■10年フルモデルチェンジがおこなわれないクルマがある!
自動車メーカーは日々新型車の研究開発をつづけ、より消費者に受け入れられるクルマづくりをおこなっていますが、一方で、長年フルモデルチェンジがおこなわれていないクルマも数多く存在します。
アルファードを超える? トヨタが新型高級ミニバン「マジェスティ」発表!
そこで、今回は10年以上フルモデルチェンジがおこなわれていないモデルを3台ピックアップして紹介します。
●トヨタ「エスティマ」
現行モデルの乗用車で、もっともロングセラーとなるクルマは、トヨタ「エスティマ」で、発売は2006年1月からです。
現行のエスティマで特徴的といえるのが、その車格です。ボディサイズは全長4820mm×全幅1810mm×全高1760mmと、トヨタ「ヴォクシー」に代表されるMサイズミニバンと、トヨタ「アルファード」に代表されるLサイズミニバンのちょうど中間サイズとなっています。
エスティマとサイズ面で近いクルマとしては、ホンダ「オデッセイ」や三菱「デリカD:5」などが挙げられますが、それぞれ車種としてのキャラクターが立っているので、直接的な競合にはなりにくい存在です。
また、2018年の日本自動車販売協会連合会の販売実績データを見ても、1年間で9062台を販売しています。
さらに、近年人気の車種には必須ともいえる、ハイブリッドシステムを搭載した仕様もラインナップされており、まだまだ魅力は健在といえそうです。
●日産「GT-R」
日産が世界に誇るスーパースポーツカーである現行R35型日産「GT-R」は、2007年12月に販売が開始されました。
前身となるモデルは「スカイラインGT-R」ですが、“最速”であることが宿命付けられ、いまなおその期待に応え続けています。
GT-Rは毎年改良が加えられるイヤーモデル制を取っており、登場当時は480馬力だった最高出力は、2020年モデルでは570馬力(NISMO仕様は600馬力)を発揮。
また、ハンドリングや乗り心地などにも改良が重ねられています。
登場から10年が経過したいまでも世界トップレベルの性能が維持され続け、どこまでパワーアップするのか、そして次期型の登場がいつなのか、注目される1台です。
■10年以上販売のロングセラーモデル、じつは三菱の「エース級」?
●三菱「デリカD:5」
SUVミニバンとして知られる三菱「デリカD:5」は、2007年1月に発売されました。
三菱がノウハウを積み重ねてきた電子制御4WDシステムが採用されており、多人数乗車が可能でありながら、荒れた道も走破できるクルマという、デリカD:5独自のカテゴリでファンから支持を集め続けています。
2018年の販売実績データ(前出の日本自動車販売協会連合会より)を見ても、1万3502台を販売しており、近年の三菱の国内販売を支えるクルマといえるでしょう。
そんななか、2019年2月にはディーゼル仕様を対象にビッグマイナーチェンジがおこなわれ、内外装や走行性能が大幅に進化しました。
ディーゼル仕様に搭載されるパワートレインは、2.2リッタークリーンディーゼルターボエンジンと8速ATの組み合わせです。
遮音材・吸音材もより広範囲に取り入れられ、上質感が増しました。
従来版のガソリン仕様の併売もおこなわれ、幅広いユーザーの支持を獲得しています。
※ ※ ※
今回紹介した3台は、フルモデルチェンジこそ10年以上おこなわれていないものの、改良が重ねられたことで人気を維持しているモデルです。
メーカーや販売会社の地道な努力の積み重ねにより、長い期間販売が続いているのだといえるでしょう。
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