新型メルセデス・マイバッハEQS680SUVの特徴とは?
随所にマイバッハらしさを盛り込む
8月1日、メルセデス・ベンツ日本合同会社は、メルセデス・マイバッハブランドから「EQS680SUV」を発表した。
新型EQS680SUVは、メルセデス・ベンの「EQS SUV」がベースだ。エクステリアでは、スリーポインテッドスターのボンネットマスコットを装着。フロントバンパーのエアインテークフロントサイドスカートにはマイバッハパターンをあしらい、ランニングボードにはメルセデス・マイバッハのエンブレムを配置することで、特別感を演出する。
足まわりでは、専用デザインの22インチアルミホイールを履く。連続調整ダンパーADS+を備えたAIRMATIC エアサスペンションを標準装備し、地上高を最大35mm上げることも可能だ。
ボディカラーは標準の6色にくわえ、オプションとして5種類のツートーカラーも用意。本塗装は、手作業でおこなうことで高い品質基準が保たれているという。
インテリアでは、マイバッハ専用のモチーフをインテリアトリム、ウッドステアリング、足元のべダルに採用。MBUXハイパースクリーンを標準装備し、イグニッションをONにするとMAYBACHの文字と専用の配色によるグラフィックが有機ELメディアディスプレイに浮かび上がる。後席には、フロントシートのバックレストそれぞれに11.6インチのモニターを備えたMBUXリアエンターテインメントシステムを標準装備した。
オプションのファーストクラスパッケージを選ぶと、左右後席が独立式となる。シートの間には専用シャンパングラス収納部と、脱着可能な大型クーリングボックスを装備。センターコンソールには格納式テーブルと、温度調整機能が備わったカップホルダーが配置される。
オーディオは、Burmester4Dサラウンドサウンドシステムを標準装備。15のスピーカーが4次元サウンドを生み出す。助手席および後席の乗員も、4Dサウンドでオーディオが体感可能だ。
パワートレインは、前後アクスルに電動パワートレイン(eATS)を搭載し、電気モーターには永久磁石同期モーター(PSM)を採用。最高出力は658ps(484kW)、最大トルクは955Nmを発揮する。WLTCモード一充電走行距離は640kmだ。
搭載するリチウムイオンバッテリーはエネルギー容量118kWh。6.0kWまでの交流普通充電と、150kW までの直流急速充電(CHAdeMO規格)に対応する。さらに車外へ電力を供給できる双方向充電も可能だ。
走行モードは、ECO、SPORT、OFFROADおよびINDIVIDUALの走行モードにくわえて、専用の走行モードMAYBACHを用意。これは従来のCOMFORTプログラムに代わるもので、後席乗員に快適な乗り心地を提供するために設計されている。
新型メルセデス・マイバッハEQS680SUVの価格は¥27,900,000。
文と編集・稲垣邦康(GQ)
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みんなのコメント
ベンツのSUvはどれも丸くて太ってるよね
スタイリッシュとは真逆で変な感じ