■カローラシリーズ初のSUV「カローラクロス」とは?
トヨタのタイ法人は、2024年2月に新型「カローラクロス」を発表しました。
CセグメントのクロスオーバーSUVですが、同社のプレミアムブランドであるレクサス風のフロントマスクが採用されたことで、当時多くの注目を集めました。
一体どのようなクルマなのでしょうか。
【画像】超カッコイイ! これがレクサス顔の新型「カローラクロス」です!(30枚以上)
「カローラ」といえば、トヨタがグローバルで展開するロングセラーモデルで、1966年に初代モデルが登場して以来、トヨタの主力車種となっています。
初代カローラは手頃な価格と優れた燃費性能を兼ね備え、日本国内外で大成功を収めました。
その後、カローラは世界中で多くのユーザーに愛され続け、何度もフルモデルチェンジを経て現在に至ります。
各世代のカローラは常に時代のニーズに応じた改良が施されており、トヨタの技術力と信頼性を象徴するクルマとなっています。
そのカローラの長い歴史において大きな転機のひとつとなったのが、SUVモデルの新規設定で、それがこのカローラクロスです。
同車は日本市場で2021年9月に発表されましたが、実はグローバル展開が始まったのは1年以上早い2020年7月で、タイ市場からのスタートでした。
そして2024年2月には、タイでカローラクロスのマイナーチェンジが実施され、外観が大きく変化しています。
元々、タイ仕様のカローラクロスは日本仕様と異なるデザインで、大きく力強いフロントグリルが特徴的でした。
これにより、ワイルドな雰囲気を醸し出していましたが、マイナーチェンジによって都会的でスマートな雰囲気に変化しています。
具体的には、ハニカム形状を組み合わせたデザインに、シームレスにバンパーとつながる処理が施されたグリル周辺が特徴です。
さらにヘッドライトも新しくなり、中段に直線状のデイライトが組み込まれ、その上にはLED4灯のシーケンシャルターンシグナルが取り入れられました。
これらの新デザインは、まるでレクサスのような顔つきであり、特に最新のレクサス「LM」やレクサス「LBX」を彷彿とさせます。
一方、内装色には新色であるダークローズが設定され、シート全面に加え、ソフトパッドで仕上げられたドアやセンターコンソールのアームレストにもこの鮮烈な赤色を採用。
華やかな雰囲気を演出すると同時に、高級感をさらに高めています。
また機能面では、同社の最新運転支援システムであるトヨタセーフティセンスを標準装備し、衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報、アダプティブクルーズコントロールなどによって、安全性能を大幅に向上。
さらに、新しいインフォテインメントシステムは、Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応しており、ドライバーはスマートフォンを車両と連携させ、音楽再生やナビゲーション、通話などをスムーズに行うことができます。
パワートレインには1.8リッター直列4気筒エンジンに、モーターを組み合わせたハイブリッドシステムが搭載されており、燃費性能と環境性能の向上が図られています。
価格は99万9000バーツ(約426万7900円)から125万4000バーツ(約535万7300円)です。
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その次はなにがくるのかな