現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > テクニカルガレージRUN HAYABUSA(スズキ ハヤブサ)走行7万km超えを感じさせないカーボン・ハヤブサ【Heritage&Legends】

ここから本文です

テクニカルガレージRUN HAYABUSA(スズキ ハヤブサ)走行7万km超えを感じさせないカーボン・ハヤブサ【Heritage&Legends】

掲載 2
テクニカルガレージRUN HAYABUSA(スズキ ハヤブサ)走行7万km超えを感じさせないカーボン・ハヤブサ【Heritage&Legends】

軽量&スムーズないい状態を知った上で維持していく
テクニカルガレージRUNによるフルカーボン仕立ての、スズキ・ハヤブサ。エンジンやフレームはノーマルを生かしつつ、サスペンションやブレーキを上質化し、ポジションもオーナーに合わせるという手法はTG-RUNのバージョンアップ・コンプリートのメニューを踏襲しつつ、外装のカーボン化やβチタニウム製64チタンボルト等も合わせて、より軽量化を進め、それに合わせたセッティングが施される。

その上での大きな特徴は、既に7万4000km超を走行していることか。だがとてもそうは見えない。

【原付二種スクーター比較】ホンダ「PCX」・ヤマハ「NMAX」・スズキ「スウィッシュ」

「ワンオーナーでそれだけ走られているんですが、状態はいいんです」と杉本さんも言う通りのコンディションの良さ。それを支えるのは、杉本さんのハヤブサに対する考えの実践と言えそうだ。

「ハヤブサは初代、第2世代とも良く出来たいいバイクです。当たり前のようですが、性能もとても高いですから、それを維持するためにはきちんと手を入れることです。この車両のように距離も乗るでしょうし、第2世代でもう10年以上、初代なら20年という車歴もあるわけですから、消耗品の定期交換と整備には気を遣ってください。

普通に乗るだけでもエンジンオイルとフィルター、点火プラグにタイヤ。ドライブチェーンやスプロケットもその都度見直しましょう。ブレーキまわりはパッド交換、キャリパーピストンの作動も見たいし、フロントマスターをラジアルポンプ化してコントロール性とタッチを高めるのも勧めたい。ホースやバンジョーも定期で見ましょう。

ホイールを鍛造品にしたり、排気系をチタンにしたりして軽量化するのもいい。リヤショックも換えて一緒にセットアップすれば、まとまりもより良くなります」

杉本さんがハヤブサに対して言う内容は、初代モデルの時からまったくぶれていない。それがこうした車両で具体化し、維持されているのだ。

▶▶▶ヘリテイジ&レジェンズが取材した最新のカスタム・バイクはこちら!

Detailed Description 詳細説明
第2世代をベースにしたカーボン仕様のバージョンアップコンプリート・ハヤブサ。車体にアクセントを与えつつ良好な視界を確保するスーパーコートスクリーン+カーボントリムやカウルインナーパネル、カーボンモノコックボディのNK-1ミラーはマジカルレーシング製。

トップブリッジはケイファクトリー製削り出しのブラック。左右マスターシリンダーはブレンボ・ラジアル、ケイファクトリー製レバーを組み合わせる。

フロントカウルやタンクカバーはいずれもA-TECH製ドライカーボン品。ステアリングダンパーもオーリンズに換装して、作動性を向上。

テールカウルもA-TECH製ドライカーボン、フェンダーレスキットにはマジカルレーシング製カーボン品を使ってフルカーボン化を達成した。

水冷直4の1340ccエンジンやFIまわり、フレームはノーマルで、ラジエーターにはハヤブサでも必須(杉本さん)というコアガードを追加済み。サイドのエアダクト後ろにはケイファクトリー製スライダーを、クランクケース左にはアグラス製スライダーをそれぞれ装着してある。

ステップはケイファクトリー製ライディングステップのステイゴールドとするなど、全体の色調をきっちりゴールド×ブラックで仕立てていることに好感。

フロントフォークはオーリンズで、フロントブレーキまわりはブレンボCNCラジアルキャリパー+サンスター・ワークスエキスパンドディスクの組み合わせだ。

前後ホイールはマルケジーニ・アルミ鍛造の10本スポーク、M10S Kompe-Evoメタルで3.50-17/6.00-17サイズ。リヤショックはオーリンズを装着。

リヤブレーキはブレンボ・ビレットカニキャリパーをTG-RUNサポートでマウント、ディスクはサンスター・ワークスエキスパンド。スイングアームはノーマルでマフラーはケイファクトリー・フルチタン、各部にはβチタニウム製64チタンボルトも多く使われている。

取材協力:テクニカルガレージRUN
レポート:ヘリテイジ&レジェンズ編集部
▶▶▶ヘリテイジ&レジェンズが取材した最新のカスタム・バイクはこちら!

こんな記事も読まれています

レッドブル、セルジオ・ペレスとの契約を2年延長「安定性はとても重要」。角田裕毅のレッドブル昇格の可能性潰える
レッドブル、セルジオ・ペレスとの契約を2年延長「安定性はとても重要」。角田裕毅のレッドブル昇格の可能性潰える
motorsport.com 日本版
在庫がマニアックすぎ!! 一体どうやって生活を…ってな中古車屋さんの不思議!! いかにして利益を上げているのか!?!?
在庫がマニアックすぎ!! 一体どうやって生活を…ってな中古車屋さんの不思議!! いかにして利益を上げているのか!?!?
ベストカーWeb
【ブルータス、お前もか!】 型式申請における不正調査 トヨタで6つの事案が発見された
【ブルータス、お前もか!】 型式申請における不正調査 トヨタで6つの事案が発見された
AUTOCAR JAPAN
クルマの走行中にポータブル電源を急速充電!EcoFlowから新エコシステムが登場
クルマの走行中にポータブル電源を急速充電!EcoFlowから新エコシステムが登場
グーネット
見事な戦略で1-2のドゥカティ。バスティアニーニは終盤の猛プッシュで「2位を確信」/第7戦イタリアGP
見事な戦略で1-2のドゥカティ。バスティアニーニは終盤の猛プッシュで「2位を確信」/第7戦イタリアGP
AUTOSPORT web
エステバン・オコン、2024年シーズン限りでアルピーヌF1を離脱。来年以降の去就は今後発表
エステバン・オコン、2024年シーズン限りでアルピーヌF1を離脱。来年以降の去就は今後発表
AUTOSPORT web
バンライフの快適性を高める「ジョイントフック」&「モールシェード」新登場!ミグラトレイル
バンライフの快適性を高める「ジョイントフック」&「モールシェード」新登場!ミグラトレイル
グーネット
メルセデス・ベンツ用「SOLパフュームアトマイザー」新たに3種の香りを追加
メルセデス・ベンツ用「SOLパフュームアトマイザー」新たに3種の香りを追加
グーネット
スバル 「BRZ」現行モデルが生産終了へ。“次のモデル”はどうなる?
スバル 「BRZ」現行モデルが生産終了へ。“次のモデル”はどうなる?
グーネット
一般道の7割が最高時速30kmに!? 生活道路ってそんなにあったの? 警察庁が道交法改正を検討だって!
一般道の7割が最高時速30kmに!? 生活道路ってそんなにあったの? 警察庁が道交法改正を検討だって!
ベストカーWeb
米国からMTのフォード「マスタング」を個人輸入! ヘリコプター整備士の技を活かしてモディファイされた極上の1台とは
米国からMTのフォード「マスタング」を個人輸入! ヘリコプター整備士の技を活かしてモディファイされた極上の1台とは
Auto Messe Web
一発で決めたWTRアキュラ10号車が接触多発のデトロイトで今季初優勝。恐竜ポルシェはGTDプロ2勝目
一発で決めたWTRアキュラ10号車が接触多発のデトロイトで今季初優勝。恐竜ポルシェはGTDプロ2勝目
AUTOSPORT web
「ゴージャス」と評したい乗り心地 新型 シトロエンC3へ試乗 市街地ではキビキビ!な1.0Lターボ
「ゴージャス」と評したい乗り心地 新型 シトロエンC3へ試乗 市街地ではキビキビ!な1.0Lターボ
AUTOCAR JAPAN
鈴鹿8耐:2年連続出場のTaira Promote Racing。柴田義将、ST600王者の阿部恵斗と西村硝の新たな布陣で挑戦
鈴鹿8耐:2年連続出場のTaira Promote Racing。柴田義将、ST600王者の阿部恵斗と西村硝の新たな布陣で挑戦
AUTOSPORT web
F1の勢力図は変わりつつあるも、フェルスタッペンは「今いる場所に満足している」とレッドブル離脱の可能性を否定
F1の勢力図は変わりつつあるも、フェルスタッペンは「今いる場所に満足している」とレッドブル離脱の可能性を否定
AUTOSPORT web
【F1チーム代表の現場事情:バスール/フェラーリ】チームの印象を変えた愛すべき人物。ライバルの祝賀にも飛び入り参加
【F1チーム代表の現場事情:バスール/フェラーリ】チームの印象を変えた愛すべき人物。ライバルの祝賀にも飛び入り参加
AUTOSPORT web
トヨタ・ホンダ・マツダ・スズキ・ヤマハで認証不正が発覚! クルマの安全性には問題ないもの多数だが問題は「メーカーへの信頼」
トヨタ・ホンダ・マツダ・スズキ・ヤマハで認証不正が発覚! クルマの安全性には問題ないもの多数だが問題は「メーカーへの信頼」
WEB CARTOP
新宿から“富士山のサーキット”直通! ついに初の公共交通機関が誕生 毎日運行 小田急高速バス
新宿から“富士山のサーキット”直通! ついに初の公共交通機関が誕生 毎日運行 小田急高速バス
乗りものニュース

みんなのコメント

2件
  • リッターバイクなら10マンキロ位 

    乗り続ける気が有れば普通に乗れます

    ただし、あまりのパワー、重量、乗るための装備の煩わしさに 不具合を感じた私は 大型スクーターに乗り換えました

    が それもこの4年間で 5回くらいしか乗ってません

    バイクは快適さ、運搬の面では車には
    かないませんからね
  • 大鶴義丹さん御用達ショップ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村