現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ホンダ新型「プレリュード」の登場は2024年か!? スポーティな「タイプS」もアリ? “シビック”とメカニズム共用で誕生する可能性とは

ここから本文です

ホンダ新型「プレリュード」の登場は2024年か!? スポーティな「タイプS」もアリ? “シビック”とメカニズム共用で誕生する可能性とは

掲載 33
ホンダ新型「プレリュード」の登場は2024年か!? スポーティな「タイプS」もアリ?  “シビック”とメカニズム共用で誕生する可能性とは

■新型「プレリュード」登場は意外と近い? 「タイプS」もアリか

 ジャパンモビリティショーのプレスデー(2023年11月26日)に、サプライズモデルとして公開されたホンダ新型「プレリュード コンセプト」。

【画像】超カッコいい! ”シビッククーペ”なホンダ新型「プレリュード」を画像で見る(43枚)

 プレリュードとは昭和の終わりに一世を風靡したスペシャルティカー(若者がデートに使うクルマだから「デートカー」とも呼ばれた)に使われていた車名で、20年以上ぶりの復活に懐かしい響きと感じる年配の人も多いことでしょう。

 新世代のプレリュードはショー展示だけのコンセプトカーと思いきや「2020年代半ばの市販化に向けて開発中」とのこと。すなわち絵に描いた餅ではなく市販前提の車両なのです。

「2020年代半ばに市販化」といえば発売はけっこう先のようにも思えますが、よくよく考えてみると“2020年代半ば”がさすのは2024年から25年というのが一般的。2025年を過ぎると普通は「2020年代後半」表現するので、新型プレリュード2024年内には発売するのではないかというのが関係者と話を交わして感じた筆者の印象です。

 実際に車両を見ると、ワイパーが備わり(窓に濃いスモークが張ってあるけれどよく見ると)内装も作りこまれているなど、コンセプトカーというよりは開発後半の試作車といった雰囲気。作りこまれているにも関わらず内装が見えにくいようにしてあるのは、すでに仕様が決定していつつ、まだ公開段階ではないからと考えられます。

 また、車体裏面をのぞき込んでも、すでに市販車レベルの完成度でした。

 パワートレインは「電動パワートレイン」とのこと。「EV」と断言しないところをみるとハイブリッドと考えていいでしょう。現行モデルの「シビックe:HEV」に搭載している2.0Lエンジンを組み合わせた2モーター式のハイブリッド(e:HEV)の可能性が高そうです。

 同ハイブリッドの最新版(シビックe:HEVのほかZR-V e:HEVにも搭載)は、広範囲をモーター駆動で走りながらも加速中はエンジン回転と速度上昇がリンクし、疑似的なシフトアップをおこなうなどガソリンエンジン車のようにキレのいい爽快なフィーリングが特徴。それが同社の三部社長がプレリュードの紹介で話した「本格的な電動化時代へ“操る喜び”を継承する、Honda不変のスポーツマインドを体現するモデルの先駆け」がさすもののひとつと考えられます。

 一方このモデルは、車体構造はシビックとの関連が深いモデルとなりそうです。北米には「シビッククーペ」というシビックの2ドアクーペモデル(現行世代はまだ登場していない)が存在しますが、その先代(基本骨格は現行世代と同じ)とこのプレリュードを真横から見比べると、シルエットがほぼ同じなのです。

 つまり、北米向けシビッククーペの(まだ登場していない現行世代)と今回お披露目されたプレリュードは、メカニズムだけでなく車体を共用する可能性が高いといえるでしょう。ちなみに、モビリティショーに出展されたプレリュードの開発責任者は現行シビックの開発責任者と同じエンジニアです。

 もし筆者の読み通りにプレリュードがシビッククーペと兄弟関係にあるモデルなら、せっかくなので「シビック タイプR」のユニットを搭載しつつちょっとマイルドな大人の高性能仕様を用意してはいかがでしょうか。

 プレリュードは電動化ユニットが必須というなら、そこに小型モーターを追加したマイルドハイブリッドとしてシビック タイプRとの差別化をするのもいいかもしれません。その際の名前はやっぱり「プレリュード タイプS」でしょうか。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

東北道「浦和ICの大改造」ついに“最後のランプ”建設へ 並行ランプを通行止め 側道利用者は注意!
東北道「浦和ICの大改造」ついに“最後のランプ”建設へ 並行ランプを通行止め 側道利用者は注意!
乗りものニュース
トヨタWRCマニュファクチャラーズ王者に豊田章男会が破顔「苦労して獲ったタイトル」ライバルのヌービル初王者にも祝意
トヨタWRCマニュファクチャラーズ王者に豊田章男会が破顔「苦労して獲ったタイトル」ライバルのヌービル初王者にも祝意
motorsport.com 日本版
波乱だらけのラリージャパン! ニッポンの勝田が意地をみせSS連続ステージ優勝で総合4位につける
波乱だらけのラリージャパン! ニッポンの勝田が意地をみせSS連続ステージ優勝で総合4位につける
WEB CARTOP
最新「サファリ」がスゴイ! 「ハリアー」と兄弟車で登場! 「3列7人乗り」&英国風の“超精悍顔”がカッコイイ! 便利機能モリモリのタタ「最上級SUV」とは?
最新「サファリ」がスゴイ! 「ハリアー」と兄弟車で登場! 「3列7人乗り」&英国風の“超精悍顔”がカッコイイ! 便利機能モリモリのタタ「最上級SUV」とは?
くるまのニュース
1000万円以下で買えるV12搭載ランボルギーニ!…世界に4台しかない「ハラマ 400GTS」のAT仕様の出来は当時どうだった?
1000万円以下で買えるV12搭載ランボルギーニ!…世界に4台しかない「ハラマ 400GTS」のAT仕様の出来は当時どうだった?
Auto Messe Web
【この190SLなんぼ?】走行距離わずか4,753kmでこの値段!なんで?このメルセデス300 SLの弟分190SLは掘り出し物?
【この190SLなんぼ?】走行距離わずか4,753kmでこの値段!なんで?このメルセデス300 SLの弟分190SLは掘り出し物?
AutoBild Japan
ソニー損保、自動車保険満足度調査で2部門1位を獲得…事故対応に高評価
ソニー損保、自動車保険満足度調査で2部門1位を獲得…事故対応に高評価
レスポンス
最後までもつれ込んだメーカー対決はトヨタに軍配! 僅差でヒョンデ逃す。総合優勝エバンス|WRCラリージャパンDAY4午後
最後までもつれ込んだメーカー対決はトヨタに軍配! 僅差でヒョンデ逃す。総合優勝エバンス|WRCラリージャパンDAY4午後
motorsport.com 日本版
スズキ 新型「スポーツクロスオーバー」登場! 斬新デザインの“尖った”スタイリング!? 軽量な車体を活かした軽快な走り! 「Vストローム250SX」何が変わった?
スズキ 新型「スポーツクロスオーバー」登場! 斬新デザインの“尖った”スタイリング!? 軽量な車体を活かした軽快な走り! 「Vストローム250SX」何が変わった?
くるまのニュース
勝田貴元が限界ギリギリの力走。トヨタ勢が猛追も、SS12は安全確保を理由にキャンセル/ラリージャパン デイ3午前
勝田貴元が限界ギリギリの力走。トヨタ勢が猛追も、SS12は安全確保を理由にキャンセル/ラリージャパン デイ3午前
AUTOSPORT web
給油所で「レギュラー“なみなみ”で!」って言ったら店員にバカにされました。私が悪いんですか?怒りの投稿に回答殺到!?「なにそれ」「普通は通じない」の声も…悪いのは結局誰なのか
給油所で「レギュラー“なみなみ”で!」って言ったら店員にバカにされました。私が悪いんですか?怒りの投稿に回答殺到!?「なにそれ」「普通は通じない」の声も…悪いのは結局誰なのか
くるまのニュース
市川團十郎がF1日本GPの公式アンバサダーに! F1文化に“新たな風”を吹き込むことを目指す
市川團十郎がF1日本GPの公式アンバサダーに! F1文化に“新たな風”を吹き込むことを目指す
motorsport.com 日本版
[かわいい]見た目して超[ホット]!! スズキ[アルトラパンSS]今買うのアリ説
[かわいい]見た目して超[ホット]!! スズキ[アルトラパンSS]今買うのアリ説
ベストカーWeb
追突事故を避ける「2秒ルール」ご存知ですか? あおり運転にならず割り込まれもしない、ほどよい安全な車間距離の保ち方をお教えします
追突事故を避ける「2秒ルール」ご存知ですか? あおり運転にならず割り込まれもしない、ほどよい安全な車間距離の保ち方をお教えします
Auto Messe Web
「足が長くて」スタイリッシュな新型SUVが2024年内に正式発表か!?DSオートモービルズの電動化戦略が新たなステージ
「足が長くて」スタイリッシュな新型SUVが2024年内に正式発表か!?DSオートモービルズの電動化戦略が新たなステージ
Webモーターマガジン
都内の“旧式小型バス大活躍”路線ついに廃止へ 「リエッセ」と運命を共に 西武バス
都内の“旧式小型バス大活躍”路線ついに廃止へ 「リエッセ」と運命を共に 西武バス
乗りものニュース
ディーゼルトラックをEVへ改造、国内初の量産予定車が完成 ヤマトモビリティが発表
ディーゼルトラックをEVへ改造、国内初の量産予定車が完成 ヤマトモビリティが発表
レスポンス
FIAがフロア摩耗に関する取り締まりを強化。フェラーリ、メルセデス等に加え、抜け穴を指摘したレッドブルも修正
FIAがフロア摩耗に関する取り締まりを強化。フェラーリ、メルセデス等に加え、抜け穴を指摘したレッドブルも修正
AUTOSPORT web

みんなのコメント

33件
  • ryx********
    デザイナーを変える事をオススメします。
    プレリュードといいベゼルといいアコードといい
    他社に似てる又はパクリと思わせないビジュアルをお願いします。
  • nij********
    パッと見・・どう見てもプリウスのパクりみたいなデザインだな・・。
    オリジナル性がまったく感じません・・・残念。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

168.3249.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

58.0399.0万円

中古車を検索
プレリュードの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

168.3249.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

58.0399.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村