現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 【長期レポート】備えていたので慌てることなく通常運行。ジープ コンパス リミテッドは雪道でもまた「華」開く

ここから本文です

【長期レポート】備えていたので慌てることなく通常運行。ジープ コンパス リミテッドは雪道でもまた「華」開く

掲載 1
【長期レポート】備えていたので慌てることなく通常運行。ジープ コンパス リミテッドは雪道でもまた「華」開く

クルマは長く乗れば乗るほど見えてくるものがある。これまでMotor Magazine誌で掲載した長期レポート車ジープ コンパスを紹介していこう。今回は雪道取材などいくつか活躍した場面があったのでそれを紹介しよう。(Motor Magazine 2022年3月号より)

オフローダーとしてのスピリッツはしっかり息づいている
前回、昨年末の雪道取材にMMコンパス号が同行する予定ありとお伝えした。もちろん、その大役は無事に果たしたのだが、新年早々の6日、東京都心や近郊地域でも予想を超える降雪があった。準備万端を整えていたMMコンパス号は、そこでも何の問題もなくいつもどおりの活躍を見せてくれた。

●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか

まずは、昨年末の取材を担当したスタッフQのコメントである。

「MMコンパス号にとって、スノードライブはまさに“晴れ舞台”だった。雪景色を求めて、取材陣が目指したのは新潟県の妙高高原(残念ながらスキーはできなかった)。ドライの高速道路を出てから一般道をしばらく走ると、待望の雪道が登場する。しかもスノー、アイス、ドライが混在した、少しやっかいな路面状況だ。それでも、コンパスを運転していて不安を覚えることはほとんどない。深めの雪道でさえ、ほぼ躊躇することなく踏み入ることができる。見た目はかなり都会派なのに、ジープらしいオフローダーとしてのスピリッツはしっかり息づいている。道中で唯一、気になったのは、比較的気温が高いエリアでドライ路面の高速道路を走っている時、アクティブレーンマネジメント(ALM=車線維持を支援する機能)が車線逸脱を警告する際のフィーリングだった。自動的にアシストトルクをハンドルに加えてくれるのだが、クルマの反応にややタイミング遅れが感じられるような気がした。」

安心感のあるスタッドレスタイヤ&4WDと最低地上高の組み合わせ
で、なるほどと思っていたら年始、東京での積雪である。この日はお昼前後からパラパラと降り始め、最初は積もらないと思っていたものの、あれよあれよと言う間に本降りとなり、見渡す一面、見事なほど真っ白に積もっていた。夕刻には、都内の道路交通も混乱した状態となっていたが、担当者的にはむしろもっと降ってもOKぐらいの気持ちではあった。

夜になり、MMコンパス号をガレージから出庫。積雪や凍結した路面での安全性を高めるため「4WDロック」ボタンをオンにして、常時4輪駆動の状態で走り出す。過信は禁物だが、スタッドレスタイヤと4WD、確保された最低地上高という組み合わせは大きな安心感を生んでくれる。制動力も試して、感覚を確認しておく。道路状況は事前に調べて、開いている首都高速入口を利用。安全かつスムーズに帰宅することができた。

ちなみにスタッフQがコメントしてくれた“ALM”の制御だが、ジープやフィアットなどのモデルを複数台数担当した経験から言うと、これはドライバーに対して“車線から逸脱するぞ!”と警告して防ぐ制御なので、いわゆるLKA(レーンキープアシスト)のような自動運転的操舵支援とはフィーリングが異なる。注意を喚起するために意識的に“グイグイッ”と力強く介入することから、滑らかな制御を予想しているとタイミングが遅れるように感じられるのかもしれない。

■第6回/2021年12月18日~2022年1月21日(6カ月目)のデータ
・オドメーター:12018km
・走行距離:2343km
・給油量:227.6L
・実燃費:10.3km/L

■ジープ コンパス リミテッド 主要諸元
●全長×全幅×全高:4420×1810×1640mm
●ホイールベース:2635mm
●車両重量:1600kg
●エンジン:直4 SOHCマルチエア
●総排気量:2359cc
●最高出力:129kW(175ps)/6400rpm
●最大トルク:229Nm/1700-3900rpm
●トランスミッション:9速AT
●駆動方式:AWD
●燃料・タンク容量:レギュラー・60L
●WLTCモード燃費:11.5km/L
●タイヤサイズ:225/55R18
●車両価格(税込):509万円(当時)

[ アルバム : 長期レポート ジープコンパス はオリジナルサイトでご覧ください ]

こんな記事も読まれています

中国吉利の主力セダン『エムグランド』、世界販売386万台…現行型はEVやPHEVも設定
中国吉利の主力セダン『エムグランド』、世界販売386万台…現行型はEVやPHEVも設定
レスポンス
え、そんな大変なことになるの….. エンジンに重大なダメージを与えかねえない[ノッキング]の恐怖!!
え、そんな大変なことになるの….. エンジンに重大なダメージを与えかねえない[ノッキング]の恐怖!!
ベストカーWeb
【MotoGP】ヤマハ、オランダGPで新型エンジンを投入。クアルタラロとリンス改善実感もTTアッセンでは効果控えめ?
【MotoGP】ヤマハ、オランダGPで新型エンジンを投入。クアルタラロとリンス改善実感もTTアッセンでは効果控えめ?
motorsport.com 日本版
えっ、雨の日は死傷事故が4倍!? よく聞く「ハイドロプレーニング現象」って何? スリップして事故らないために気をつけるべきポイントとは
えっ、雨の日は死傷事故が4倍!? よく聞く「ハイドロプレーニング現象」って何? スリップして事故らないために気をつけるべきポイントとは
VAGUE
ウイリアムズF1が新体制を発表。アルピーヌの元幹部など、ライバルチームから多数の人材を採用
ウイリアムズF1が新体制を発表。アルピーヌの元幹部など、ライバルチームから多数の人材を採用
AUTOSPORT web
セドリック・グロリア、この2台体制が贅沢過ぎてたまらん!! てかセドグロってやっぱY32が一番じゃん!?!?
セドリック・グロリア、この2台体制が贅沢過ぎてたまらん!! てかセドグロってやっぱY32が一番じゃん!?!?
ベストカーWeb
クロカンSUVがもつもうひとつのシフトレバー! 副変速機って何? トランスファーと何が違う?
クロカンSUVがもつもうひとつのシフトレバー! 副変速機って何? トランスファーと何が違う?
WEB CARTOP
ステランティス 国内ラストとなるシトロエンC3を発売
ステランティス 国内ラストとなるシトロエンC3を発売
Auto Prove
「バス専用マス」に停めないで… 高速バス「休憩」の死活問題 空いてるエリアに行け?難しいんです
「バス専用マス」に停めないで… 高速バス「休憩」の死活問題 空いてるエリアに行け?難しいんです
乗りものニュース
外環道や圏央道……[シールドトンネル工事]で重大事故が多発しているのはなぜなのか?【清水草一の道路ニュース】
外環道や圏央道……[シールドトンネル工事]で重大事故が多発しているのはなぜなのか?【清水草一の道路ニュース】
ベストカーWeb
日産 インフィニティ フラッグシップSUV 「QX80」を発表
日産 インフィニティ フラッグシップSUV 「QX80」を発表
Auto Prove
マツダ新型「スポーティ“セダン”」初公開!? 迫力エアロの「BP-07」!  精悍リアスポも超カッコイイ「マツダ3」登場へ
マツダ新型「スポーティ“セダン”」初公開!? 迫力エアロの「BP-07」! 精悍リアスポも超カッコイイ「マツダ3」登場へ
くるまのニュース
何度乗っても良いバイク! BMW Motorradの『G310R』に試乗するよ!~高梨はづきのきおくきろく。~
何度乗っても良いバイク! BMW Motorradの『G310R』に試乗するよ!~高梨はづきのきおくきろく。~
バイクのニュース
伝統の鈴鹿1000kmがついに復活! 2025年9月にインターコンチネンタルGTチャレンジの1戦として開催
伝統の鈴鹿1000kmがついに復活! 2025年9月にインターコンチネンタルGTチャレンジの1戦として開催
motorsport.com 日本版
新型[マツダ6]がカッコ良すぎるだろ!! 満タン[1000km超え]を実現!? 2025年に日本導入か
新型[マツダ6]がカッコ良すぎるだろ!! 満タン[1000km超え]を実現!? 2025年に日本導入か
ベストカーWeb
トヨタ『セリカGT-FOUR』再来プロジェクト進行中!! 『GR 86』に『GRカローラ』のパワートレイン移植
トヨタ『セリカGT-FOUR』再来プロジェクト進行中!! 『GR 86』に『GRカローラ』のパワートレイン移植
レスポンス
【スズキ GSX-8R 試乗】フラッグシップよりも重要なもの…鈴木大五郎
【スズキ GSX-8R 試乗】フラッグシップよりも重要なもの…鈴木大五郎
レスポンス
「実質タダで乗れてサイコー!」 新車価格より“高く売れる!?” 「資産価値の高い」国産車3選
「実質タダで乗れてサイコー!」 新車価格より“高く売れる!?” 「資産価値の高い」国産車3選
くるまのニュース

みんなのコメント

1件
  • 走る時は4WDでも止まる時は普通の車と同じなので雪道慣れてない人は車を過信しないでね
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

419.0545.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

53.7510.8万円

中古車を検索
コンパスの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

419.0545.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

53.7510.8万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村