現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 306psを誇るメルセデスAMG A35にセダンを追加! Bセグ・セダン最強を狙う

ここから本文です

306psを誇るメルセデスAMG A35にセダンを追加! Bセグ・セダン最強を狙う

掲載 更新
306psを誇るメルセデスAMG A35にセダンを追加! Bセグ・セダン最強を狙う

Mercedes-AMG A 35 4MATIC セダン

メルセデス AMG A 35 4マティック セダン

306psを誇るメルセデスAMG A35にセダンを追加! Bセグ・セダン最強を狙う

400Nm+4WDで武装するBセグ・セダン

メルセデス・ベンツ日本は、Aクラスセダンにハイパフォーマンスバージョンの「メルセデス AMG A 35 4MATIC セダン」を追加した。2019年10月23日より予約受注を開始し、2019年12月以降に納車をスタートする。

「メルセデスAMG 35」シリーズは、現行Aクラスから導入をスタートしたAMGファミリーのエントリーグレード。従来の「45」シリーズよりもリーズナブルな価格設定とすることで、AMGユーザーの裾野を拡大する狙いだ。

A 35 4MATIC セダンは、2019年7月に日本発売したAクラス初のセダンモデルをベースに、306ps/400Nmの2リッター直列4気筒ターボ(M260型)を搭載。C200などに縦置きで搭載されるM264型と同系列のユニットで、ツインスクロールターボや可変バルブリフトシステム「CAMTRONIC」を採用する。“AMGスピードシフト”と呼ぶ7速デュアル・クラッチ・トランスミッションと4輪駆動システム“4マティック”を介して路面にパワーを伝える。

ボディ剛性やブレーキ性能も強化

エンジンの高出力化に伴い、ボディ剛性も高めている。アルミニウム製プレートをエンジンルーム下部に設置するとともに、アンダーボディ前部に2本のブレースを追加。フロントにマクファーソンストラット、リヤがマルチリンクサスペンションで、リヤには先代A 45 4 MATICで実績と定評のあるハブキャリアとベアリングを引き続き採用している。

また、減衰力を電子制御で連続可変するダンパーを備えたAMG RIDE CONTROLサスペンションもオプションに設定。コンフォート/スポーツ/スポーツプラスの3段階に減衰力特性を切り替えることができる。

加速性能にあわせてもちろん制動力も強化。前350mm径、後330mm径のディスクサイズは先代A45 4マティックと同一ながら、フロントには新型モノブロック対向4キャリパー、リヤには1ピストンフローティングキャリパーを配した。ディスクはドリルドベンチレーテッドタイプで、キャリパーはAMGロゴ入りのシルバー塗装仕上げとなる。

最大限のトラクションを確保するのは、前後へのトルクを100:0から50:50の範囲で可変する4輪駆動システム“4マティック”。リヤに電気機械制御式の多板クラッチを備え、車速や横・前後方向の加速度、舵角、各輪回転速度差、選択ギヤ、アクセルポジションなどに応じてトルクの前後可変配分を行う。

ESPがONの場合、4マティックは「コンフォート」固定になり、ESPをスポーツハンドリングモード、もしくはオフにすると「スポーツ」モードに切り替わり、後輪寄りの制御となる。

サーキット走行向けの“データロガー”も標準

エクステリアは、AMG特有のツインブレードを備えたフロントグリルに、シルバークロームを施したフロントスプリッターとエアインテーク内のフィン、トランクリッドスポイラー、リアディフューザー、クローム仕上げの2本出しエクゾーストエンドなどが特徴。

内装では、ヘッドレストとバックレストを一体化したセミバケットシートを標準で装備。AMGパフォーマンスパッケージを選択すると、メルセデスAMGのトップモデルにも搭載されるAMGパフォーマンスシート仕様に。同時に、ステアリングホイールもナッパレザーと人工スウェードのコンビ仕様のフラットボトム型に変更される。「AMGドライブコントロールスイッチ」も備わり、右側にAMG ダイナミック・セレクトのスイッチ、左側には事前に設定したサスペンションやマニュアルモード、ESPなどの切り替え用スイッチを装備するので、手を離すことなく任意のモードへ移行できる。

サーキット走行時に80件以上の車両データ(車速、加速度など)を常時記録できるAMGトラックペースも標準搭載。ラップタイムや区間タイムや、基準タイムからの差を表示することもできる。GPSに加え各種車載センサー(加速度、ジャイロスコープ、舵角、車輪速)を使用した新開発アルゴリズムの使用により、コース短縮などの変更にも対応可能。加減速の値(0-100km/h、1/4マイル、100-0km/h)の測定と保存にも活用できる。

Aクラスは現在ボディタイプにハッチバックとセダンをラインナップしている。2ボックスよりも剛性面で有利な3BOXの仕様にAMGが設定されたとあり、コンパクトセグメント界に登場した注目株といえる。

【SPECIFICATIONS】

メルセデスAMG A 35 4マティック セダン

ボディサイズ:全長4560 全幅1800 全高1410mm

ホイールベース:2730mm

車両重量:1570kg

エンジン:直列4気筒DOHCターボ

総排気量:1991cc

ボア×ストローク: 83.0×92.0mm

最高出力:225kW(306ps)/5800 – 6100rpm

最大トルク:400Nm/3000 – 4000rpm

トランスミッション:7速DCT

駆動方式:4WD

タイヤサイズ:前後 235/40R18

車両本体価格:638万円(税込)

【問い合わせ先】

メルセデス・コール

TEL 0120-190-610

こんな記事も読まれています

スズキが新型「カタナ」発売! めちゃ“レトロ感”あふれる「旧車風デザイン」に反響殺到! “鮮烈ブルー”採用した「レジェンドバイク」最新モデルが凄い人気!
スズキが新型「カタナ」発売! めちゃ“レトロ感”あふれる「旧車風デザイン」に反響殺到! “鮮烈ブルー”採用した「レジェンドバイク」最新モデルが凄い人気!
くるまのニュース
F1シート喪失ボッタスのメルセデスリザーブ復帰は「時間の問題」トト・ウルフ代表認める
F1シート喪失ボッタスのメルセデスリザーブ復帰は「時間の問題」トト・ウルフ代表認める
motorsport.com 日本版
約100万円! トヨタ最新「軽トラック」は使い勝手サイコー! 斬新モデル「エクストラ」は“豪華装備”がすごい! めちゃ「過酷な環境」で愛用される“超タフ軽トラ”の魅力とは!
約100万円! トヨタ最新「軽トラック」は使い勝手サイコー! 斬新モデル「エクストラ」は“豪華装備”がすごい! めちゃ「過酷な環境」で愛用される“超タフ軽トラ”の魅力とは!
くるまのニュース
これがなくっちゃ被っちゃいけない!?「SG規格」とは?【バイク用語辞典】
これがなくっちゃ被っちゃいけない!?「SG規格」とは?【バイク用語辞典】
バイクのニュース
パンク知らずで空気圧チェックも不要! ブリヂストンの夢のタイヤ「AirFree」に乗ったらアリだった
パンク知らずで空気圧チェックも不要! ブリヂストンの夢のタイヤ「AirFree」に乗ったらアリだった
WEB CARTOP
ステーションワゴン専用モデルに刷新した新型フォルクスワーゲン・パサートが日本で販売開始
ステーションワゴン専用モデルに刷新した新型フォルクスワーゲン・パサートが日本で販売開始
カー・アンド・ドライバー
いすゞ、EV路線バス「エルガEV」の量産を開始
いすゞ、EV路線バス「エルガEV」の量産を開始
日刊自動車新聞
【オープントップ ランクル】ピックアップトラックにも転換可能!トヨタ、SEMAでオープントップ ランドクルーザー コンセプトを初披露!
【オープントップ ランクル】ピックアップトラックにも転換可能!トヨタ、SEMAでオープントップ ランドクルーザー コンセプトを初披露!
AutoBild Japan
「日本一大きい交差点」立体化完成いよいよ“秒読み段階”へ!? 「合計40車線」で“大渋滞エリア”の仙台バイパスに悲願の高架道路
「日本一大きい交差点」立体化完成いよいよ“秒読み段階”へ!? 「合計40車線」で“大渋滞エリア”の仙台バイパスに悲願の高架道路
くるまのニュース
トヨタ『カローラツーリング』などリコール…後方カメラが映らなくなるおそれ
トヨタ『カローラツーリング』などリコール…後方カメラが映らなくなるおそれ
レスポンス
【新車価格情報】国産車 デビュー&改良情報(ダイジェスト)※2024年11月20日時点
【新車価格情報】国産車 デビュー&改良情報(ダイジェスト)※2024年11月20日時点
カー・アンド・ドライバー
トライアンフの大排気量バイク「ロケット3」に“伝説のスタントマン”に敬意を込めた特別仕様車が誕生! 日本限定15台の超貴重モデルです
トライアンフの大排気量バイク「ロケット3」に“伝説のスタントマン”に敬意を込めた特別仕様車が誕生! 日本限定15台の超貴重モデルです
VAGUE
DSの新型電動SUVクーペ、年内デビューへ…ボディに描かれた「750」の意味
DSの新型電動SUVクーペ、年内デビューへ…ボディに描かれた「750」の意味
レスポンス
いま路線バスのサバイバルが始まっている! 電動バス・小型バス・二階建てバスで細かなニーズに対応することが鍵か
いま路線バスのサバイバルが始まっている! 電動バス・小型バス・二階建てバスで細かなニーズに対応することが鍵か
WEB CARTOP
大人の遊び心をくすぐるクラシックデザイン!「CRONOS」と「YADEA」がコラボ車両を発売
大人の遊び心をくすぐるクラシックデザイン!「CRONOS」と「YADEA」がコラボ車両を発売
バイクのニュース
トヨタ新型「ハイラックス“ミカン”」公開! タフ顔&オシャベージュ幌の「チャンプ」! 大注目の「新モデル」日本導入ありそう!?
トヨタ新型「ハイラックス“ミカン”」公開! タフ顔&オシャベージュ幌の「チャンプ」! 大注目の「新モデル」日本導入ありそう!?
くるまのニュース
アウディ Q7/SQ7【1分で読める輸入車解説/2024年最新版】
アウディ Q7/SQ7【1分で読める輸入車解説/2024年最新版】
Webモーターマガジン
ROTARY-EVも設定するマツダMX-30が商品改良。特別仕様車Retro Sports Editionも新登場
ROTARY-EVも設定するマツダMX-30が商品改良。特別仕様車Retro Sports Editionも新登場
カー・アンド・ドライバー

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村