現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 凛とした電動ステーションワゴン 1500L超の大容量トランク、実用EVが新登場

ここから本文です

凛とした電動ステーションワゴン 1500L超の大容量トランク、実用EVが新登場

掲載 8
凛とした電動ステーションワゴン 1500L超の大容量トランク、実用EVが新登場

英国ブランドからEVワゴン登場

英国の自動車メーカーであるヴォグゾールは、新型電動ステーションワゴンのアストラ・スポーツツアラー・エレクトリックを発売した。価格は3万9995ポンド(約750万円)から。

【画像】端正なステーションワゴン、英国ブランドから登場【ヴォグゾール・アストラ・スポーツツアラーを写真でじっくり見る】 全22枚

Cセグメント車のアストラ・スポーツツアラーのEV版で、1回の充電での航続距離は412kmとされる。欧州では、兄弟ブランドのオペルから同名ですでに販売されている。現時点では日本導入の情報は未確認。

54kWh容量のバッテリーと1基の電気モーターを搭載し、最高出力155psと最大トルク27.5kg-mを発生。前輪駆動方式を採用しており、0-100km/h加速は9.2秒となる。

ヴォグゾールによると、エネルギー効率は6.7km/kWhに達するという。充電は最大100kWに対応し、20~80%の充電に26分かかる。

インテリアでは、全車に10.0インチのインフォテインメント・タッチスクリーンとデジタルメーターディスプレイを標準装備する。トランク容量は516Lで、後部座席を倒せば1553Lに拡大できる。

ミドルグレードの「GS」にはブラックの外装アクセント、360度カメラ、アダプティブ・クルーズ・コントロールが装備され、価格は4万2445ポンド(約790万円)から。最上位グレードの「アルティメット」には、アダプティブ・ヘッドライトとパノラミック・サンルーフが追加され、4万5505ポンド(約850万円)からとなる。

ライバル少ない「ブルーオーシャン」?

アストラ・スポーツツアラー・エレクトリックには実質的な競合車種が少ない。英国では長い間、MG 5 SW EVがほぼ唯一の電動ステーションワゴンだったが、現在はアストラの兄弟車であるプジョーe-308 SWが加わっている。他社も少しずつ参入しつつあり、今後成長が期待されるジャンルだ。

しかし、ヴォグゾールにとって販売の主力となるのは、全長が短いハッチバック仕様のアストラ・エレクトリックと見られている。同社の英国部門代表、ジェームズ・テイラー氏は5月の取材で次のように述べた。

「電動のアストラをラインナップに加えることは、当社にとって非常に重要です。ヴォグゾールは、BセグメントであろうとB-SUVセグメントであろうと、純EVで優位に立ち、勝利を収めてきました。(アストラ・エレクトリックは)CセグメントのEVという、より大きなチャンスへの大きな足がかりを与えてくれるでしょう」

トレンドに沿った電動パワートレインをヒットモデルに搭載することは、競争力を維持するうえで重要だとテイラー氏は説明する。

「EVのトップメーカーになりたいのです。ヴォグゾールは今、EV第一主義を徹底しています」

「EVはすべてのブランドにリセットのチャンスを与えました。当社もその機会を利用したい」

こんな記事も読まれています

Moto2スペイン予選|アルデゲルがポールポジション獲得。日本勢は小椋藍17番手と苦戦
Moto2スペイン予選|アルデゲルがポールポジション獲得。日本勢は小椋藍17番手と苦戦
motorsport.com 日本版
レクサスが「新型プレミアムSUV」発売へ 14年ぶり全面刷新でめちゃ上質内装דカクカクデザイン”採用! 日本初投入の「新型GX」内外装の特徴は
レクサスが「新型プレミアムSUV」発売へ 14年ぶり全面刷新でめちゃ上質内装דカクカクデザイン”採用! 日本初投入の「新型GX」内外装の特徴は
くるまのニュース
スプリント2位の直後、予選Q1敗退となったハミルトン。中国GPでの問題の責任はチームにあると技術ボス
スプリント2位の直後、予選Q1敗退となったハミルトン。中国GPでの問題の責任はチームにあると技術ボス
AUTOSPORT web
グーマガ 今週のダイジェスト【4/20~4/26】ヴェゼルがマイナーチェンジ!
グーマガ 今週のダイジェスト【4/20~4/26】ヴェゼルがマイナーチェンジ!
グーネット
Moto3スペイン予選|山中琉聖、好調5番手を確保! ポールシッターはダビド・アロンソ
Moto3スペイン予選|山中琉聖、好調5番手を確保! ポールシッターはダビド・アロンソ
motorsport.com 日本版
4車種用が同時に販売開始、ブリッツの車高調キット「DAMPER ZZ-R」シリーズ
4車種用が同時に販売開始、ブリッツの車高調キット「DAMPER ZZ-R」シリーズ
レスポンス
First EVに選びたくなるボルボ「EX30」のコスパと完成度
First EVに選びたくなるボルボ「EX30」のコスパと完成度
@DIME
【スタッフ通信】アメリカンラグジュアリーで胃袋もアメリカンに
【スタッフ通信】アメリカンラグジュアリーで胃袋もアメリカンに
Auto Prove
日産に続きジャガーも! 2030年までのフォーミュラE参戦を決定「これは、電気自動車メーカーにとってのF1だ」
日産に続きジャガーも! 2030年までのフォーミュラE参戦を決定「これは、電気自動車メーカーにとってのF1だ」
motorsport.com 日本版
Honda R&D Challenge、スーパー耐久第2戦富士24時間で野尻智紀をゲストドライバーに起用
Honda R&D Challenge、スーパー耐久第2戦富士24時間で野尻智紀をゲストドライバーに起用
AUTOSPORT web
HELM MOTORSPORTS、車両変更となる2024年のFIA-F4に4台体制で参戦。チャンピオンを目指す
HELM MOTORSPORTS、車両変更となる2024年のFIA-F4に4台体制で参戦。チャンピオンを目指す
AUTOSPORT web
レンジローバー、2025年モデルの受注開始…ディーゼルモデルがパワーアップ
レンジローバー、2025年モデルの受注開始…ディーゼルモデルがパワーアップ
レスポンス
スズキ「モーターサイクルコレクション2024」 広島、福岡、香川、宮城の4会場にて開催
スズキ「モーターサイクルコレクション2024」 広島、福岡、香川、宮城の4会場にて開催
バイクのニュース
高性能「巨大ベッド」搭載!? 日産「新型“車中泊”カー」寝心地はどう? 実際に「泊ってみた」印象とは
高性能「巨大ベッド」搭載!? 日産「新型“車中泊”カー」寝心地はどう? 実際に「泊ってみた」印象とは
くるまのニュース
クラウンクロスオーバーの新種「RSランドスケープ」に初遭遇。なぜ市販化されることになったのか? 開発陣がイベントで激白!【週刊スタッフブログ 号外】
クラウンクロスオーバーの新種「RSランドスケープ」に初遭遇。なぜ市販化されることになったのか? 開発陣がイベントで激白!【週刊スタッフブログ 号外】
Webモーターマガジン
レース後の失格どうにかしてよ! ダ・コスタ、ミサノ失格未だ納得できず「スポーツのためにも、別の方法が必要」
レース後の失格どうにかしてよ! ダ・コスタ、ミサノ失格未だ納得できず「スポーツのためにも、別の方法が必要」
motorsport.com 日本版
ヤマダホームズがヒョンデの新型EV『コナ』とセット販売開始
ヤマダホームズがヒョンデの新型EV『コナ』とセット販売開始
レスポンス
基本「想像は夢と知れ」! オープンカー乗りが突きつけられる現実6つとそれでも乗りたくなる魔力
基本「想像は夢と知れ」! オープンカー乗りが突きつけられる現実6つとそれでも乗りたくなる魔力
WEB CARTOP

みんなのコメント

8件
  • ocean breeze
    こういったBEVのバリエーションが日本でも選択できるようにならないかなぁ。でもEV嫌いな国民性ゆえ国内ではBEVは一向に売れず、結果として日本に導入しないことになるのでしょうね。日本国民は新しいものを知らされないまま、そうち気が付いたときには、安価な中国製BEVが世界中を席巻して、国内メーカーのICE車はジリ貧、という事態は避けたいものです。
  • jas********
    リーフe に乗ってます。
    信頼性うんぬんは置いといて、、デザインいいなぁ。。特に内装、、
    リーフは乗るたびがっかりします。
    信頼性とか乗り味はいいのですけども。
    せめて内装をなんとかして欲しい。。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

235.0320.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

44.044.0万円

中古車を検索
アストラの車買取相場を調べる

オペル アストラの中古車

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

235.0320.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

44.044.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村