■現行「ランクル」を格安で提供 新型登場を示唆か
トヨタのスペイン法人は2023年7月20日(現地時間)、本格四輪駆動車「ランドクルーザー」(国内の「ランドクルーザー プラド」と同一モデル)を割安価格で購入できるオファーを設定したと発表しました。
ランドクルーザー プラド(以下プラド)のモデルチェンジが直近に控えているとの噂もあり、実際にティザー画像などが複数公開されていることから、現行モデルの販売促進を図ったと見られます。
【画像】どうなる!? 次期型「プラド」 期待高まるティザー画像を見る(50枚以上)
現在、欧州市場やランドクルーザーとして展開されているのは、国内のプラドと同一モデルです。
今回トヨタのスペイン法人は個人ユーザーに対しランドクルーザーの普及をすすめることを目的とし、4年間のメンテナンスと保証が付帯する特別オファーを提供するといいます。
これによりプラドを5万1400ユーロ(約802万円)で購入することができ、従来よりも7000ユーロ(約11万円)以上安い価格になると説明します。
対象となるのは5ドア5人乗りのベーシックな「GX」グレードで、ドアミラーカバーやグリルがブラックのものを装備し、17インチスチールホイールを装着するなど、国内仕様にはない質素な装いのモデルです。
パワートレインは2.8リッターディーゼルにフルタイム4WDと変化はありませんが、6速MTを選択できる点が国内仕様と異なっています。
一方で、Android AutoやApple CarPlayに対応した9インチマルチメディアシステムや7エアバッグなど、最小限の主要装備を備えています。
※ ※ ※
現行プラドは2009年に登場。国内モデルでもクリーンディーゼルエンジン仕様を追加したり、先進運転支援機能を搭載するなど、幾度かの改良を実施していますが、14年目を迎えています。
一方でランクルは2021年、一足先に300系へとフルモデルチェンジを実施。さらに2023年6月にはプラドとプラットフォームを共有していたレクサス「GX」の新型が発表されました。
そんななか、トヨタの欧州法人は2023年6月13日に公式サイト上で、「次の冒険の準備はできていますか?」というメッセージとともに歴代「ランドクルーザー」のエンブレムが次々と再生されるGIF画像を公開。
続く7月6日には新型プラドと思われるティザー画像を公開しています。
今回のスペイン法人による特別オファーも、フルモデルチェンジを控えたモデル末期のクルマを一掃する目的と見られ、まもなく新型プラドの登場を示唆しているものと考えられます。
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