、山登りに不慣れな私はムリかも、という判断で、上から風穴のパワーを浴びるだけにとどめました。ムリしないのもSDGsには大切です。

ちなみに調べたら駒門風穴は金運や恋愛運のパワースポットでもあるそうです。風穴の奥まで入った人に、多大な恩恵があることを祈ります。

風穴の横には、富士山の湧き水が湧いていました。湧き水こそ、地球の持続可能性のあらわれです。

「湧き水で 寝癖を直す SDGs」そんな句が浮かびました。

SDGsエネルギーが高まってきたからか、自然と意識が高い店に導かれました。

「さくら玉子」は、御殿場市の杉山養鶏場のショップ。自然豊かな養鶏場で育てられた鶏が産んだ、見るからにおいしそうな卵が販売されています。鶏愛にあふれていて、鶏モチーフの彫刻や絵画などアート作品も展示されていました。SDGsエネルギーの源泉は“愛”なのかもしれません。

その向かいにある「リンデンバウム」は、ヨーロッパ輸入の原料を使ったパンのお店。実際にヨーロッパに行かないで、日本国内でヨーロッパの本格派のパンを食べられるのも環境に優しいSDGsかもしれません。お店のオーナーによると、低糖質や発酵にこだわっていて、日本のパンよりも高級な素材を使っているそうです。

「このプレッツェルは絶対的エースです。マーガリンは一切使っていません。高価な発酵バターが入っています。香りもよくてすっごくおいしいですよ。東京の人もよく買いに来ています。冷凍する時はジップロックに入れてくださいね……」

と、女性の店長の方が怒濤の勢いで説明してくださる。

「私はもう80歳です」とのことですが、全然見えません。日常的に体に良いものを食べることで持続可能なエネルギーを生み出しているようです。

2023年の開運の鍵とはパンを試食してチャージできたので、御殿場プレミアム・アウトレットへ。アウトレットでは専売品以外に、前のシーズンのものや型落ちの商品、B級品なども売られています。廃棄せずに安く売ることで、環境にもお財布にも優しい仕組みになっています。

行きつけのコスメキッチンで、50~70%オフのコスメなどを購入。プラザでは、お菓子のLotusのパックを購入しました。さっそく駒門風穴の金運アップ効果が。「地産地消」ならぬ、「地運地消」です。運気も近くで使うことで環境への負荷を軽減できそうな……。

ちなみにこちらのアウトレットは、富士山が間近に迫るロケーションで、物欲と大自然のコントラストが見どころ。雪化粧の富士山が視界に入ると、物欲がクールダウンしました。省エネモードになれるSDGsスポットです。

さらにSDGs度が高い観光地へ。三島スカイウォークは日本最長の400mの長さを誇る、人道吊橋です。地上約70mとかなり高さがあって、アトラクションのようなスリリングな橋ですが、とくに動力は使わず、自力で歩いて戻ってくるのがエコロジー。雄大な富士山や、遠くには夕日が反射している海も見えて、かなりの絶景です。こんな絶景が毎日繰り広げられているとは……。

たまにはスマホを置いて景色を眺めるのが良さそうです。はるか下からは渓流の流れる音が聞こえました。五感の感性が高まるパワースポットです。

橋を渡った先にはフクロウや小動物と出会えるお店「ふろっく-福時計-」があり、そちらで叡智をたたえたフクロウや、フレンドリーなベンガルキッャト、かわいいヒヨコなどと戯れることができました。

「ホーホー!」「ピヨピヨピヨ」「ニャーニャー」と、さまざまな動物の鳴き声が入り乱れるカオスに、森羅万象の片鱗を感じました。来年の干支の白いウサギも静かにたたずんでいます。そっと撫でると、兔肌の温かみを感じて癒されました。

一日の小旅行でしたが、新型クラウン・クロスオーバーに乗り込むとリラックスして高速走行。後部座席に座らせていただきましたが、デジタルタイプのルームミラーがクルマの後方を映し出しているので、運転者と後部座席の人の目が合わない、というのがよりリラックスできるポイントかもしれません。細部まで配慮が行き届いているのが日本車の強みです。

免許がないので運転できず、ただ快適に乗っているだけで恐縮ですが、新型クラウン・クロスオーバーの広い座席にゆったり座って充電できました。持続可能なエネルギーが湧いてくるのを体感。

毎日地球にいいことを意識して生きていけば、きっと地球も何かお返ししてくれるはずです。こうして絶景に感動して、感謝の思いを抱くのも良いでしょう。

2023年の開運の鍵は、地球とのエネルギーの“交歓”かもしれません。

文・辛酸なめ子 写真・安井宏充(Weekend.)

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みんなのコメント

3件
  • 運気良くしたいならそもそもそのペンネーム変えた方がいいんじゃないの?
    ペンネームでのご希望通り来年も辛酸舐めまくるお年になるといいですね。
    知らんけど。
  • 詐欺と不正まみれのトヨタの宣伝でSDGsって矛盾がある
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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