現在位置: carview! > ニュース > イベント > スズキ初のハイブリッド+5速MT! スイフトHIBRID MX 5MT 2WDに期待しかない【大阪オートメッセ2024】

ここから本文です

スズキ初のハイブリッド+5速MT! スイフトHIBRID MX 5MT 2WDに期待しかない【大阪オートメッセ2024】

掲載 4
スズキ初のハイブリッド+5速MT! スイフトHIBRID MX 5MT 2WDに期待しかない【大阪オートメッセ2024】

 この記事をまとめると

■大阪オートメッセ2024が開催中

100年の間には冒険したクルマも! 「名車」だらけのスズキが生んだ「迷車」6台

■スズキブースは楽しそうな雰囲気に満ちている

■展示車両について詳しく解説

 スズキのブースはちびっ子も笑顔になる楽しさが漂っていた

 今回の大阪オートメッセでのスズキブースの第一印象は「なんか楽しそう」というものでした。

 POPな色使いでまとめられた装飾パネルの前には、作り手のこだわりが感じられる“道具感”と、思わずレジャーに行きたくなってしまう“アソビ心”にあふれるコンセプトカーが並び、それを見る来場者の顔が自然とほころんでいるのが印象的でした。

 東京オートサロンで展示した際に市販化の要望が多く寄せられたという「スペーシア・パパボクキッチン」の周囲には、アウトドアブランドのウエアを着た人や、お子さんを連れたご夫婦の姿が多く見られました。

 大阪オートメッセの出展にあたり、アウトドアブランドをインスパイアした雰囲気の右下のステッカーを制作。ちなみにほかのステッカーもすべてこの車両のために起こされたオリジナルデザインだそうです。

 こちらはスイフトスポーツを思わせるカラーリングコンセプト車両。「マットクールイエローメタリック」と名付けられたこの色を追加してほしいという声も多いそうです。

 マイルドハイブリッドのマニュアル車に注目!

 そのなかで、あえて注目したのがこの「スイフトHIBRID MX 5MT 2WD」

 ブース内の展示は、奥のステージ上に華やかなコンセプトモデルが並べられ、手前には中に乗り込むことができる市販版の車両が配置されていました。

 そのなかで、今回ピックアップしたのが、真っ赤なカラーが人目を引く「スイフトHIBRID MX 5MT 2WD」です。

 今やこの小排気量クラスの駆動方式は、多段式のATや無段変速のCVTが主流となり、MT仕様の設定自体が希少な存在となっています。それでもやはり「マニュアルシフトに乗りたいんだけどなあー」というユーザー層は、少ないながらも一定の比率で残っているのを感じていますが、そんなマニアックな層にピッタリのグレードが、この「スイフトHIBRID MX 5MT 2WD」というわけです。

 新型スイフトのこの「HIBRID MX」グレードは今年の1月に発売されたばかりのモデルで、5速MTの設定は、マイルドハイブリッドの2駆仕様のみです。この組み合わせはスズキで初となるようで、今回のラインアップでは、今のところ唯一のマニュアルミッション車です。

 じつは燃費性能が今シリーズでトップ

 新型の5代目スイフトのパワーユニットは、1.2リッター直列3気筒DOHC+ターボエンジンとマイルドハイブリッドとの組み合わせです。

 そうして歴代最高の燃費を実現したこの5代目のラインアップのなかでもトップの数値を誇るのがこの5速MTモデルなのです。実際の数字では、WLTCモード燃費で25.4km/Lとなっていて、同じ2駆のCVT車より1.1 km/Lも優れています。

 この結果にはミッションの軽量化が効いているようで、車重比較で20kgも軽くなっています。このクラスで20kgの差は、運動性能やコーナーリングの感覚にも影響が大きいと思われます。

 外装は純正カスタムパーツで武装

 また、この展示車両には純正のカスタム用品が装着されていて、見栄えの面でも向上が図られています。

 フロントにはアンダースポイラーが装着されて機能と迫力の両面で差別化しています。

 ドアミラーにもさりげなく2色のラインがアクセントとして追加。

 サイドのドア下部には、レーシーなイメージが強調されるチェッカーグラフィックがあしらわれた大型のデカールが装着されています。

「どうせなら6速MTを!」というのが正直なところですが、このご時世でマニュアルミッションの設定を残してくれたスズキには拍手を贈りたいです。

 そして何よりも、マイルドハイブリッドをマニュアルで操るという経験は未知の領域ですので、操作のフィーリングはどんな感触になるのだろうか? という興味はかなり大きいです。

 試乗車があれば、ぜひ運転してみたい1台ですね。

こんな記事も読まれています

SUBARUサンバーを快走仕様!「誰もやらないスピーカー修復」1
SUBARUサンバーを快走仕様!「誰もやらないスピーカー修復」1
グーネット
世界のスーパーカーが讃岐のまちに大集合!瀬戸内ドリームカーフェスタ2024
世界のスーパーカーが讃岐のまちに大集合!瀬戸内ドリームカーフェスタ2024
グーネット
ボルボ EX30が“日本で最も売れた輸入EV”に 2024年1-4月 累計販売台数でトップ
ボルボ EX30が“日本で最も売れた輸入EV”に 2024年1-4月 累計販売台数でトップ
グーネット
「ランクル70」アドブルー蓋の謎を解明!! エンジンルーム内がいい? それでも外にあるのには意味があった【ランクル70運行日誌 第1回】
「ランクル70」アドブルー蓋の謎を解明!! エンジンルーム内がいい? それでも外にあるのには意味があった【ランクル70運行日誌 第1回】
ベストカーWeb
ヤマハ、クラッチローの第7戦イタリアGPでのワイルドカード参戦をキャンセル。右手の手術による合併症で出走を断念/MotoGP
ヤマハ、クラッチローの第7戦イタリアGPでのワイルドカード参戦をキャンセル。右手の手術による合併症で出走を断念/MotoGP
AUTOSPORT web
黄ばんだレンズは磨かないとダメ? いったい誰が得するのよ? 車検でロービーム検査が始まるぞ
黄ばんだレンズは磨かないとダメ? いったい誰が得するのよ? 車検でロービーム検査が始まるぞ
ベストカーWeb
彼女のトヨタ「GRヤリス」は「RS」なのに「GRMN」ルックのなぜ? どうしてもGRMN仕様に変更できなかった2カ所とは
彼女のトヨタ「GRヤリス」は「RS」なのに「GRMN」ルックのなぜ? どうしてもGRMN仕様に変更できなかった2カ所とは
Auto Messe Web
【24’ 5/20最新】レギュラーガソリン 4週ぶり値上がり 平均価格は174.8円
【24’ 5/20最新】レギュラーガソリン 4週ぶり値上がり 平均価格は174.8円
グーネット
フェラーリSF90 XX スパイダーへ試乗 胸が打たれるほど「公道」で素敵 HVの総合1030馬力!
フェラーリSF90 XX スパイダーへ試乗 胸が打たれるほど「公道」で素敵 HVの総合1030馬力!
AUTOCAR JAPAN
ランボルギーニ本社がアート空間に!「Dreamaway 世界の目を通したランボルギーニ」は2025年初頭まで開催予定です
ランボルギーニ本社がアート空間に!「Dreamaway 世界の目を通したランボルギーニ」は2025年初頭まで開催予定です
Auto Messe Web
Next-Gen初代王者ロガーノが2度目の祭典制覇。ステンハウスJr.とブッシュは場外乱闘/NASCARオールスター
Next-Gen初代王者ロガーノが2度目の祭典制覇。ステンハウスJr.とブッシュは場外乱闘/NASCARオールスター
AUTOSPORT web
惜敗のランド・ノリス。序盤のピットストップは「守りの動きだった」とマクラーレンF1代表が説明
惜敗のランド・ノリス。序盤のピットストップは「守りの動きだった」とマクラーレンF1代表が説明
AUTOSPORT web
不安を残した初日から改善し、PP獲得&優勝。レッドブル代表は状況好転の理由に“ブエミの貢献”を挙げる/F1第7戦
不安を残した初日から改善し、PP獲得&優勝。レッドブル代表は状況好転の理由に“ブエミの貢献”を挙げる/F1第7戦
AUTOSPORT web
小林可夢偉、“SF未経験エンジニア”新加入に好感触。松田次生アンバサダーは『10画面でSFgo』。増強止まぬKCMG
小林可夢偉、“SF未経験エンジニア”新加入に好感触。松田次生アンバサダーは『10画面でSFgo』。増強止まぬKCMG
AUTOSPORT web
まさかの「ランボルギーニ“ミニバン”」! “V12”搭載&斬新「2列目1人乗り」仕様!  ガルウィングも採用の「ジェネシス」とは
まさかの「ランボルギーニ“ミニバン”」! “V12”搭載&斬新「2列目1人乗り」仕様! ガルウィングも採用の「ジェネシス」とは
くるまのニュース
KGモーターズ、超小型モビリティの車名を『mibot』と発表
KGモーターズ、超小型モビリティの車名を『mibot』と発表
レスポンス
【祝20周年で20のトリビア】マクラーレン本社の知っていて自慢できるウンチクを紹介「設計コンセプトはNASAとディズニー!?」
【祝20周年で20のトリビア】マクラーレン本社の知っていて自慢できるウンチクを紹介「設計コンセプトはNASAとディズニー!?」
Auto Messe Web
「ルビコン」と「サハラ」は別用途 【ジープ新型ラングラーを早速試乗】 その違いとは?
「ルビコン」と「サハラ」は別用途 【ジープ新型ラングラーを早速試乗】 その違いとは?
AUTOCAR JAPAN

みんなのコメント

4件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

172.7233.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

8.0375.8万円

中古車を検索
スイフトの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

172.7233.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

8.0375.8万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村