■ライバル「C-HR」は大苦戦予想、他のトヨタ車にも影響か
2021年2月18日に、ホンダのコンパクトSUV「ヴェゼル」の新型モデルがワールドプレミアされる予定です。
では、コンパクトSUVのライバル勢となるトヨタ「ヤリスクロス」や「C-HR」などへの影響はどうなるのでしょうか。
完璧なSUV!? トヨタ「ヤリスクロス」 オーナーが感じる「良し悪し」とは
公式ホームページでは先行情報ページが設けられているほか、TwitterやInstagramで新型ヴェゼルの公式アカウントが作成され、3000人から4000人のファンがフォローしています。
現行ヴェゼルは、2013年12月に発売されました。車名の由来は、英語で「カットした宝石の小さな面」を表す「Bezel」と、クルマを意味する「Vehicle」を掛け合わせた造語で、「多面的な魅力とか価値を持つクルマ」という想いを込めたとされています。
その言葉通り、SUVでありながらクーペのようななめらかさを持ち、さらにミニバンのような使い勝手の高さをもち、2016年に登場したライバルであるトヨタ「C-HR」とともに新たなジャンルを築き上げました。
日本自動車販売協会連合会が発表する登録車販売台数ランキングでは、2014年、2015年、2016年、2019年でSUVジャンルの販売台数でトップを記録。自他ともに、コンパクトSUVというジャンルを確立したといっても良いでしょう。
では、今回の新型モデル発表により、長年のライバルといわれるC-HRへの影響はどうでしょうか。首都圏のトヨタ販売店スタッフは次のように話します。
「C-HRが発売された当時と比べてコンパクトSUVは増えてきましたから、今のところヴェゼルの新型アナウンスはそこまで大きな影響はありません。
しかし、C-HRは約4年も経過していることから、売れ行きが下がってきているのは事実ですので、我々としてはあまり好ましくない状況なのは否めません。
ただ、C-HRのほうがお値引きには柔軟に対応することができるので、そこで戦っていくことになるのではないでしょうか。
また、最近ではC-HRを検討されているお客さまがミドルサイズSUVの『RAV4』を購入するというケースが度々ありますが、RAV4への影響もやや心配です。
サイズは異なりますが、SUVという大きなカテゴリで見たときに、影響がないとはいえないでしょう。
今のところ、ヤリスクロスが非常に好調な売れ行きを見せているのでそこまで大きな不安はありませんが、コンパクトSUVの先駆けであるヴェゼルということもあり怖いですね」
※ ※ ※
C-HRは、2016年12月の発売後、2017年、2018年にはSUVジャンルの販売台数で首位に立ちますが。2019年は僅差でヴェゼルに負け、2020年は前述のヤリスクロスやRAV4、「ライズ」、「ハリアー」にも負けるなど後発の新型SUVに押されていました。
前出とは別のトヨタ販売店スタッフも、「苦戦中のC-HRにとってはかなりの悲報」と話しており、ヴェゼルの往年のライバルには不安が走っているようです。
また、SUVジャンルでみればRAV4も十分競合となる意見も見られます。
近年のSUV人気をけん引してきたトヨタ車に、ヴェゼルはどれほどの攻勢を仕掛けられるのでしょうか。
■ヤリスクロスは、王者の余裕で待ち構える?
では、2020年1月から12月の新車販売台数ランキングで1位を獲得し、コンパクトSUVで現在飛ぶ鳥を落とす勢いのヤリスクロスへはどうでしょうか。
ランキング台数では「ヤリス」と合算で発表されており、トヨタによれば2020年において、ヤリスが76%、ヤリスクロスが22%、GRヤリスが2%という販売比率でした。
しかし2021年2月現在、首都圏の販売店スタッフによれば今や半数以上がヤリスクロスとの声もあり、ヤリスをしのぐ売れ行きといわれています。
前出とは別の首都圏のトヨタ販売店スタッフは次のように話します。
「現在ヤリスクロスは圧倒的な人気です。
ガソリン車の納車は4か月以上、ハイブリッド車であれば6か月程度となっておりそれでも注文がやみません。
SUVでありながら車体はコンパクトで、都心を中心に街乗りユーザーから非常に高い支持を得ています。
新型のヴェゼルに関しては、実際に先日ヤリスクロスをご注文された人も比較対象としては挙げていましたが、50:50ではなく80:20というぐらい、はじめからヤリスクロスを購入することが前提でした」
また、地方のトヨタ販売店スタッフは次のように話します。
「コンパクトSUVというと都心などの細い道でも運転しやすいというメリットがありますが、ヤリスクロスは燃費も良いので地方部でも高い人気があります。
とくに、最近来店される若年層の半数以上はヤリスクロスが候補に挙がっている印象です。
通常であれば、他社さんが新型を出すとなると多少の不安はよぎりますが、ヤリスクロスに関してはあまり心配していません」
※ ※ ※
あるホンダ販売店スタッフは、打倒ヤリスクロスに向けて次のように話します。
「C-HRをのぞき、新型ヴェゼルの価格帯は、今のトヨタさんの人気車にはあまり無いゾーンだと思います。
ヤリスクロス以上ハリアー未満、という絶妙な立ち位置がハマれば、十分勝機はあるでしょう」
ヤリスクロスの発売前まで、ヤリスは2020年の月間平均販売台数は約1万1750台でした。
しかし、ヤリスクロス発売後の9月には2万2066台。その後も2万台弱の販売を記録しています。
未だ半年近い納期を誇るヤリスクロスにとって、ヴェゼル登場はそこまで脅威ではないようです。
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みんなのコメント
プリウスとアクア購入層がこっちに流れた訳ね。