ダイハツが4月28日に公表した海外向け車両の側面衝突試験の認証申請の不正に続いて、その後の車内での点検を行うなかで、5月19日、新たにダイハツロッキーHEV、トヨタライズHEVのポール側面衝突試験の認証手続きに不正があることを公表。その後、5月24日にダイハツは車内試験を実施し、その結果を発表した。その中身はどうだったのか、紹介していこう。
文/ベストカーWeb編集部、写真/ベストカーWeb編集部、トヨタ、ダイハツ
うっかりか? 恣意的な不正か?? 不正発覚のロッキー/ライズ衝突安全試験を改めて自社内試験で「クリア」公表
■国内向けのロッキーHEV、ライズHEVの認証申請の不正を受け集荷・販売停止
ダイハツ独自開発のシリーズハイブリッド、e-スマートハイブリッドを搭載したロッキープレミアムG HEV。28.0kmLという低燃費が特徴
海外向けの車両の側面衝突試験の認証申請で不正行為があったことを発表したのが4月28日。ほんとに海外だけかと疑心暗鬼になっていた人もいたハズだ。
その後、他に不正があったかどうか、社内の点検を行うなかで、5月19日、新たに国内向けのダイハツロッキーHEVと、ダイハツがトヨタにOEM供給しているトヨタライズHEVにもポール側面衝突試験に関する認証手続きに不正が見つかったのだ。やっぱりか……。
これを受け、ダイハツ、トヨタはロッキー、ライズの出荷・販売を同日停止した。対象車種はダイハツロッキーHEVが2万2329台、ライズHEVが5万6111台(5月18日現在)。
このポール側面衝突試験においては、左右の試験を実施する必要があり、運転席側は右側の社内試験データを提出すべきところ、左側のデータを提出してしまったという。
こうなると、ロッキーHEVとライズHEVを購入したユーザーは安全なのか、不安を感じていることだろう。そうした状況を鑑み、ダイハツは5月24日、滋賀テクニカルセンターにおいて自主的に安全性能を確認するための社内試験を実施した。
試験イメージ(出展:国交省)
試験の目的は、「車両が電柱などに横から衝突した際の安全性について確認」。電柱等を模したポールに、時速32kmで車両側面を衝突させ、「乗員の衝撃(傷害値)が法定基準を満たしていること」、「ドアの外れや開放が無いこと」、「衝突後の燃料漏れの量が一定値以下であること」の3つを確認したという。
■ダイハツが行ったポール側突(運転席側)社内試験結果について
●試験日時/場所
5月24日/ダイハツ滋賀テクニカルセンター
●試験概要
目的:車両が電柱などに横から衝突した際の安全性について確認する試験
概要:電柱等を模したポールに、時速32kmで車両側面を衝突させ、以下を確認
1/乗員の衝撃(傷害値)が法定基準を満たしていること
2/ドアの外れや開放が無いこと
3/衝突後の燃料漏れの量が一定値以下であること
以上の通り、法規に定められた安全性に関する基準を満たす結果となった。
今回の試験結果。全項目で法定基準を満たすと記載されている
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