7月20日、WRC世界ラリー選手権第8戦『ラリー・エストニア』のシェイクダウンが行われ、TOYOTA GAZOO Racingワールドラリーチーム(TGR-WRT)のカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)がトップタイムを記録した。
2021年に自身初めて、そしてシリーズの史上最年少記録を更新してのWRC初優勝を果たしたエストニアで、大会2連勝中のロバンペラ。チャンピオンシップをリードする22歳のフィンランド人は、得意とする高速グラベル(未舗装路)ラリーでさっそく速さを見せた。
【タイム結果】2023年WRC第8戦エストニア シェイクダウン
■勝田貴元はエバンスを上回る4番手
ロバンペラは2番手以下のライバルたちが全長4.08kmのテストコースで2分を切ることができないなか、3回目の走行で1分59秒5というタイムをマーク。4走目ではこれをさらに上回り1分58秒8までタイムを縮めてみせた。
現王者に続いたのは、前戦ケニアでまさかの失格処分となったティエリー・ヌービル(ヒョンデi20 Nラリー1)で、フィニッシュタイムは2分ちょうど。チームメイトのエサペッカ・ラッピ(ヒョンデi20 Nラリー1)が0.5秒差の3番手につけている。
“夏をエンジョイ”しているセバスチャン・オジエに代わって、このエストニアで3台目のトヨタGRヤリス・ラリー1を駆る勝田貴元は、2分00秒8というタイムで4番手に。僚友で5番手タイムを記録したエルフィン・エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1)をコンマ1秒上回った。
今大会で最高峰クラスに復帰、ならびにラリー1デビューを果たすヒョンデのテーム・スニネン(ヒョンデi20 Nラリー1)は2分01秒2を記録し、シェイクダウンを6番手で終えている。
Mスポーツ・フォードWRT勢は、オット・タナク(フォード・プーマ・ラリー1)とピエール-ルイ・ルーベ(フォード・プーマ・ラリー1)がともに2分03秒0を記録して7、8番手に並んだ。しかし、タナクは1走目で暫定トップタイムをマークした後、メカニカルトラブルによりその後の走行を取りやめた。Mスポーツによると、タナクのマシンはエンジンに問題が発生したという。
チームは今夜20時過ぎ(日本時間21日2時過ぎ)から行われるタルトゥでのSS1に向け、フォード・プーマ・ラリー1のエンジン交換を行うと発表した。これによってタナクとマルティン・ヤルヴェオヤのエストニア人ペアは5分間のタイムペナルティを受けることになり、母国ラリーでの競技開始を前に肩を落とす展開となっている。
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