東関道「酒々井PA」の嬉しい24時間営業店 松屋の朝限定「ふあとろ玉子のあんかけ朝ごはん」 バイクで行く高速道路グルメ

■早朝深夜に嬉しい24時間営業チェーン、PAで「松屋」の朝ごはんだ！

　東京から成田空港方面へ向かう東関東自動車道（下り）にある「酒々井PA」（千葉県印旛郡酒々井町墨字花之作1420-1）は、2019年9月にリニューアルされ、大きなフードコートやガソリンスタンド、さらにはスターバックスまで併設する、もはや「大型PA」です。軽食、カフェ、レストランが充実しているので、房総ツーリングの途中で立ち寄るのにも便利です。

　さて、今回は早朝に出発したツーリング途中で立ち寄った「酒々井PA」ですが、朝6時からオープンしている「総（ふさ）のうどん・そば」か「総のらーめん」で朝食を、と思っていたところ、ふと24時間営業のチェーン店「松屋」が視界に飛び込んで来たので、口の中は普段からよく食べる「松屋」の朝ごはんメニューになってしまいました。

　ということで「松屋」朝限定メニューの新ラインナップ「ふあとろ玉子のあんかけ朝ごはん」をオーダーしました。ミニ牛皿もセットでライス大盛りにしても450円は安い！

「松屋」の朝メニューではいつも「ソーセージエッグW定食」を好んで食べるのですが、このあんかけご飯は薄味で全体的に優しい味なので、ツーリングの朝に食べるメニューとしてはなかなか良いチョイスです。メインのあんかけご飯がマイルドな分、牛皿が少し濃いめの味付けでバランスが良く、ほかにもみそ汁とお新香が添えられています。

　残念ながら今回訪れたときは新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、いつもはパンが並ぶ「Bread Corner」は休業中でしたが、ここでパンを購入してツーリング途中の景色の良いところで食べるのも良いかもしれません。

　朝食を済ませてショッピングコーナーへ。お土産用に購入した「田野屋塩二郎シューラスク（カップタイプ）」（616円）が絶品でした。グルメ系のグランプリ受賞商品でTVでも紹介されるほどのお菓子とは知らず、天然の塩を使ったキャラメル味、甘党にはオススメです。

　ちなみに「酒々井（しすい）」という名称の由来ですが、とある伝説に基づいているそうです。その昔、酒好きな父親のために、酒を買うお金を作れずに困っていた息子が酒を汲める井戸を知ったのですが、この親子以外が飲むとただの水だったのです。「孝行息子の真心が天に通じたに違いない」という話から生まれた名称だそうです。「酒が汲める井戸」ということですね。「酒々井PA」に立ち寄ったときは、ぜひ「酒の井」伝説の説明看板もご覧ください。