川畑GRスープラで培ったノウハウを全投入
4.4LのV8シングルターボ仕様で勝てるスペックを構築!
「ベース車が不明すぎる・・・」学生パワー炸裂のシャコタンジープがヤバイんです!!【幻の東京オートサロン2021】
D1グランプリシリーズ「TSUKUBA DRIFT(2021年1月30日~31日)」での投入が予定されている、“エヴァRT初号機スープラ”本番機がついにお披露目された。このマシンは、川畑選手が駆るGRスープラのノウハウが投入された文字通りの最新スペック。ドライバーを務めるのはベテランの村上満選手だ。
川畑GRスープラがクールレーシングのワイドボディキットなのに対し、こちらはHKSのプレミアムボディキットを装着。全幅2070mmのド迫力フォルムに、アートファクトリーグラフィックスによるフルラッピングが施されている。
エンジンメイクは名門“ドゥーラック”が担当。ベースエンジンはレクサスGS等に採用されている4.3L・V8“3UZ-FE”で、本体内部にCPのピストン&コンロッドを組み込むことで4.4Lまで排気量アップしている。
タービンはギャレットのG42-1200コンパクトで、エンジンマネージメントはHKSのF-CON Vプロが担当。1000ps以上を軽く出せるポテンシャルはあるものの、ピークパワーよりも乗りやすさを重視してセッティングしているという。
サージタンク&インテークマニホールドは、管長や容積はもちろんインジェクターの刺さり方や角度まで考慮して上下2分割式のオリジナル品をワンオフ製作。
ラジエターを後方に移設しているため、エンジン前方にはインタークーラーとオイルクーラーを大胆にマウント。パイピングも最短距離を繋ぐ形状となっており、非常に美しい仕上がりだ。
リヤウインドウは中間でバッサリとカットし、トランク部分にマウントされたラジエターへの導風を担うセクションとして製作。なお、トランスミッションはサムソナスのシーケンシャルドグで、デフはSIKKYのクイックチェンジが採用された。
車高調はHKSのハイパーマックスダンパーを軸に構築。ドリフトに重要なナックル&アーム類は、ワイズファブのフルキットを投入して驚異の切れ角を実現している。
ホイールは前後ともレイズのグラムライツ57FXZ。フロント18インチのリヤ19インチという異経セットが斬新だ。タイヤはプロクセスR888RDとなっており、サイズはフロント265/35-18、リヤ285/35-19を履いている。
コクピットは贅肉を削ぎ落としたレーシングカーらしいメイキングだ。ダッシュボードはドライカーボンのスペシャル。その他、ハンドルはナルディのラリー、シートはブリッド(運転席:ZETAIII、助手席:XERO)、ペダルはチルトンと、このあたりは他のD1車両と変わらないパーツチョイスだ。
メータークラスターパネルにはサイドミラー用のモニターが設置され、センターコンソール部分にあるAIMのディスプレイにて車速や回転数などの数値類を一括表示。また、バックミラーはモニター式に変更して後方視界を確保している。
残念ながら、シン・エヴァンゲリオン劇場版はコロナ禍の影響によって公開延期を余儀なくされてしまったが、「TSUKUBA DRIFT」はスケジュール通りの開催が予定されている。EVA初号機なみの活躍に期待したいところだ。
TEXT:山本大介
PHOTO:山本大介/金子信敏
【関連サイト】
東京オートサロン
https://www.tokyoautosalon.jp/
D1公式サイト
https://d1gp.co.jp/
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みんなのコメント
観たけどけっこう好き
いまのスイッチ類キレイだね