現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 【18台限定】フェラーリをワイドボディに! ノビテックが「812GTS」を大胆カスタマイズ

ここから本文です

【18台限定】フェラーリをワイドボディに! ノビテックが「812GTS」を大胆カスタマイズ

掲載 14
【18台限定】フェラーリをワイドボディに! ノビテックが「812GTS」を大胆カスタマイズ

■シュトロゼックがデザインしたワイドボディ

 ノビテックのチューニングモデルのなかでも特別な存在ともいえる「N-LARGO」ブランドから、またもやニューモデルが発表された。今回ベースとされたのは、フェラーリがシリーズモデルとして久々に復活させた、12気筒オープンの「812GTS」である。ノビテックではそれをベースに18台のNラルゴブランド車を製作する計画を立てている。

【15台限定】フェラーリ「F8トリブート」をワイドボディ化! ノビテック・Nラルゴの新たな挑戦

●ノーマルとはまったく違うオーラを放つボディワーク

 すでにノビテックからは、クーペ仕様の「F8トリブート」を素材にしたNラルゴ仕様が発表されているが、このGTSでも最大の特徴となったのは、2111mmにまで拡大されたワイドボディだ。

 デザイナーは、F8トリブートと同様にビットリオ・シュトロゼック。もちろんこのボディワークは、単に人目を引くだけではなく、風洞実験で最大の空力効率が得られるように調整されたものであるという。

 Nラルゴによるすべてのパーツは、大胆で、かつパワフルな印象を与えるだけではなく、軽量化においても大きなメリットを持っている。すべてのパーツは軽量で高強度なカーボン素材によって製作されており、ノビテックとシュトロゼックはその見事なスタイリングのみならず、卓越した表面品質と完璧なフィット感も非常に重要視したという。

 実際に812GTS Nラルゴの画像を見ると、完璧なデザインのスイープフェンダーフレアーが、オリジナルのボディにシームレスに接合され、新しくデザインされたフェンダーは全幅をトータルで140mm拡大していることが分かる。

 現在のシングルシーターF1マシンと同様に、前輪の後方と後輪のアーチの間には垂直のバージボードが組み合わされており、これもまたエアロダイナミクスを向上させる策のひとつとなっている。

 フロントマスクも特徴的なデザインへと変化した。風洞実験で最適化されたそれは、これも新デザインのリアスポイラー、そしてリアディフューザーとともにダウンフォースを大幅に高めている。エグゾーストシステムは4本出しの110mm径パイプが採用されている。

 フードやサイドミラー、テールライトの周囲にあるネイキッドカーボンのアドオンパーツも、さらにスポーティな印象を812GTS Nラルゴに与えている。

 前後のホイールは、アメリカVossen製の5つの繊細なツインスポークとセンターロックを備えるノビテック「NF 10NL」ホイールだ。フロントが21インチ、リアが22インチサイズで、タイヤは各々275/30ZR21、335/25ZR22サイズが組み合わせられる。

 サスペンションには35mmのローダウン可能なノビテック製スポーツサスペンションを装備。その一方で油圧式のフロントリフトシステムも装備し、こちらは40mm車高を上げることが可能だ。

 フロントに搭載される6.5リッターV型12気筒エンジンは、フェラーリにとって最後の自然吸気V12になるとも噂されているが、ノビテックはこのエンジン本体に手を加えることなく、複数のエグゾーストシステムを設定することで、最大40psのエクストラを得ることに成功した。これは、ノビテック製の高性能エグゾーストシステムと、100セルスポーツ触媒の組み合わせによるものである。これらの技術により、最終的に最高出力840ps、最大トルク751Nmにまで高められた。

 注目の運動性能は、0-100km/h加速2.8秒、最高速は345km/hを達成。ノビテックではさらにNラルゴ専用のインテリア アポイントメントも提供しており、世界最高レベルのテクニックで仕上げられた、完全オーダーメイドのレザーとアルカンターラを用いて、コックピットをアレンジすることもできる。

 ノビテックのNラルゴシリーズは、その将来も大いに期待できるブランドだ。

こんな記事も読まれています

5兆円超えって凄すぎ!! 営業利益5兆3529億円! トヨタが日本企業1位に輝いた理由はハイブリッドだった!?
5兆円超えって凄すぎ!! 営業利益5兆3529億円! トヨタが日本企業1位に輝いた理由はハイブリッドだった!?
ベストカーWeb
道路に書かれた「謎の▽」 意味はナニ? 大事な意味だけど…意外と忘れがち? 「白い逆三角」の正体とは
道路に書かれた「謎の▽」 意味はナニ? 大事な意味だけど…意外と忘れがち? 「白い逆三角」の正体とは
くるまのニュース
[旧型アルファード]新車時は450万円前後だったよね? 中古でも450万円超えってマジ!? 今後はどうなるのよ!!!!
[旧型アルファード]新車時は450万円前後だったよね? 中古でも450万円超えってマジ!? 今後はどうなるのよ!!!!
ベストカーWeb
ハチロク乗りもGR86乗りもすれ違ったら敬礼必至! 偉大なるご先祖「TE27」のレビン&トレノが胸熱すぎるクルマだった
ハチロク乗りもGR86乗りもすれ違ったら敬礼必至! 偉大なるご先祖「TE27」のレビン&トレノが胸熱すぎるクルマだった
WEB CARTOP
最強の「フォルクスワーゲン・ゴルフ」がワールドプレミア! 新型「R」「Rヴァリアント」発売へ
最強の「フォルクスワーゲン・ゴルフ」がワールドプレミア! 新型「R」「Rヴァリアント」発売へ
LE VOLANT CARSMEET WEB
日本最大級のモーターショー「ジャパンモビリティショー」が2024年も開催決定! 10月15日~18日に幕張メッセで「CEATEC」と併催。
日本最大級のモーターショー「ジャパンモビリティショー」が2024年も開催決定! 10月15日~18日に幕張メッセで「CEATEC」と併催。
くるくら
ヤマハ『MT-03 ABS』『MT-25 ABS』2024年モデルを発表。新色ダークグレーを採用
ヤマハ『MT-03 ABS』『MT-25 ABS』2024年モデルを発表。新色ダークグレーを採用
AUTOSPORT web
【ロイヤルエンフィールド】免許取得&新車購入で最大5万5,000円をサポートする「ライセンスサポートキャンペーン2024」を7/1より開催!
【ロイヤルエンフィールド】免許取得&新車購入で最大5万5,000円をサポートする「ライセンスサポートキャンペーン2024」を7/1より開催!
バイクブロス
大気汚染で年間4000人死亡! そんな渋滞ロンドンに登場した「信号システム」の驚きパフォーマンスとは
大気汚染で年間4000人死亡! そんな渋滞ロンドンに登場した「信号システム」の驚きパフォーマンスとは
Merkmal
約250万円! ホンダ 新型「コンパクト”ミニバン”」発表! 8年ぶり全面刷新の「フリード」どんなクルマ?
約250万円! ホンダ 新型「コンパクト”ミニバン”」発表! 8年ぶり全面刷新の「フリード」どんなクルマ?
くるまのニュース
これでF1のトラックリミット問題は解決する? レッドブルリンクで新たな対策が登場
これでF1のトラックリミット問題は解決する? レッドブルリンクで新たな対策が登場
motorsport.com 日本版
ホンダの本命、「N-VAN」がカワイイEVになって登場! 商用から個人ユースまで使える4タイプをラインナップ。
ホンダの本命、「N-VAN」がカワイイEVになって登場! 商用から個人ユースまで使える4タイプをラインナップ。
くるくら
ホンダ新型「“夜型”SUV」公開! ブラック感高めた「スタイリッシュモデル」! めちゃお買い得な「CR-V」台湾に登場
ホンダ新型「“夜型”SUV」公開! ブラック感高めた「スタイリッシュモデル」! めちゃお買い得な「CR-V」台湾に登場
くるまのニュース
どちら側が一般的? バイクの給油、左右どっちの給油レーンに入るのが良い?
どちら側が一般的? バイクの給油、左右どっちの給油レーンに入るのが良い?
バイクのニュース
BMW1シリーズ新型に頂点、300馬力の「M135」…英イベントに出展へ
BMW1シリーズ新型に頂点、300馬力の「M135」…英イベントに出展へ
レスポンス
走りがマジでスポーティな[プリウス]!! e-POWERは”ひと踏み惚れ”の力あり!? 燃費も走りも超いいクルマ3選
走りがマジでスポーティな[プリウス]!! e-POWERは”ひと踏み惚れ”の力あり!? 燃費も走りも超いいクルマ3選
ベストカーWeb
国内最大級のアウトドアイベント、東京アウトドアショー2024が開催
国内最大級のアウトドアイベント、東京アウトドアショー2024が開催
月刊自家用車WEB
【MotoGP】ドゥカティは移籍が決まっても”フェア”に扱うはず……マルティン「僕はドゥカティのためにレースしている」
【MotoGP】ドゥカティは移籍が決まっても”フェア”に扱うはず……マルティン「僕はドゥカティのためにレースしている」
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

14件
  • ドラえも~ん、買ってよ~
  • スーパーカーっていい商売だと思う
    一般人が扱いきれない性能でバカみたいな価格で売って、勝手に自爆して買いなおしてくれるからな

    一般人が手の届く価格帯というのが一番センスが問われる商売だと思う
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

4523.4万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

6580.06980.0万円

中古車を検索
812GTSの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

4523.4万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

6580.06980.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村