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三菱はこんな凄いクルマをなぜ日本に導入しない? 「エクスパンダー」という「バカ売れ確実」な右ハンドル車とは

掲載 更新 61
三菱はこんな凄いクルマをなぜ日本に導入しない? 「エクスパンダー」という「バカ売れ確実」な右ハンドル車とは

 この記事をまとめると

■ ルノー・カングーやシトロエン・ベルランゴといったMPVが人気になりつつある

ワーゲンバスがEVになって帰ってきた! フォルクスワーゲンID.BUZZを初公開

■日本車では現状は似たようなモデルはいないが、海外では売られているモデルもある

■三菱のエクスパンダーというMPVにスポットを当てる

 日本車ではライバル不在な今だからこそ注目したいMPV

 クロスオーバーSUVブームの中でジワジワと人気を伸ばしているのが、いわゆるMPVやLAVと呼ばれるもの。この呼称でピンとこない人もルノー・カングーやシトロエン・ベルランゴみたいなものと言えばピンとくるのではないだろうか。

 トールワゴンともミニバンとも近いキャラクターを持ちながらも、独自の魅力を持つモデルとして人気となっているこのタイプであるが、意外にも国産モデルにはこれらモデルの直接的な対抗馬は存在していないのだ。

 しかし、海外に目を向けてみると、日本では販売されていないものの日本のメーカーから近いモデルがリリースされているではないか。その筆頭とも言えるのが、東南アジア地域で製造・販売されている三菱エクスパンダーである。

 ボディサイズは全長4475ミリ×全幅1750ミリ×全高1700ミリと、エクリプスクロスにほど近いボディサイズに3列7人分のシートを備えており、搭載されるエンジンは1.5リッターの直列4気筒のガソリンエンジンとなる。

 エクステリアは三菱おなじみの「ダイナミックフォースデザイン」を採用し、一目で三菱車であることが分かるデザインとなっており、最低地上高も200ミリを超える余裕あるものとなっていることで、クロスオーバーSUV風のテイストもプラスされているのだ。

 このエクスパンダーは2017年から現地での販売がスタートしているが、2021年11月にはビッグマイナーチェンジを実施し、現行型アウトランダーPHEV風の進化したダイナミックシールドデザインとなったエクステリアや、さらに高められた最低地上高(+15~20ミリ)、そしてトランスミッションを従来の4速ATからCVTへ変更し、電動パーキングブレーキも搭載するなど、一気に近代化がなされている。

 残念ながら日本では必須の先進安全装備が備わっていないため、そのまま日本で販売することは難しいが、もともと右ハンドル圏向けの車両ということもあって、意外と日本向けにリリースしたら売れるのではないだろうか?

 エクスパンダーは2018年にインドネシアのカーオブザイヤーを受賞し、2021年10月末までの累計販売台数はシリーズ合計で約37万2000台に達するほどの人気モデルなだけに、グローバルな販売も期待したいところだ。

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みんなのコメント

61件
  • もし三菱がこの記事などの意見を見て勘違いして日本導入してサッパリ売れなかったとしても記事書いた人間は何の責任取らないでしょ?
  • 三菱でバカ売れは無い。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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